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公開番号2025009246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112111
出願日2023-07-07
発明の名称カートリッジおよび液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250110BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】装置の大型化を抑制することができるカートリッジおよび液体吐出装置を提供する。
【解決手段】カートリッジにおいて、吐出口列における吐出口の配列方向に複数の収容室を直線的に配置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1液体を吐出する複数の吐出口が第1方向に配列された第1吐出口列と、前記第1吐出口列に対して前記第1方向と交差する第2方向に配され、第2液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列された第2吐出口列と、を有した記録素子基板と、
前記第1液体を収容する第1収容室と、
前記第2液体を収容する第2収容室と、
前記第1収容室の前記第1液体を前記第1吐出口列へ供給可能な第1流路と、
前記第2収容室の前記第2液体を前記第2吐出口列へ供給可能な第2流路と、
を備えたカートリッジであって、
前記第1収容室と前記第2収容室との前記第2方向における幅は等しく、
前記第1収容室と、前記第2収容室とが、前記第1方向に沿って配列されることを特徴とするカートリッジ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
液体を収容した前記第1収容室の重心と、液体を収容した前記第2収容室の重心とは、前記第2方向において、前記第1吐出口列の延長線と、前記第2吐出口列の延長線との間にあることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記第1液体及び前記第2液体を前記記録素子基板から吐出させながら、前記第2方向に移動することを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記記録素子基板は、前記第1吐出口列と前記第2吐出口列との間に、第3液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列された第3吐出口列を更に有し、
前記第3液体を収容する第3収容室と、
前記第3収容室の前記第3液体を前記第3吐出口列へ供給可能な第3流路と、
を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記第1収容室と前記第2収容室と前記第3収容室との前記第2方向における幅は等しく、
前記第1収容室と、前記第2収容室と、前記第3収容室とが、前記第1方向に沿って配列されることを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
【請求項6】
液体を収容した前記第3収容室の重心は、前記第3吐出口列における鉛直線上にあることを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記第1流路および前記第2流路は、前記カートリッジの使用時の姿勢において、気泡を貯留することが可能な少なくとも1つの貯留部を備えることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記カートリッジの使用時の姿勢において、前記貯留部は、鉛直方向における上方ほど空間が広がる形状を備えていることを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記第1流路および前記第2流路は、前記カートリッジの使用時の姿勢において、液体を水平方向に移動させる水平部を備えることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記第1収容室と前記第2収容室と前記第3収容室とは、内部に液体を保持するための繊維体または多孔質体で形成された吸収体を備えることを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に用いられ、液体を収容するカートリッジおよび液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来のインクカートリッジとして、特許文献1のような構成が知られている。特許文献1のインクカートリッジは、インクを収容するためのケースとインクを吐出するための記録素子基板とを備えている。ケースの内部は互いに隣接する3つの領域に区画され、各区画には異なるインクを保持するための吸収体が収納されている。吸収体に保持されたインクは、フィルタおよびインク流路を通って、ケースの下方に設けられた記録素子基板に供給される。記録素子基板には、複数の吐出口が列を成した吐出口列が、インクカートリッジの走査方向と交差する方向に設けられており、インク色に対応した複数の吐出口列が、走査方向に配列されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-260199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のケースの内部に収納された吸収体は、互いに隣接する3つの領域に配置されており、走査方向に複数の吸収体が配列した構成となっている。このような構成の場合、走査方向におけるケースの幅が広くなり、装置のサイズが大型化する懸念がある。
【0005】
よって本発明は、装置の大型化を抑制することができるカートリッジおよび液体吐出装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため本発明のカートリッジは、第1液体を吐出する複数の吐出口が第1方向に配列された第1吐出口列と、前記第1吐出口列に対して前記第1方向と交差する第2方向に配され、第2液体を吐出する複数の吐出口が前記第1方向に配列された第2吐出口列と、を有した記録素子基板と、前記第1液体を収容する第1収容室と、前記第2液体を収容する第2収容室と、前記第1収容室の前記第1液体を前記第1吐出口列へ供給可能な第1流路と、前記第2収容室の前記第2液体を前記第2吐出口列へ供給可能な第2流路と、を備えたカートリッジであって、前記第1収容室と前記第2収容室との前記第2方向における幅は等しく、前記第1収容室と、前記第2収容室とが、前記第1方向に沿って配列されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装置の大型化を抑制することができるカートリッジおよび液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インクジェット記録装置を示した模式図である。
カートリッジを示す外観斜視図である。
カートリッジの分解斜視図である。
流路となる空間を抜き出してモデル化して示した斜視図である。
流路となる空間を抜き出してモデル化して示した斜視図である。
流路となる空間を抜き出してモデル化して示した斜視図である。
流路となる空間を抜き出してモデル化して示した斜視図である。
流路となる空間を抜き出してモデル化して示した斜視図である。
ケースを示した上面図である。
フィルタが溶着されたケース示した上面図である。
吸収体が挿入されたケース示した上面図である。
流路の空間を抜き出したモデルを示した上面図である。
従来のカートリッジを示す図である。
従来の流路の空間を抜き出したモデルを示した上面図である。
従来の流路の空間を抜き出したモデルと吸収体とを示した図である。
流路の空間を抜き出したモデルの一部と吸収体とを示した上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態を適用可能なインクジェット記録装置(以下、液体吐出装置ともいう)102を示した模式図である。図中、X方向はキャリッジの走査方向、Y方向は記録媒体の搬送方向、Z方向は鉛直上方向を示す。なお、カートリッジ単体を説明するための以下の図においても、カートリッジを記録装置に装着した場合に基づいて、本図と同じXYZ軸を示している。液体吐出装置102は、キャリッジ101にカートリッジ100を搭載可能に構成されており、キャリッジ101に搭載されたカートリッジ100が、記録媒体103に対して相対移動しながら液体(以下、インクともいう)を吐出することで記録を行う。つまり、液体吐出装置102は、シリアル型の記録装置である。吐出においては、キャリッジ101がX方向に往復移動しながらカートリッジ100から液体を吐出する。カートリッジ100からの液体の吐出に合わせて、記録媒体103をキャリッジ101の往復移動する方向と直交する方向(Y方向)に所定量ずつ搬送することで、記録媒体103上に画像を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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