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公開番号2025010136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024160371,2022152634
出願日2024-09-17,2017-09-28
発明の名称投薬装置
出願人デジタル メディカル テクノロジーズ,リミティド ライアビリティ カンパニー(ドゥーイング ビジネス アズ アドヒアテック)
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61J 7/04 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬剤容器は、フレーム、スロットを含むドロワ、1つ以上のセンサの第1のセットおよび1つ以上のセンサの第2のセットのうちの少なくとも1つ、および電子送信機を含むことができる。ドロワ内のスロットは、薬剤を格納するカートリッジを受入れることができる。
【解決手段】第1のセンサセットは、ドロワがフレーム内または外に予め設定された距離を超えて移動したか否かを検出することができる。第2のセンサセットは、カートリッジが対応するスロットから取出されたか否かおよび/またはカートリッジの内容物を検出することができる。電子送信機は、ドロワがフレーム内または外へと予め設定された距離を超えて移動したか否か、およびカートリッジが対応するスロットから取出されたか否かのうちの少なくとも1つを特徴付けるデータを、通信ネットワークを介してサーバーコンピュータに送信することができる。他の薬剤容器およびアラートを生成するためのシステムが記載されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤容器において、
フレームと;
前記フレーム内および外へ摺動するように構成されたドロワと;
薬剤を収納する複数のカートリッジを受入れるように構成された、前記ドロワ内の複数のスロットと;
前記ドロワが予め設定された距離を超えて前記フレーム内へ移動したかまたはその外へ移動したかのうちの少なくとも1つを検出するように構成された1つ以上のセンサの第1のセット、および
前記複数のカートリッジのうちの1つのカートリッジが前記複数のスロットのうちの対応するスロットから取出されたかまたはこの対応するスロットに挿入されたかのうちの少なくとも1つを検出するように構成された1つ以上のセンサの第2のセット、
のうちの少なくとも1つのセットと;
前記ドロワが前記予め設定された距離を超えて前記フレーム内へ移動したかまたはこのフレームの外へ移動したか、および前記カートリッジが前記対応するスロットから取出されたかまたはこのスロットに挿入されたか、のうちの少なくとも1つを特徴付けるデータを、通信ネットワークを介してサーバーコンピュータに送信するように構成された電子送信機と;
を含む薬剤容器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記サーバーコンピュータが、前記データに基づいてアラートおよび勧告のうちの少なくとも1つを生成するように構成されている、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記複数のカートリッジの全てが前記同じ薬剤を含む、請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記フレームが1つ以上のフックを含み、前記1つ以上のフックが、前記フレームを吊るすことまたは前記フレームを別のフレームと噛合可能な形で積重ねることのうちの少なくとも1つを可能にする、請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記複数のフレームが直列である、請求項1に記載の容器。
【請求項6】
前記ドロワに取付けられた磁石をさらに含み、前記1つ以上のセンサは、前記磁石の動きを検出して、前記ドロワが前記予め設定された距離を超えて前記フレームから外に移動したか否かを検出するように構成されている、請求項1に記載の容器。
【請求項7】
前記磁石が希土類材料製である、請求項6に記載の容器。
【請求項8】
1つ以上のセンサの前記第2のセットが前記ドロワの内部に貼付され、1つ以上のセンサの前記第2のセットは、前記カートリッジが前記対応するスロットから取出されたか否かを検出するための1つ以上のタッチセンサおよび1つ以上の静電容量センサである、請求項1に記載の容器。
【請求項9】
1つ以上のセンサの前記第2のセットが前記フレーム内に位置付けされ、1つ以上のセンサの前記第2のセットは、予め設定された距離内の物体を検出するように構成され、1つ以上のセンサの前記第2のセットは、前記カートリッジの存在または不在を検出する、請求項1に記載の容器。
