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公開番号2025008179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110127
出願日2023-07-04
発明の名称電子機器、冷却装置、および冷却システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/50 20230101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】冷却装置の装着が可能な電子機器において、装置の大型化を抑制しつつ発熱部品の冷却を可能とする技術を提供する。
【解決手段】撮像装置100は冷却装置200の装着が可能である。冷却装置200は、撮像装置100に電力を供給する電力供給部211と、撮像装置100と電気的に接続される電気接点部203と、外装カバー215を有する。外装カバー215には吸気口217と排気口218が設けられる。冷却装置200はファン212を備え、ファン212および外装カバー215は電力供給部211に対して着脱可能である。撮像装置100が有する電池室309に冷却装置200が装着された状態において、電池室309と電力供給部211により、吸気口217と排気口218とを結ぶ流路313,314が形成される。
【選択図】 図4


特許請求の範囲【請求項1】
電池室を有する電子機器であって、
電子機器に電力を供給する電力供給部を有する冷却装置が前記電池室に装着された状態にて、前記冷却装置の吸気口と排気口とを結ぶ冷却用の流路が前記電池室に形成される
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記流路は湾曲した形状である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電池室に形成された凸部を有し、前記流路は前記凸部によって第1の流路と第2の流路に分かれており、
前記冷却装置が前記電池室に装着された状態にて、前記第1の流路は前記冷却装置の吸気口と繋がり、前記第2の流路は前記冷却装置の排気口と繋がる
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器への装着が可能な冷却装置であって、
前記電力供給部と、
前記電子機器と電気的に接続される接続端子部と、
前記吸気口および排気口を有する外装部材と、を備える
ことを特徴とする冷却装置。
【請求項5】
前記流路への送風を行うファンを備え、
前記ファンおよび前記外装部材は、前記電力供給部に対して着脱可能である
ことを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
【請求項6】
冷却装置が前記電池室に装着された状態にて、前記吸気口は前記電子機器の厚み方向における第1の側に位置し、前記排気口は前記電子機器の厚み方向における前記第1の側とは反対側である第2の側に位置する
ことを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
【請求項7】
冷却装置が前記電池室に装着された状態にて、前記吸気口および排気口は、前記電子機器に対して同じ方向に設けられる
ことを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
【請求項8】
前記電力供給部の稜線部、および弾性部材を有し、
冷却装置が前記電池室に装着された状態にて、前記稜線部は、前記弾性部材を介して前記電池室と接触する
ことを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
【請求項9】
前記電力供給部は電池を有し、前記接続端子部と電気的に接続される前記電子機器の接続端子部を介して電力を供給する
ことを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
【請求項10】
電池室を有する電子機器と、前記電池室への装着が可能な冷却装置を備える冷却システムであって、
前記冷却装置は、
前記電子機器に電力を供給する電力供給部と、
前記電子機器と電気的に接続される接続端子部と、
吸気口および排気口を有する外装部材と、を備え、
前記冷却装置が前記電池室に装着された状態にて、前記電池室には、前記吸気口と前記排気口とを結ぶ冷却用の流路が形成される
ことを特徴とする冷却システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発熱部品を有する電子機器の冷却技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器がその内部に発熱する電子部品を有する場合、その冷却手段が講じられる。例えば、撮像装置に接続される冷却装置は、撮像装置内部の発熱部品の冷却を行う。撮像装置に冷却装置を取り付けることによって、撮影の際に電子部品や外装部材の温度上昇を抑制することができる。撮影枚数の増加や撮像装置の使用者に与える不快感の低減が可能となる。特許文献1ではファンを備えた冷却装置によって、撮像装置内部の撮像ユニットを冷却する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-71516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された従来技術では、撮像装置内部にファンからの空気を送風するためのダクトを設ける必要があるので、撮像装置の大型化の原因となりうる。
本発明の目的は、冷却装置の装着が可能な電子機器において、装置の大型化を抑制しつつ発熱部品の冷却を可能とする技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態の電子機器は、電池室を有する電子機器であって、電子機器に電力を供給する電力供給部を有する冷却装置が前記電池室に装着された状態にて、前記冷却装置の吸気口と排気口とを結ぶ冷却用の流路が前記電池室に形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、冷却装置の装着が可能な電子機器において、装置の大型化を抑制しつつ発熱部品の冷却を可能とする技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の撮像装置および冷却装置の外観を示す斜視図である。
撮像装置および冷却装置を含む冷却システムの構成例を示す図である。
撮像装置の外装部材を取り除いて背面側から見た状態を示す図である。
撮像装置を底面側から見た状態を示す斜視図である。
冷却装置の外観を示す斜視図と構造を示す分解斜視図である。
撮像装置および冷却装置の要部を示す図である。
熱伝導部材の接続に係る構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態では、電子機器と冷却装置を備える冷却システムの一例として、撮像装置に対して冷却装置を装着可能な構成を説明する。なお、本開示内容は撮像装置に限らず、発熱部品を有する情報処理装置等の各種電子機器への適用が可能である。
【0009】
図1は、撮像装置100に冷却装置200を装着した状態を示す外観斜視図である。以下、被写体側を撮像装置100の正面側とし、撮影者側を撮像装置100の背面側と定義する。図1(A)は撮像装置100を正面側から見た場合の斜視図であり、図1(B)は撮像装置100を背面側から見た場合の斜視図である。撮像装置100の光軸方向に対して平行な方向をZ軸方向とし、Z軸に直交する2軸としてX軸およびY軸を定義する。X軸方向は左右方向に相当し、Y軸方向は上下方向(鉛直方向)に相当する。被写体側を+Z軸方向とし、撮影者側を-Z軸方向と定義する。また、上方向を+Y軸方向とし、下方向を-Y軸方向と定義する。
【0010】
撮像装置100は撮像システムを構成する装置本体部である。使用者は不図示のレンズ装置を撮像装置100に装着した状態で撮影が可能である。冷却装置200は冷却機構を備える外部アクセサリであり、撮像装置100への電力供給が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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