TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025008840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111391
出願日
2023-07-06
発明の名称
撮像装置、撮像装置の制御方法およびコンピュータプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/695 20230101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 撮像部を回転駆動させる駆動部に対して、横撮りと縦撮りのそれぞれに適した駆動制御を行うことができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置は、設置状態を変更することによって横撮りおよび縦撮りが可能であり、撮像手段と、第1回転軸を中心として前記撮像手段を回転させる第1駆動手段と、第2回転軸を中心として撮像手段を回転させる第2駆動手段と、第1駆動手段と第2駆動手段を制御する駆動制御手段と、撮像装置が横撮りするように設置されているか、または、前記縦撮りするように設置されているかを判定する判定手段と、判定手段の判定結果に基づいて、第1駆動手段および第2駆動手段の駆動速度、駆動加減速度、および、駆動電流の少なくとも一つを決定する決定手段と、を有し、駆動制御手段は、前記決定手段により決定された決定結果に基づいて、前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
設置状態を変更することによって横撮りおよび縦撮りが可能な撮像装置であって、
撮像手段と、
第1回転軸を中心として前記撮像手段を回転させる第1駆動手段と、
前記第1回転軸に対して略直交する軸である第2回転軸を中心として前記撮像手段を回転させる第2駆動手段と、
前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御する駆動制御手段と、
撮像装置が前記横撮りするように設置されているか、または、前記縦撮りするように設置されているかを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段の駆動速度、駆動加減速度、および、駆動電流の少なくとも一つを決定する決定手段と、を有し、
前記駆動制御手段は、前記決定手段により決定された決定結果に基づいて、前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御することを特徴とする、撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記決定手段は、前記判定手段が前記横撮りするように設置されていると判定した場合、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段の駆動速度を第1の駆動速度に決定し、
前記決定手段は、前記判定手段が前記縦撮りするように設置されていると判定した場合、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段の駆動速度を、前記第1の駆動速度とは異なる第2の駆動速度に決定することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の駆動速度は、第2の駆動速度より速いことを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記決定手段は、前記判定手段が前記横撮りするように設置されていると判定した場合、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段の駆動加減速度を第1の駆動加減速度に決定し、
前記決定手段は、前記判定手段が前記縦撮りするように設置されていると判定した場合、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段の駆動加減速度を、前記第1の駆動加減速度とは異なる第2の駆動加減速度に決定することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の駆動加減速度は、第2の駆動加減速度より遅いことを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記決定手段は、前記判定手段が前記横撮りするように設置されていると判定した場合、前記第1駆動手段の駆動電流を第1の駆動電流に決定し、前記第2駆動手段の駆動電流を前記第1の駆動電流とは異なる第2の駆動電流に決定し、
前記決定手段は、前記判定手段が前記縦撮りするように設置されていると判定した場合、前記第1駆動手段の駆動電流を前記第2の駆動電流に決定し、前記第2駆動手段の駆動電流を前記第1の駆動電流に決定することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第2の駆動電流は、第1の駆動電流より大きいことを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第1回転軸は、前記横撮りの状態において、パン回転の中心となるパン回転軸であり、前記縦撮りの状態において、チルト回転の中心となるチルト回転軸であり、
前記第2回転軸は、前記横撮りの状態において、チルト回転の中心となるチルト回転軸であり、前記縦撮りの状態において、パン回転の中心となるパン回転軸であることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記横撮りは、前記撮像装置が水平面に設置された状態での撮影であり、
前記縦撮りは、前記撮像装置が前記水平面と略垂直な垂直面に設置された状態での撮影であることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記横撮りは、撮像素子が横長になるように配置された状態での撮影であり、
前記縦撮りは、前記撮像素子が縦長になるように配置された状態での撮影であることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は横撮りと縦撮りに対応した撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンの普及に伴い、縦長動画の需要が増えており、撮像装置にも縦撮り(縦長動画を撮影する)の対応が求められている。縦長動画を作成する一つの方法として、横撮り(横長動画を撮影する)をする撮像装置において、縦長の画像をクロップして縦長動画を作成するという方法がある。しかし、この方法では、クロップ時に画素数が減るというデメリットがある。縦撮りをする別の方法としては、地面やテーブルなどの水平面に据え置き状態で横撮りをする撮像装置の向きを、90°回転させることで縦撮りに対応する方法がある。この方法は、クロップの必要がないため画素数が減ることはない。よって、今後は、この方法で縦撮りに対応することが増えると考えられる。また、縦撮りの場合と横撮りの場合、言い換えると、撮像装置の姿勢が異なる場合において、それぞれの姿勢に適した駆動制御を行う必要がある。