【請求項10】
薬剤容器において、
薬剤を格納する複数のカートリッジを摺動可能な形で受入れるように構成された複数のスロットを含むフレームであって、前記複数のカートリッジが前記フレームの前記複数のスロット内および外へ摺動するように構成されている、フレームと;
前記複数のスロットの各スロットが対応するカートリッジを含んでいるか否かを決定するように構成された1つ以上のセンサと;
前記スロットのうちの1つ以上がカートリッジを含んでいるか否かを特徴付けるデータを、通信ネットワークを介してサーバーコンピュータに送信するように構成された電子送信機と;
を含む薬剤容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本開示は、2016年9月28日出願で「薬剤および薬剤パッケージの遠隔管理のための装置および方法」という名称の米国仮特許出願第62/400,728号;2016年10月13日出願で「使い捨ておよび再利用可能なスマート薬剤パッケージングインサートのための装置および方法」という名称の米国仮特許出願第62/407,656号;および2016年10月28日出願で「スマート薬剤容器の閉鎖検出および活動化のためのシステムおよび方法」という名称の米国仮特許出願第62/414,261号の利益およびこれに対する優先権を主張するものである。上述の特許出願の内容は、その全体が参照により本明細書に組込まれている。
続きを表示(約 3,500 文字)【0002】
本明細書中に記載の主題は、スマート薬剤容器、薬剤容器内部に嵌合すべき1つ以上のカートリッジおよび、薬剤容器を閉鎖するためのスマートキャップのうちの少なくとも1つを含む装置に関する。本開示は同様に、例えば投薬計画に対する患者の順守率の改善または維持および/または患者、介護者および/または他の当事者、例えば薬局などによる薬剤の在庫管理の改善を目的とした、患者、介護者および/または他の当事者(例えば薬局)に対する異なる介入を決定し提供するためのシステムおよびコンピュータ実施関連の方法にも関する。
【背景技術】
【0003】
薬剤は、いくつかの異なるタイプの容器内にパッケージングされる。しかしながら、従来の薬剤容器は、薬剤を安全に保護せず、中に保管された薬剤に対する容易なアクセスを提供しない。その上、従来の薬剤容器は、薬剤が薬剤容器から取出されたか否かまたはいつ取出されたかを検出せず、ましてやそれを正確に行なうことはできない。従来の薬剤容器は、さらに、通信されたデータを用いて患者に対するリマインダおよびアラートを生成することのできる遠隔サーバーコンピュータとの通信を可能にする通信能力を有していない。さらに、従来の薬剤容器は、取出し可能なカスタマイズされたカートリッジを内部に設置することを可能にせず、したがってこのような薬剤容器は使用毎に廃棄される。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、スマート薬剤容器、薬剤容器内部に嵌合すべき1つ以上のカートリッジ、および薬剤容器を閉鎖するためのスマートキャップ、のうちの少なくとも1つを含む装置に関する。スマート薬剤容器は、有利にも、薬剤を安全に保護すること;薬剤容器内の薬剤への容易なアクセスを可能にすること;薬剤が薬剤容器からいつ取出されたかまたは取出された確率が高いかを検出すること;ならびに患者および/またはエンティティまたは施設、例えば薬局に向けたリマインダおよびアラートを生成するために薬剤容器による検出の詳細を使用することのできる遠隔サーバーコンピュータと、通信ネットワークを介しこれらの詳細を通信すること、という目的の1つ以上(例えば全て)を達成することができる。カスタマイズされたカートリッジは、上述のスマート薬剤容器内に(例えば患者または薬局の担当者によって)取出し可能な形で挿入され得る。いくつかの実施形態において、スマート薬剤容器のスマートキャップは、スマート薬剤容器による1つ以上のアクションを活動化するかまたはひき起こすことができ、かつ/または、スマート薬剤容器上にキャップが存在するか否かをシグナリングまたは検出することができる。
【0005】
1つの態様において、薬剤容器が説明される。薬剤容器は、フレーム、ドロワ、ドロワ内の複数のスロット、1つ以上のセンサの第1のセットおよび1つ以上のセンサの第2のセットのうちの少なくとも1つ、および電子送信機を含むことができる。ドロワは、フレーム内および外へと摺動するように構成され得る。ドロワ内の複数のスロットは、薬剤を格納する複数のカートリッジを受入れるように構成され得る。1つ以上のドロワセンサと呼ぶことのできる1つ以上のセンサの第1のセットは、ドロワが予め設定された距離を超えてフレーム内に移動したかまたは外へ移動したかを検出するように構成され得る。