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公開番号
2025008693
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111073
出願日
2023-07-05
発明の名称
眼科撮影装置
出願人
株式会社ニデック
代理人
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】検査効率が向上しやすい眼科撮影装置を提供すること。
【解決手段】 眼科撮影装置は、予め設定された検査パターンと対応する複数の検査選択ボタンを選択画面に表示させ、いずれかの検査選択ボタンに対する選択操作を受け付けてから、第2画面に表示を遷移させ、第2画面の表示を経由した後に検査を実行する、制御手段と、を備える。検査選択ボタンには、スキャンパターンの種類を示す識別情報が配置されると共に、少なくともいずれかの検査選択ボタンは、2つ以上のスキャンパターンと対応する2種類以上の識別情報が配置されており、制御手段は、2種類以上の識別情報が配置された検査選択ボタンが選択されて検査が開始された場合には、その2種類以上の識別情報と対応する各々のスキャンパターンで被検眼を走査して各々のスキャンパターンに対応する被検眼のOCTデータを順次取得する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼の組織上を複数のスキャンパターンで走査可能なOCT光学系の全部または一部を含む撮影部と、
検者による操作入力を受け付けるユーザーインターフェースと、
予め設定された検査パターンと対応する複数の検査選択ボタンを、選択画面に表示させ、前記選択画面においていずれかの前記検査選択ボタンに対する選択操作を受け付け、更に、前記選択操作を受け付けてから、観察画像が表示されると共に装置状態を調整するための第2画面に表示を遷移させ、前記第2画面の表示を経由した後に検査を実行する、制御手段と、を備え、
前記検査選択ボタンには、前記スキャンパターンの種類を示す識別情報が配置されると共に、少なくともいずれかの前記検査選択ボタンは、2つ以上のスキャンパターンと対応する2種類以上の前記識別情報が配置されており、
前記制御手段は、2種類以上の前記識別情報が配置された前記検査選択ボタンが選択されて検査が開始された場合には、その2種類以上の前記識別情報と対応する各々のスキャンパターンで被検眼を走査して各々のスキャンパターンに対応する被検眼のOCTデータを順次取得する、眼科撮影装置。
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【請求項2】
前記識別情報が図記号である、請求項1記載の眼科撮影装置。
【請求項3】
前記撮影部を少なくとも含む装置本体を有し、
前記ユーザーインターフェースは前記装置本体に取り付けられたタッチパネルディスプレイであって、前記選択画面が表示される表示部を兼用する請求項1又は2記載の眼科撮影装置。
【請求項4】
前記選択画面において2種類以上の前記識別情報が配置された前記検査選択ボタンに対する選択操作を受け付けた場合は、
前記選択画面から画面が遷移した後に、各々の前記識別情報と対応するスキャンパターンに基づく2つ以上の撮影動作を、途中で前記選択画面を表示させることなく順次実行する、請求項1~3のいずれかに記載の眼科撮影装置。
【請求項5】
外部との通信手段を更に有し、
前記通信手段を介して、前記検査選択ボタンのいずれかと対応する検査オーダーを取得した場合、前記選択画面では、前記選択操作に関わらず前記検査オーダーと対応する前記検査選択ボタンが選択される、請求項1~4のいずれかに記載の眼科撮影装置。
【請求項6】
前記選択操作に基づいて前記選択画面から画面が遷移した後、撮影動作の進捗状況が前記識別情報を用いて表示される、請求項1~5のいずれかに記載の眼科撮影装置。
【請求項7】
2種類以上のスキャンパターンに対応する被検眼のOCTデータをそれぞれ取得した後に、それぞれのスキャンパターンに対応して生成される複数のレポートを一覧表示すると共に、出力するレポートの選択操作を受け付けるレポート出力画面において、それぞれのレポートの周囲に、それぞれのレポートと対応する識別情報が配置される、請求項1~6のいずれかに記載の眼科撮影装置。
【請求項8】
前記選択画面とは異なる設定画面において、それぞれの検査選択ボタンに対応する前記スキャンパターンの割り当てを、操作入力に基づいて設定および変更可能であり、
前記選択画面では、それぞれの検査選択ボタンに対する前記スキャンパターンの割り当てに応じて、それぞれの検査選択ボタンに前記識別情報が配置される請求項1~7のいずれかに記載の眼科撮影装置。
【請求項9】
前記設定画面では、それぞれの前記スキャンパターンを示すために前記識別情報が表示される、請求項8記載の眼科撮影装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、眼科撮影装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、眼科撮影装置として、光干渉断層計(Optical Coherence Tomography:OCT)、眼底カメラ、および、SLO等が、医療機関および検査施設(以下、まとめて「施設等」という)において広く利用されている。
【0003】
OCTでは、OCT光学系を制御して被検眼の取得位置に対して測定光をスキャンすることによって、OCT画像として被検眼の断層画像が取得される。OCTでは、ラインスキャン、クロススキャン、マルチスキャン、ラジアルスキャン、ラスタースキャン、等の多様なスキャンパターンの中から、いずれかが、検査の度に選択される。検者がスキャンパターンを選択するために、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が利用される。
