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公開番号
2025007740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109341
出願日
2023-07-03
発明の名称
配線基板
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
H05K
3/28 20060101AFI20250109BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】クラックの発生が抑制される配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板1は、絶縁層113と、導体パッドP1を含む導体層123と、ソルダーレジスト層114と、を含んでいる。ソルダーレジスト層114が、導体パッドP1における絶縁層113と反対側を向く表面及び導体パッドP1の側面の全体を露出させる開口114aを有し、開口114aの内側面は、絶縁層113との境界a1を含む第1部分114a1と、第1部分114a1の絶縁層113と反対側の第2部分114a2と、を含み、第2部分114a2は、開口114aの最も内側に位置する部分を含み、第1部分114a1の絶縁層113との境界a1は、開口114aの最も内側に位置する部分から、絶縁層113の表面に沿う方向において導体パッドP1から離間する方向に、5μm以上、且つ、25μm以下の距離だけ離間している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
絶縁層と、
前記絶縁層の表面上に形成され、導体パッドを含む導体層と、
前記絶縁層の表面上に形成されているソルダーレジスト層と、
を含む配線基板であって、
前記ソルダーレジスト層が、前記導体パッドにおける前記絶縁層と反対側を向く表面及び前記導体パッドの側面の全体を露出させる開口を有し、
前記開口の内側面は、前記絶縁層との境界を含む第1部分と、前記第1部分の前記絶縁層と反対側の第2部分と、を含み、
前記第2部分は、前記開口の最も内側に位置する部分を含み、
前記第1部分の前記絶縁層との境界は、前記開口の最も内側に位置する部分から、前記絶縁層の表面に沿う方向において前記導体パッドから離間する方向に、5μm以上、且つ、25μm以下の距離だけ離間している。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1部分が前記絶縁層の表面に対して接する角度は、前記第2部分における前記開口の最も内側に位置する部分の前記絶縁層の表面に対する角度よりも小さい。
【請求項3】
請求項2記載の配線基板であって、前記第1部分が前記絶縁層の表面に対して接する角度は、30°以上、75°以下である。
【請求項4】
請求項2記載の配線基板であって、前記第2部分における前記開口の最も内側に位置する部分の前記絶縁層の表面に対する角度は、略90°である。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1部分と前記第2部分における前記開口の最も内側の部分とは、曲面を介して接続されている。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、前記配線基板が、第1面及び前記第1面の反対面である第2面を有し、前記第2面は部品が実装される部品実装面であり、前記導体層は前記第1面側に形成されている。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ソルダーレジスト層が、絶縁層上に形成されている導体パッドの表面及び側面全体を露出させる開口を有する配線基板が開示されている。開口の内側面は、絶縁層と反対側に向かって拡がるように形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-22713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の配線基板では、配線基板に加わる応力が、ソルダーレジストの内側面と接触する絶縁層の接触部の近傍に集中することがある。この集中した応力により、接触部の近傍の絶縁層にクラックが発生することがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の配線基板は、絶縁層と、前記絶縁層の表面上に形成され、導体パッドを含む導体層と、前記絶縁層の表面上に形成されているソルダーレジスト層と、を含んでいる。前記ソルダーレジスト層が、前記導体パッドにおける前記絶縁層と反対側を向く表面及び前記導体パッドの側面の全体を露出させる開口を有し、前記開口の内側面は、前記絶縁層との境界を含む第1部分と、前記第1部分の前記絶縁層と反対側の第2部分と、を含み、前記第2部分は、前記開口の最も内側に位置する部分を含み、前記第1部分の前記絶縁層との境界は、前記開口の最も内側に位置する部分から、前記絶縁層の表面に沿う方向において前記導体パッドから離間する方向に、5μm以上、且つ、25μm以下の距離だけ離間している。
【0006】
本発明の実施形態によれば、ソルダーレジスト層への応力集中が緩和されると共に絶縁層にかかる応力が緩和され得る。ソルダーレジスト層及び絶縁層でのクラックの発生が抑制され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す断面図。
図1中の部分IIの拡大図。
本発明の一実施形態の配線基板の他の一例を示す拡大断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板が図面を参照しながら説明される。図1は、一実施形態の配線基板の一例である配線基板1の断面図を示しており、図2は、図1に示される配線基板1の一点鎖線で囲われる部分IIを上下逆にして拡大図で示している。なお、以下、参照される図面においては、各構成要素の正確な比率を示すことは意図されておらず、実施形態の特徴が理解され易いように描かれている。図示される配線基板1は、本実施形態の配線基板の一例に過ぎない。実施形態の配線基板の積層構造、並びに、導体層及び絶縁層それぞれの数は、図示される配線基板1の積層構造、並びに配線基板1に含まれる導体層及び絶縁層それぞれの数に限定されない。
【0009】
図1に示されるように、配線基板1は、第1主面1F及び第2主面1Sを有しており、第1主面1F及び第2主面1Sのうちの少なくとも一方側(図1の例では、第1主面1F側)に、第1導体パッドP1(単に「導体パッドP1」とも称される)を有する導体層123と、開口114aを有するソルダーレジスト層114とを含んでいる。本実施形態の配線基板1では、ソルダーレジスト層114の開口114aが、所定の形状を有し、第1導体パッドP1における表面(上面)及び側面全体を露出させている。図1の例では、配線基板1は、所謂、多層配線基板である。しかし、実施形態の配線基板は、所謂、両面配線基板であってもよい。
【0010】
図1の例では、配線基板1は、コア基板100と、コア基板100の一方の主面(第1面100F)上に形成されている第1配線構造10と、コア基板100の他方の主面(第2面100S)上に形成されている第2配線構造20と、を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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