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公開番号2024167095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2024081371
出願日2024-05-19
発明の名称立位姿勢支持具
出願人個人
代理人個人
主分類A61H 3/00 20060101AFI20241122BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】立ち止まった立位姿勢の状態で安定して体を支えることができる形態の立位姿勢支持具を提供する。
【解決手段】支持具本体2と、支持具本体2の一端に設けられるグリップ部3と、を備えた立位姿勢支持具において、前記グリップ部3は、中央部33を隔てて互いに反対側に、一方の手で把持可能な第1の握り部31と、他方の手で把持可能な第2の握り部32とを備え、グリップ部3の第1の握り部31と第2の握り部32を把持した状態で体に接触させ、支持具本体2の下端を体の前方に接地することで、支持具本体2に寄りかかることが可能となっていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
支持具本体と、該支持具本体の一端に設けられるグリップ部と、を備えた立位姿勢支持具において、 前記グリップ部は、中央部を隔てて互いに反対側に、一方の手で把持可能な第1の握り部と、他方の手で把持可能な第2の握り部とを備え、 前記グリップ部の第1の握り部と第2の握り部を把持した状態で体に接触させ、前記支持具本体の下端を体の前方に接地することで、支持具本体に寄りかかることが可能となっていることを特徴とする立位姿勢支持具。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記支持具本体は、2点で接地する2つの脚部を有する構成となっている請求項1に記載の立位姿勢支持具。
【請求項3】
グリップ部の第1の握り部と第2の握り部は、中央部側から端部に向けて下向きに傾斜する構成となっている請求項1または2に記載の立位姿勢支持具。
【請求項4】
前記第1の握り部と第2の握り部の中央部と反対側の端部には、握った手の小指側の側面が当接するストッパ部が設けられている請求項3に記載の立位姿勢支持具。
【請求項5】
前記第1の握り部と第2の握り部の互いに反対側の端部間の長さを肩幅よりも狭い構成となっている請求項1ないし4のいずれかの項に記載の立位姿勢支持具。
【請求項6】
前記支持具本体には、グリップ部とは別に、前記支持部本体の下端を地面から浮かした状態で運搬可能の位置に、持ち手部を備えている請求項1ないし5のいずれかの項に記載の立位姿勢支持具。
【請求項7】
歩行用の杖として利用される請求項1ないし6のいずれかの項に記載の立位姿勢支持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、立ち止まった状態でより掛かることができる立位姿勢支持具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、足腰に痛みや不安がある人が使用する杖として、グリップ部と支柱を備えた軽量のT字杖が知られている。
【0003】
しかし、疲れた時や足腰に急に痛みが出てくる場合がある。ところが、T字杖は、歩行を補助するもので、立ち止まった状態で、使用者を支えるようにはできていない。立ち止まって、杖をたよりに体を支えようとすると、体の側方に位置する杖に寄りかかることになり、体の左右のバランスがくずれ転倒しかねない。
【0004】
また、4点杖等の多脚構造の杖も知られているが、T字杖と同様に、立ち止まった状態で使用者を支えるようにはできていない。 一方、立ち止まった状態で休める杖としては、折り畳み式の椅子がついた杖が知られているが、重量が増大するとともに、いすの部分が嵩張るために、持ち運びが不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-35416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記した従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、立ち止まった立位姿勢の状態で安定して体を支えることができる形態の立位姿勢支持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、支持具本体と、該支持具本体の一端に設けられるグリップ部と、を備えた立位姿勢支持具において、前記グリップ部は、中央部を隔てて互いに反対側に、一方の手で把持可能な第1の握り部と、他方の手で把持可能な第2の握り部とを備え、 前記グリップ部の第1の握り部と第2の握り部を把持した状態で体に接触させ、前記支持具本体の下端を体の前方に接地することで、支持具本体に寄りかかることが可能となっていることを特徴とする。
【0008】
本発明の立位姿勢支持具は、立ち止まった状態で休む場合には、支持具本体を体の前に位置させ、支持具本体の下端を体の少し前方に接地させる。そして、グリップ部の第1の傾斜部を片方の手で握り、第2の傾斜部を他方の手で握った状態で、グリップ部を体の一部、たとえば下腹部にあてがい、グリップ部を介して支持具本体に寄りかかるように前方に体重をかける。 そうすると、両足と支持具本体が三脚構成となり、両足、腰に作用する荷重が支持具本体に分散されて軽減される。
【0009】
また、グリップ部に体重をかけると、手からグリップ部に作用する荷重と、前方に位置する支持具本体の下端に作用する接地面からの反力とが偶力となって、グリップ部を体に密着させる方向のモーメントが作用し、グリップ部が体から離れにくい。一方、グリップ部を握った手に作用する反力は、手だけでなく、腕、肩、体幹に伝達され体全体で支持することができ、手や腕等に大きな負担がかからない。また、筋力が弱い人の場合、あまり強い力を支えることができないので、寄りかかる程度が自然と制限され、安全に使用することができる。
【0010】
さらに、体の重心が前方に移動しても、両足の接地部と支持具本体の接地部を結んだ三角形状で囲まれる範囲に位置することになり、体を安定して支えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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