1つ以上のカートリッジセンサと呼ぶことのできる1つ以上のセンサの第2のセットは、複数のカートリッジのうちの1つのカートリッジが複数のスロットのうちの対応するスロットから取出されたかまたはこの対応するスロットに挿入されたかを検出するように構成され得る。電子送信機(例えばネットワークインタフェースを含む)は、例えば、ドロワが予め設定された距離を超えてフレーム内に移動したかその外へ移動したか、カートリッジが対応するスロットから取出されたかまたはその中に挿入されたかのうちの少なくとも1つを特徴付けるデータ、および/または1つ以上のセンサによる検出の時点、スロットが空の状態にとどまった時間の長さ、スロットがカートリッジにより占有された状態にとどまった時間の長さ、ドロワが閉鎖状態にとどまった時間の長さおよび/またはドロワが開放状態にとどまった時間の長さなどのこれらの検出に結び付けられるタイミングデータを通信ネットワークを介してサーバーコンピュータに送信するように構成され得る。
【0006】
いくつかの変形形態において、以下のものの1つ以上を個別に、または任意の組合せの形で実施することができる。サーバーコンピュータは、受信したデータに少なくとも部分的に基づいてアラート、リマインダおよび勧告のうちの少なくとも1つを生成するように構成され得る。複数のカートリッジの全てが同じ薬剤を含み得る。フレームは1つ以上のフックを含むことができる。1つ以上のフックは、フレームを吊るすことまたはフレームを別のフレームと噛合可能な形で積重ねることを可能にすることができる。複数のフレームは直列であり得る。各スロットは、対応するカートリッジが取出されたか否かを決定するために1つ以上のセンサを含んでいてよい。
【0007】
薬剤容器はさらに、例えばドロワに、または代替的に、ドロワの一端部に隣接する領域内のフレームに取付けられた磁石をさらに含むことができる。1つ以上のセンサは、磁石の動きを検出して、ドロワが予め設定された距離を超えてフレームから外に移動したか否かを検出するように構成されていることができる。磁石は希土類材料製であり得る。
【0008】
1つ以上のセンサの第2のセットは、例えばドロワの内部または代替的にフレームの内部に貼付され得る。1つ以上のセンサの第2のセットは、カートリッジが対応するスロットから取出されたかおよび/またはこのスロット内に入れられたかを検出するための1つ以上の重量センサ、赤外線センサ、タッチセンサまたは静電容量センサであり得る。1つ以上のセンサの第2のセットは、フレーム内に位置付けされ得る。1つ以上のセンサの第2のセットは、予め設定された距離内の物体を検出するように構成され得、1つ以上のセンサの第2のセットは、カートリッジの存在または不在を検出する。1つ以上のセンサの第2のセットは、代替的にまたは付加的に、1つ以上のカートリッジ内部の内容物の数量(例えば、重量、液量オンス、丸薬の数または他の任意の好適な定量化測定基準またはこのような測定基準の組合せにより標示されるような液体薬剤または丸薬の数量)を検出するように構成され得る。
【0009】
別の態様において、別の薬剤容器が説明される。この薬剤容器は、フレーム、1つ以上のセンサ、および電子送信機を含み得る。フレームは、薬剤を格納する複数のカートリッジを受入れる(摺動可能な形で受入れる)ように構成された複数のスロットを含むことができる。複数のカートリッジはフレームの複数のスロット内および外へ摺動するように構成されている。1つ以上のカートリッジセンサと呼ぶことのできる1つ以上のセンサは、複数のスロットの各スロットが対応するカートリッジを封入、収納、保管、格納するかまたは他の形で含んでいるか否かを決定するように構成され得る。電子送信機(例えばネットワークインタフェースを含む)は、例えばスロットのうちの1つ以上がカートリッジを封入、収納、保管、格納するかまたは他の形で含んでいるか否かを特徴付けるデータ、および/または1つ以上のセンサによる検出の時点、スロットが空の状態にとどまった時間の長さ、および/またはスロットがカートリッジにより占有された状態にとどまった時間の長さなどのこれらの検出に結び付けられるタイミングデータを通信ネットワークを介してサーバーコンピュータに送信するように構成され得る。
【0010】
いくつかの変形形態において、以下のものの1つ以上を実施することができる。複数のスロットは、他の2つのスロットの上方に2つのスロットを有するツーバイツー構成で配設された4つのスロットを含むことができる。1つ以上のセンサは、代替的にまたは付加的に、1つ以上のカートリッジ内部の内容物の数量(例えば、重量、液量オンス、丸薬の数または他の任意の好適な定量化測定基準またはこのような測定基準の組合せにより標示されるような液体薬剤または丸薬の数量)を検出するように構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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