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公開番号
2025009494
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112535
出願日
2023-07-07
発明の名称
工作機械
出願人
株式会社リンスコネクト
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B23Q
17/00 20060101AFI20250110BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ディスプレイによって、あたかも、扉部に設けられた窓部から加工領域内を視認しているかのような感覚を得つつ、作業時に加工領域内を実際に目視することも可能な工作機械を提供する。
【解決手段】加工領域を外部と隔てるカバー体Aに、前記加工領域を前記カバー体Aの外部から視認するための窓部2を備えた工作機械1であって、前記窓部2は、透光性を有する透明窓と、前記透明窓に着脱可能に構成された画像表示装置を備え、前記画像表示装置は、前記加工領域を撮像するカメラと、透光性を有し、前記カメラによって撮像された撮像画像を表示可能な透過ディスプレイを備え、前記透過ディスプレイは、前記透明窓の前方において重なるように配設され、前記窓部2から前記加工領域を目視可能に構成されたことを特徴とする工作機械1によって、上記目的が達成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加工領域を外部と隔てるカバー体に、前記加工領域を前記カバー体の外部から視認するための窓部を備えた工作機械であって、
前記窓部は、透光性を有する透明窓と、前記透明窓に着脱可能に構成された画像表示装置を備え、
前記画像表示装置は、前記加工領域を撮像するカメラと、透光性を有し、前記カメラによって撮像された撮像画像を表示可能な透過ディスプレイを備え、
前記透過ディスプレイは、前記透明窓の前方において重なるように配設され、前記窓部から前記加工領域を目視可能に構成されたことを特徴とする工作機械。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記画像表示装置は、さらに、前記透過ディスプレイの前面側に配された透光性の前面保護板と、前記透明窓との間に介装され、その内部に、前記透過ディスプレイ及び前記カメラの配置空間が形成された枠部材とを備え、
前記透明窓の前面に前記カメラが固定されたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記カメラが撮像した撮像画像を加工編集して、前記透過ディスプレイに表示可能とする制御装置をさらに備え、
前記制御装置は、作業者から各種操作を受け付ける操作部の操作に応じて、前記透過ディスプレイに表示する前記撮像画像の一部を拡大して表示させることを特徴とする請求項2に記載の工作機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械に関し、特に、加工空間を外部と隔てるカバー体を備えた工作機械に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1に記載のように、略直方体形状のボックス型に形成されたカバー体の内部に、加工領域(加工対象物を加工するための領域を指す。以下同じ。)を備え、このカバー体に、窓部が設けられた工作機械が知られている。この窓部は、ガラス板等の透光性素材により形成されており、カバー体の外部から覗くと加工領域を視認可能となっている。
【0003】
また、特許文献2には、カバー体の内外を連通する扉部に、加工領域を撮像するカメラと、このカメラによって撮像された画像を映し出すディスプレイとを設け、窓部に代えて、このディスプレイに映し出される画像によって、加工領域を視認可能とした工作機械が開示されている。
【0004】
これにより、作業者は、あたかも、扉部に設けられた窓部から加工領域を直接目視しているかのような感覚を得ることができ、また、カメラのズーム機構や上下左右方向への回動機構を利用すれば、加工領域をより広範囲に確認することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-194646号公報
特開2017-159407号公報
【0006】
しかしながら、特許文献2に記載の技術によれば、カメラの故障や汚れの付着等の不具合、あるいは、ディスプレイの電源オフにより、加工領域を視認できなくなるというデメリットが存在する。加えて、作業者が、加工領域を直接目視できないため、例えば、工作機械を手動操作する際に、ワークの位置、大きさや距離感が把握しにくい等の不便な点が存在するものであった。また、段取り作業時に、加工領域を直接目視したいというニーズも存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、このような問題を解決し、窓部のディスプレイによって、あたかも、窓部から加工領域内を目視しているかのような感覚を得ることができるとともに、必要に応じて、加工領域を直接目視することも可能な工作機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、第1の発明は、
加工領域を外部と隔てるカバー体に、前記加工領域を前記カバー体の外部から視認するための窓部を備えた工作機械であって、
前記窓部は、透光性を有する透明窓と、前記透明窓に着脱可能に構成された画像表示装置を備え、
前記画像表示装置は、前記加工領域を撮像するカメラと、透光性を有し、前記カメラによって撮像された撮像画像を表示可能な透過ディスプレイを備え、
前記透過ディスプレイは、前記透明窓の前方において重なるように配設され、前記窓部から前記加工領域を目視可能に構成されたことを特徴とする工作機械を提供する。
【0009】
上記第1の発明によれば、窓部に設けられた画像表示装置が、カメラによって撮像された撮像画像を表示可能な透過ディスプレイを備えるため、透過ディスプレイによって、あたかも、窓部から加工領域内を目認しているかのような感覚を得ることができ、さらに、必要に応じて、加工領域を直接目視することも可能となる。また、画像表示装置は、透明窓に着脱可能に構成されたため、メンテナンス、交換が容易となっている。
【0010】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、
前記画像表示装置は、さらに、前記透過ディスプレイの前面側に配された透光性の前面保護板と、前記透明窓との間に介装され、その内部に、前記透過ディスプレイ及び前記カメラの配置空間が形成された枠部材とを備え、
前記透明窓の前面に前記カメラが固定されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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