TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025008509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110739
出願日2023-07-05
発明の名称認証コード生成装置、認証コード生成方法及び認証コード生成プログラム
出願人KDDI株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 9/32 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】メッセージの改ざんがより困難な認証コード生成装置、認証コード生成方法及び認証コード生成プログラムを提供すること。
【解決手段】認証コード生成装置1は、他の機器との間で複数のメッセージを順次送受信する場合に、送受信済みのメッセージに関するデータを保存する保存部111と、他の機器と新たなメッセージを送受信する際に、保存されている送受信済みのメッセージに関するデータを抽出する抽出部112と、新たなメッセージ、及び抽出された送受信済みのメッセージに関するデータを連結したデータ列を入力として、所定の演算により、新たなメッセージに対して付与するためのメッセージ認証コードを算出する演算部113と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
他の機器との間で複数のメッセージを順次送受信する場合に、送受信済みのメッセージに関するデータを保存する保存部と、
前記他の機器と新たなメッセージを送受信する際に、保存されている前記送受信済みのメッセージに関するデータを抽出する抽出部と、
前記新たなメッセージ、及び抽出された前記送受信済みのメッセージに関するデータを連結したデータ列を入力として、所定の演算により、前記新たなメッセージに対して付与するためのメッセージ認証コードを算出する演算部と、を備える認証コード生成装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記送受信済みのメッセージに関するデータは、当該メッセージ自体である請求項1に記載の認証コード生成装置。
【請求項3】
前記送受信済みのメッセージに関するデータは、当該メッセージに付与された前記メッセージ認証コードである請求項1に記載の認証コード生成装置。
【請求項4】
前記抽出部は、保存されている前記送受信済みのメッセージに関するデータのうち、最新のものから所定数を超えない最大数を抽出する請求項1から請求項3のいずれかに記載の認証コード生成装置。
【請求項5】
他の機器との間で複数のメッセージを順次送受信する場合に、送受信済みのメッセージに関するデータを保存する保存ステップと、
前記他の機器と新たなメッセージを送受信する際に、保存されている前記送受信済みのメッセージに関するデータを抽出する抽出ステップと、
前記新たなメッセージ、及び抽出された前記送受信済みのメッセージに関するデータを連結したデータ列を入力として、所定の演算により、前記新たなメッセージに対して付与するためのメッセージ認証コードを算出する演算ステップと、をコンピュータが実行する認証コード生成方法。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれかに記載の認証コード生成装置としてコンピュータを機能させるための認証コード生成プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メッセージ認証コードを生成するための技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、送信者と受信者とで鍵が共有されている場合、送受信されるメッセージの改ざんを検知してメッセージの完全性を認証する技術として、Message Authentication Code(MAC)が利用されている。
MACは、入力として共通鍵と認証すべきメッセージとを受け取り、所定の演算を実行することにより生成される。送信者がこのMACをメッセージに付加し、共通鍵を持つ受信者が同様に生成したMACと照合することによりメッセージの改ざんを検知できる。
例えば、非特許文献1では、鍵付きハッシュ関数を用いた生成アルゴリズムが提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Dang, Q. (2008), The Keyed-Hash Message Authentication Code (HMAC), Federal Information Processing Standards Publication 198-1, National Institute of Standards and Technology.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、MACの安全性は、MACのデータ長にも依存するため、求められる安全性のレベルに応じて適切な長さを決定する必要がある。しかしながら、プロトコルの制約等によって、十分な長さのMACを確保できない場合、安全なMAC生成手法を利用した場合でも、現実的な計算量でメッセージの改ざんが可能となる場合があった。
【0005】
本発明は、メッセージの改ざんがより困難な認証コード生成装置、認証コード生成方法及び認証コード生成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る認証コード生成装置は、他の機器との間で複数のメッセージを順次送受信する場合に、送受信済みのメッセージに関するデータを保存する保存部と、前記他の機器と新たなメッセージを送受信する際に、保存されている前記送受信済みのメッセージに関するデータを抽出する抽出部と、前記新たなメッセージ、及び抽出された前記送受信済みのメッセージに関するデータを連結したデータ列を入力として、所定の演算により、前記新たなメッセージに対して付与するためのメッセージ認証コードを算出する演算部と、を備える。
【0007】
前記送受信済みのメッセージに関するデータは、当該メッセージ自体であってもよい。
【0008】
前記送受信済みのメッセージに関するデータは、当該メッセージに付与された前記メッセージ認証コードであってもよい。
【0009】
前記抽出部は、保存されている前記送受信済みのメッセージに関するデータのうち、最新のものから所定数を超えない最大数を抽出してもよい。
【0010】
本発明に係る認証コード生成方法は、他の機器との間で複数のメッセージを順次送受信する場合に、送受信済みのメッセージに関するデータを保存する保存ステップと、前記他の機器と新たなメッセージを送受信する際に、保存されている前記送受信済みのメッセージに関するデータを抽出する抽出ステップと、前記新たなメッセージ、及び抽出された前記送受信済みのメッセージに関するデータを連結したデータ列を入力として、所定の演算により、前記新たなメッセージに対して付与するためのメッセージ認証コードを算出する演算ステップと、をコンピュータが実行する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
インターホンシステム
11日前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
株式会社奥村組
通信設備
18日前
オムロン株式会社
通信装置
18日前
キヤノン株式会社
電子機器
20日前
キヤノン株式会社
電子機器
25日前
キヤノン株式会社
電子機器
27日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
26日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
19日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
19日前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
個人
電子透かし埋め込み及び抽出方法
1日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
日本無線株式会社
無線受信装置
1日前
日本放送協会
無線伝送システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
19日前
株式会社Move
イヤホン
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
1か月前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
株式会社PFU
原稿読取装置
5日前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
15日前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
1か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
15日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
1か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
株式会社日立国際電気
試験システム
1か月前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
26日前
個人
共鳴管型スピーカーエンクロージャー
15日前
キヤノン株式会社
情報処理装置の筐体
4日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
26日前
リオン株式会社
補聴器システム
1か月前
Rita合同会社
第1装置、システム
1か月前
続きを見る