【0004】
例えば、特許文献1において、スキャンパターンを選択する際には、図21に示す画面500上のUI要素が操作される。図21に示した画面500には、スキャンパターンを選択するためのUI要素であるリスト510が、観察画像(前眼部観察画像520)、眼底正面画像530、および、OCT画像540と同時に表示されている。図21に示した画面500において、前眼部観察画像520は、手動または自動でのアライメント調整に利用される。また、画面500には、スキャンパラメータ設定用のUI要素550、光学系の手動調整用のUI要素560、自動調整用のオプティマイズボタン570、および、キャプチャーボタン580等が配置されている。つまり、スキャンパターンの選択からキャプチャーの開始までに必要とされる種々の操作を入力するためのUI要素が、同一の画面上に配置されている。
【0005】
リスト510には、複数のスキャンパターンがリストアップされている。リスト510上における所望のスキャンパターンのテキスト510aが操作に基づいて選択されることで、いずれか1つのスキャンパターンが択一的に選択される。眼底正面画像530上には、選択されたスキャンパターンに応じたスキャンライン535が表示される。眼底正面画像530およびスキャンライン535によって、スキャンパターンと、走査位置とを確認することができる。OCT画像540は、スキャンライン535が示す走査位置においてリアルタイムに取得され、表示される。図21ではクロススキャンのスキャンパターンを構成する2つのOCT画像が並んで表示されている。スキャンライン535は、操作に応じて眼底正面画像530上で移動させることができ、これにより、走査位置が変更される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-90748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記先行技術の画面構成では、OCTの検査に不慣れな検者は、1つの画面中の構成が複雑であるために扱いが難しかった。また、医療機関および検査施設(以下、まとめて「施設等」という)の中には、いくつかの検査パターン(1つ以上のスキャンパターンの組み合わせ)だけを使用して、大半の被検者に対する検査を行う施設等も多い。そのような施設においては、予め定められたいくつかの検査パターンによる検査を、より単純な手順を用いて効率的に実施できることが望まれる。
【0008】
本開示は、従来技術の問題点の少なくともいずれかに基づいてなされたものであり、検査効率が向上しやすい眼科撮影装置を提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1態様に係る眼科撮影装置は、被検眼の組織上を複数のスキャンパターンで走査可能なOCT光学系の全部または一部を含む撮影部と、検者による操作入力を受け付けるユーザーインターフェースと、予め設定された検査パターンと対応する複数の検査選択ボタンを、選択画面に表示させ、前記選択画面においていずれかの前記検査選択ボタンに対する選択操作を受け付け、更に、前記選択操作を受け付けてから、観察画像が表示されると共に装置状態を調整するための第2画面に表示を遷移させ、前記第2画面の表示を経由した後に検査を実行する、制御手段と、を備え、前記検査選択ボタンには、前記スキャンパターンの種類を示す識別情報が配置されると共に、少なくともいずれかの前記検査選択ボタンは、2つ以上のスキャンパターンと対応する2種類以上の前記識別情報が配置されており、前記制御手段は、2種類以上の前記識別情報が配置された前記検査選択ボタンが選択されて検査が開始された場合には、その2種類以上の前記識別情報と対応する各々のスキャンパターンで被検眼を走査して各々のスキャンパターンに対応する被検眼のOCTデータを順次取得する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例における眼科撮影装置の概略構成を示した図である。
実施例における装置の光学系の概要を示した図である。
実施例における装置の動作の流れを示したフローチャートである。
実施例における選択画面であり、OCT/FCモードにおける表示例である。
実施例における選択画面であり、前眼部OCTモードにおける表示例である。
実施例における選択画面であり、前眼部OCTモードにおける表示例である。
実施例におけるアライメント画面であり、観察画像として顔画像が表示されている。
被検眼の検出に成功した場合における顔画像の表示例である。
被検眼の検出に失敗した場合における顔画像の表示例である。
顔画像上の領域と、撮影部の可動範囲と、の関係を示した図である。
実施例におけるアライメント画面であり、観察画像として前眼部画像が表示されている。
実施例における観察画面であり、スキャンパターンとして黄斑マルチが選択されている。
図11に対応する確認画面である。
実施例における観察画面であり、スキャンパターンとして黄斑マップが選択されている。
図13に対応する確認画面である。
実施例における観察画面であり、FC撮影が選択されている。
図15に対応する確認画面である。
実施例におけるレポート出力画面である。
実施例における設定画面である。
実施例における設定画面である。
変形例における確認画面であり、スキャンパターンとして黄斑および乳頭を含む広域マップ(網膜マップ)が選択されている。
従来技術における画面構成を示している。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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