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公開番号
2024138696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023049302
出願日
2023-03-27
発明の名称
吐出ヘッド、吐出装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20241002BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヘッドの小型化及び単純化を図りつつ、吐出特性を安定化できる吐出ヘッド、吐出装置、印刷装置を提供する。
【解決手段】ノズル板110と、個別流路部材120と、複数の圧電素子140と、複数の圧電素子140に対して駆動信号を与えるドライバIC162が実装された配線部材160と、ノズル板110の少なくともノズル面110aに平行な方向における一方側に隣接し、ノズル面の面直方向において、配線部材160のドライバIC162と重なるように配置された保護部材170と、保護部材170、ノズル板110及び個別流路部材120を保持するハウジング部材180とを備え、ハウジング部材180には、気体供給ポート184及び気体排出ポート185が設けられ、保護部材170と配線部材160との間に、ハウジング部材の気体供給ポート184及び気体排出ポート185に連通する第1気体流路191を有している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する複数のノズルが配列されたノズル板と、
前記複数のノズルにそれぞれ通じる流路が形成された個別流路部材と、
前記複数のノズルから前記液体を吐出させる圧力を発生する複数の圧力発生手段と、
前記複数の圧力発生手段に対して駆動信号を与える駆動回路が実装された配線部材と、
前記ノズル板の少なくともノズル面に平行な方向における一方側に隣接し、前記ノズル面の面直方向において、前記配線部材の前記駆動回路と重なるように配置された保護部材と、
前記保護部材、前記ノズル板及び前記個別流路部材を保持するハウジング部材と、を備え、
前記ハウジング部材には、気体供給口及び気体排出口が設けられ、
前記保護部材と前記配線部材との間に、前記ハウジング部材の前記気体供給口及び前記気体排出口に連通する第1気体流路を有している
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第1気体流路は、前記保護部材の前記配線部材側に設けられた凹形状部を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記保護部材は、前記配線部材側にリブを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記リブは、前記第1気体流路の前記気体供給口と連通する側から前記気体排出口と連通する側に沿って設けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記駆動回路は、前記配線部材の前記第1気体流路側に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
複数の前記保護部材と複数の前記配線部材との間に複数の前記第1気体流路を備え、
前記複数の第1気体流路は、架橋流路で互いに連通している
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
複数の前記保護部材と複数の前記配線部材との間に複数の前記第1気体流路を備え、
前記複数の第1気体流路は、互いに独立している
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記個別流路部材は、前記複数の圧力発生手段に前記気体を供給する複数の第2気体流路を有し、
前記複数の第2気体流路は、前記第1気体流路と連通している
ことを特徴とする請求項1に記載の吐出ヘッド。
【請求項9】
請求項1ないし8のいずれかに記載の吐出ヘッドを備えている
ことを特徴とする吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出ヘッド、吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
液体を吐出する吐出ヘッドにおいて、圧力発生手段に対して駆動信号を与える駆動回路(ドライバIC)をヘッド内に実装するものがある。
【0003】
例えば、圧力室が形成された流路基板、圧力室基板及び振動部で構成される第1部材上において、圧力室上に設けられ、駆動信号に応じて変位する圧電素子を覆うように設けられたリジッド配線基板と、リジッド配線基板上に設けられ、圧電素子に駆動信号を供給する集積回路と、第1部材上に設けられた貯留室形成基板と、貯留室形成基板上に設けられた金属から形成された外装ケースとを備え、貯留室形成基板には、集積回路及び外装ケースの間に、集積回路の熱を放熱するための放熱用開口が設けられた液体吐出ヘッドが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-015300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ドライバICを吐出ヘッド内に実装した場合、ドライバICで発生する熱を、吐出ヘッド内部を流れる液体に排熱することができるものの、発熱量が多くなると、吐出する液体の粘度に影響を与えて、吐出特性が変動するという課題がある。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、吐出ヘッド内で発生する熱による吐出特性の変動を安定化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明に係る吐出ヘッドは、
液体を吐出する複数のノズルが配列されたノズル板と、
前記複数のノズルにそれぞれ通じる流路が形成された個別流路部材と、
前記複数のノズルから前記液体を吐出させる圧力を発生する複数の圧力発生手段と、
前記複数の圧力発生手段に対して駆動信号を与える駆動回路が実装された配線部材と、
前記ノズル板の少なくともノズル面に平行な方向における一方側に隣接し、前記ノズル面の面直方向において、前記配線部材の前記駆動回路と重なるように配置された保護部材と、
前記保護部材、前記ノズル板及び前記個別流路部材を保持するハウジング部材と、を備え、
前記ハウジング部材には、気体供給口及び気体排出口が設けられ、
前記保護部材と前記配線部材との間に、前記ハウジング部材の前記気体供給口及び前記気体排出口に連通する第1気体流路を有している
構成とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、吐出ヘッド内で発生する熱による吐出特性の変動を安定化できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る吐出ヘッドの外観斜視説明図である。
同吐出ヘッドを上方向から見た分解斜視説明図である。
同吐出ヘッドを下方向から見た分解斜視説明図である。
図1のA-A線に沿う断面説明図である。
図1のB-B線に沿う断面説明図である。
図1のC-C線に沿う断面説明図である。
同吐出ヘッドの液体を吐出する部分の一例の説明に供する断面説明図である。
同吐出ヘッドの配線部材の一例の説明に供する平面説明図である。
図8のD部の拡大説明図である。
同配線部材のドライバICの端子と配線基板のパッドを電気的に接続した状態を説明する断面説明図である。
本発明の第2実施形態に係る吐出ヘッドの断面斜視説明図である。
本発明の第3実施形態に係る吐出ヘッドの断面斜視説明図である。
同吐出ヘッドのハウジング部材の斜視説明図である。
同ハウジング部材の図13の下方から見た斜視説明図である。
本発明の第4実施形態に係る吐出ヘッドの要部拡大断面斜視説明図である。
本発明の第5実施形態に係る吐出装置の概略説明図である。
本発明の第6実施形態に係る吐出装置としての印刷装置の要部平面説明図である。
同装置の要部正面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態について図1ないし図6を参照して説明する。図1は同実施形態に係る吐出ヘッドの外観斜視説明図、図2は同吐出ヘッドを上方向から見た分解斜視説明図、図3は同吐出ヘッドを下方向から見た分解斜視説明図である。図4は図1のA-A線に沿う断面説明図、図5は図1のB-B線に沿う断面説明図、図6は図1のC-C線に沿う断面説明図である。
(【0011】以降は省略されています)
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