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公開番号
2025009354
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112303
出願日
2023-07-07
発明の名称
データ保存システム、データ保存方法、およびデータ保存プログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G05B
19/05 20060101AFI20250110BHJP(制御;調整)
要約
【課題】変数データおよび画像データを散逸なく、確実に保存する。
【解決手段】制御装置100は、変数データを収集する収集部と、保存トリガが発生した場合に、保存対象の変数データを変数データから抽出する第1抽出部と、保存対象の変数データをNAS500に送信する送信部とを備える。カメラ400は、監視対象エリアを撮影した画像データをNAS500に送信する。NAS500は、保存トリガが発生した場合に、保存対象の画像データを画像データから抽出する第2抽出部と、保存対象の変数データと保存対象の画像データとを時刻情報で関連付けて記憶する記憶部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
データ保存システムであって、
制御装置と、
監視対象エリアを撮影するカメラと、
ネットワークストレージとを備え、
前記制御装置は、
前記制御装置が管理する1以上の変数の変数データを収集する収集部と、
保存トリガが発生した場合に、前記保存トリガの発生時刻に基づいて決定される保存対象の期間における保存対象の変数データを前記変数データから抽出する第1抽出部と、
前記保存対象の変数データを前記ネットワークストレージに送信する送信部とを備え、
前記カメラは、前記監視対象エリアを撮影した画像データを前記ネットワークストレージに送信し、
前記ネットワークストレージは、
前記保存トリガが発生した場合に、前記保存対象の期間における保存対象の画像データを前記画像データから抽出する第2抽出部と、
前記保存対象の変数データと前記保存対象の画像データとを時刻情報で関連付けて記憶する記憶部とを備える、データ保存システム。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記制御装置と前記カメラとの時刻合わせを行う調整部をさらに備える、請求項1に記載のデータ保存システム。
【請求項3】
前記調整部は、時刻合わせコマンドを前記カメラに送信し、
前記カメラは、前記時刻合わせコマンドを受信した場合に、レスポンスコマンドを前記制御装置に送信し、
前記調整部は、
前記レスポンスコマンドを受信した場合に、前記時刻合わせコマンドの送信時刻と前記レスポンスコマンドの受信時刻とに基づいて前記カメラに送信する補正時刻を算出し、
前記補正時刻を前記カメラに送信する、請求項2に記載のデータ保存システム。
【請求項4】
前記調整部は、
前記レスポンスコマンドを受信した場合に、前記時刻合わせコマンドの送信時刻と前記レスポンスコマンドの受信時刻とに基づいて前記制御装置と前記カメラとの間の通信遅延時間を算出し、
前記通信遅延時間に基づいて前記補正時刻を算出する、請求項3に記載のデータ保存システム。
【請求項5】
1以上のコンピュータによって実行されるデータ保存方法であって、
制御装置が管理する1以上の変数の変数データを収集することと、
保存トリガが発生した場合に、前記保存トリガの発生時刻に基づいて決定される保存対象の期間における保存対象の変数データを前記変数データから抽出することと、
前記保存対象の変数データをネットワークストレージに送信することと、
監視対象エリアを撮影した画像データを前記ネットワークストレージに送信することと、
前記保存トリガが発生した場合に、前記保存対象の期間における保存対象の画像データを前記画像データから抽出することと、
前記保存対象の変数データと前記保存対象の画像データとを時刻情報で関連付けて記憶することとを備える、データ保存方法。
【請求項6】
請求項5に記載のデータ保存方法を1以上のコンピュータに実行させる、データ保存プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、データ保存システム、データ保存方法、およびデータ保存プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
製造現場等で使用される機器を制御する制御装置(例えば、PLC(Programmable Logic Controller)、産業用PC(Personal Computer)等)に関連する技術が提案されている。
【0003】
例えば、特開2019-128702号公報(特許文献1)は、PLCが生産設備を制御する際に取得したデータ(デバイス値)を高速かつリアルタイムに外部サーバ(例えば、FTP(File Transfer Protocol)サーバ、NAS(Network Attached Storage)、パーソナルコンピュータ)に転送するための方法を開示している。
【0004】
特開2020-13526号公報(特許文献2)および特開2021-36479号公報(特許文献3)は、PLCが生産設備を制御する際に取得したデータ(デバイス値)と、カメラが撮影した画像データとを、時刻情報で関連付けてメモリカードに保存することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-128702号公報
特開2020-13526号公報
特開2021-36479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
機器が設置されている現場(例えば、製造現場)の状況を監視するためには、当該機器を制御する制御装置が管理する1以上の変数の変数データと、当該現場の状況を撮影した画像データとの両方を長時間記録する必要がある。しかしながら、特許文献1には、現場の状況を撮影した画像データを保存することについて、開示されていない。現場の状況を撮影した画像データがデバイス値(変数データ)が保存されている外部サーバ以外に保存されている場合には、変数データと画像データとが散逸しているため、ユーザは両者を関連付けて参照することが難しい。また、特許文献2または3では、デバイス値と画像データとがメモリカードに保存されるが、一般的にメモリカードの容量は小さい。変数データと画像データとは、いずれも大容量のデータである。例えば、1週間分の変数データは1TBを超え、1週間分の動画データは151GBを超える。そのため、特許文献2または3に開示される方法では、現場の状況を監視できるだけの変数データおよび画像データを保存できない場合がある。
【0007】
本開示は、変数データおよび画像データを散逸なく、確実に保存することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のある局面に従うデータ保存システムは、制御装置と、監視対象エリアを撮影するカメラと、ネットワークストレージとを備える。制御装置は、制御装置が管理する1以上の変数の変数データを収集する収集部と、保存トリガが発生した場合に、保存トリガの発生時刻に基づいて決定される保存対象の期間における保存対象の変数データを変数データから抽出する第1抽出部と、保存対象の変数データをネットワークストレージに送信する送信部とを備える。カメラは、監視対象エリアを撮影した画像データをネットワークストレージに送信する。ネットワークストレージは、保存トリガが発生した場合に、保存対象の期間における保存対象の画像データを画像データから抽出する第2抽出部と、保存対象の変数データと保存対象の画像データとを時刻情報で関連付けて記憶する記憶部とを備える。
【0009】
この構成によれば、変数データおよび画像データを散逸なく、確実に保存することができる。
【0010】
上述の開示において、好ましくは、制御装置は、制御装置とカメラとの時刻合わせを行う調整部をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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