【0003】
特許文献1では、撮像装置の姿勢情報と駆動系に要する電力情報に基づいて、駆動系の移動速度を決定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-67604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、撮像装置の姿勢情報に基づく駆動制御を開示しているが、横撮りと縦撮りのそれぞれに対応した駆動制御を想定したものではない。そのため、特許文献1の技術では、例えば、撮像装置の姿勢を横撮りするための状態から縦撮りするための状態に変更した場合、撮像装置の撮像部を回転駆動させる駆動部に対して適切な駆動制御ができないおそれがある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、撮像部を回転駆動させる駆動部に対して、横撮りと縦撮りのそれぞれに適した駆動制御を行うことができる撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明における撮像装置は、設置状態を変更することによって横撮りおよび縦撮りが可能な撮像装置であって、撮像手段と、第1回転軸を中心として前記撮像手段を回転させる第1駆動手段と、前記第1回転軸に対して略直交する軸である第2回転軸を中心として前記撮像手段を回転させる第2駆動手段と、前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御する駆動制御手段と、撮像装置が前記横撮りするように設置されているか、または、前記縦撮りするように設置されているかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段の駆動速度、駆動加減速度、および、駆動電流の少なくとも一つを決定する決定手段と、を有し、前記駆動制御手段は、前記決定手段により決定された決定結果に基づいて、前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像部を回転駆動させる駆動部に対して、横撮りと縦撮りのそれぞれに適した駆動制御を行うことができる撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る撮像装置の斜視図である。
(a)は横撮り姿勢とその状態における撮像画像の一例を表す図である。(b)は縦撮り姿勢とその状態における撮像画像の一例を表す図である。
(a)は本実施形態の実施形態1に係る撮像システムのハードウェア構成の機能ブロック図である。(b)は実施形態1に係る撮像装置のソフトウェア構成の機能ブロック構成図である
本実施形態の実施形態1に係る撮像装置の駆動制御決定処理のフローチャートである。
本発明の実施形態2に係る撮像装置の駆動制御決定処理のフローチャートである。
本発明の実施形態3に係る撮像システムのハードウェア構成の機能ブロック図である。
本発明の実施形態3に係る撮像装置の駆動制御決定処理のフローチャートである。
本発明の実施形態4に係る撮像装置の駆動制御決定処理のフローチャートである。
本発明の実施形態5に係る撮像装置の駆動制御決定処理のフローチャートである。
本発明の実施形態における駆動部の駆動情報に関する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明に直接関係のない部品については割愛し、不図示とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
環境音制御方法
1か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
押しボタン式側圧調整器
2か月前
個人
ヘッドホンカバー
12日前
BoCo株式会社
聴音装置
27日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
27日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
2か月前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
5日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
リオン株式会社
聴取装置
4日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
13日前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
1か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
2か月前
株式会社クボタ
作業車両
2か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
4日前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
2か月前
株式会社アーク
情報処理システム
13日前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
7日前
リオン株式会社
マイクロホン
2か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
4日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
1か月前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
13日前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
2か月前
株式会社ミチヒロ
SoTモジュール
1か月前
株式会社日立国際電気
試験システム
14日前
株式会社フューチャーコネクト
サーバー装置
2か月前
デュプロ精工株式会社
シート撮影装置
2か月前
Rita合同会社
第1装置、システム
6日前
シャープ株式会社
転倒防止器具
1か月前
シャープ株式会社
転倒防止器具
1か月前
続きを見る
他の特許を見る