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公開番号
2025007648
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109186
出願日
2023-07-03
発明の名称
画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250109BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 不必要な補正処理を抑制してプリント画質を良好にする画像形成装置を得る。
【解決手段】 記録ヘッドは、プリントすべき画像に対応するインクを、配列されたノズルで吐出する。制御部81は、プリントすべき画像に対応するノズルを決定し、記録ヘッド1a~1dに、ノズルからインクを吐出させる。吐出不良ノズル検出部83は、ノズルの吐出不良検査を行い、吐出不良ノズルを検出する。補正処理部84は、検出された吐出不良ノズルに対応する補正処理を実行する。そして、吐出不良ノズル検出部83は、連続プリントにおいて、所定ページ数のプリントごとに、補正処理を行わずに吐出不良検査を行い、吐出不良検査の結果に基づき、補正処理を行う吐出不良ノズルを更新する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プリントすべき画像に対応するインクを、配列されたノズルで吐出する記録ヘッドと、
前記プリントすべき画像に対応するノズルを決定し、前記記録ヘッドに、前記ノズルからインクを吐出させる制御部と、
前記ノズルの吐出不良検査を行い、前記ノズルのうちの吐出不良ノズルを検出する吐出不良ノズル検出部と、
検出された前記吐出不良ノズルに対応する補正処理を実行する補正処理部とを備え、
前記吐出不良ノズル検出部は、連続プリントにおいて、所定ページ数のプリントごとに、前記補正処理を行わずに前記吐出不良検査を行い、前記吐出不良検査の結果に基づき、前記補正処理を行う前記吐出不良ノズルを更新すること、
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記吐出不良ノズル検出部は、前記吐出不良検査において、(a)前記記録ヘッドでテストパターンをプリントシートにプリントし、(b)前記テストパターンの読取画像の濃度分布に基づいて吐出不良ノズルを検出し、
前記吐出不良ノズル検出部は、連続プリントにおいて、所定ページ数のプリントごとに、前記補正処理を行わずに前記テストパターンをプリントして前記吐出不良検査を行い、前記吐出不良検査の結果に基づき、前記補正処理を行うべき前記吐出不良ノズルを更新すること、
を特徴とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記吐出不良ノズル検出部は、前記所定ページ数のプリントごとの前記吐出不良検査において、今回の前記吐出不良検査の結果に基づき、前記補正処理を行う前記吐出不良ノズルおよび前記補正処理を行わない前記吐出不良ノズルを併せて設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記補正処理を行う前記吐出不良ノズルが所定上限数以下に制限されており、
前記補正処理部は、(a)今回の前記吐出不良検査による前記吐出不良ノズルの数が所定上限数を超えていない場合、以前の前記吐出不良検査の結果に拘わらず、今回の前記吐出不良検査の結果に基づき、前記補正処理を行う前記吐出不良ノズルおよび前記補正処理を行わない前記吐出不良ノズルを併せて設定し、(b)今回の前記吐出不良検査による前記吐出不良ノズルの数が所定上限数を超えている場合、以前の前記吐出不良検査の結果および今回の前記吐出不良検査の結果に基づき、前記補正処理を行う前記吐出不良ノズルを設定すること、
を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
あるインクジェット方式の画像形成装置は、記録ヘッドでテストパターンをプリントシート上にプリントし、プリントされたテストパターンの読取画像に基づいて、記録ヘッドにおけるインクを吐出するノズルのうち、インクを正常に吐出できなくなった吐出不良ノズルを検出し、補正処理として、隣接ドットのインク量を増加させている。さらに、その画像形成装置は、定期的なノズルの検査を行い、異常ノズルを使用不可とし、その直後の検査においてその使用不可のノズルに異常がないと判定された場合、そのノズルを使用可に復帰させるとともに、使用不可のノズルについて所定回数の検査において異常があると判定された場合、継続的に使用不可としている(例えば特許文献1参照)。これにより、異常ノズルの誤検出があっても、直後の検査で誤検出が解消される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-49631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、異常ノズルが正常に検出されても、その後のプリント動作で、時間経過とともにノズルに付着していた異物や汚れが取れることがある。
【0005】
上述の装置では、異常ノズルの誤検出の際に直後の検査で誤検出が解消されるものの、プリント動作で時間経過とともに解消されるような原因でノズルに異常が発生している場合、直後の検査ではそのノズルは依然として異常ノズルとして検出されるため、その後に異常の原因が解消されたとしても、そのノズルは継続的に使用不可とされてしまう。
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、不必要な補正処理を抑制してプリント画質を良好にする画像形成装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、プリントすべき画像に対応するインクを、配列されたノズルで吐出する記録ヘッドと、前記プリントすべき画像に対応するノズルを決定し、前記記録ヘッドに、前記ノズルからインクを吐出させる制御部と、前記ノズルの吐出不良検査を行い、前記ノズルのうちの吐出不良ノズルを検出する吐出不良ノズル検出部と、検出された前記吐出不良ノズルに対応する補正処理を実行する補正処理部とを備える。そして、前記吐出不良ノズル検出部は、連続プリントにおいて、所定ページ数のプリントごとに、前記補正処理を行わずに前記吐出不良検査を行い、前記吐出不良検査の結果に基づき、前記補正処理を行う前記吐出不良ノズルを更新する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、不必要な補正処理を抑制してプリント画質を良好にする画像形成装置が得られる。
【0009】
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成を説明する側面図である。
図2は、図1に示す画像形成装置10における記録ヘッド1a,1b,1c,1dの一例を示す平面図である。
図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の電気的な構成を示すブロック図である。
図4は、図1~図3に示す画像形成装置の連続プリント時の動作について説明するフローチャートである。
図5は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置における5万ページの連続プリント時の補正対象ノズルの数の一例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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