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公開番号
2024142771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055083
出願日
2023-03-30
発明の名称
物品の製造方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41M
3/12 20060101AFI20241003BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】被着体に転写層を転写する際に、転写層に割れが生じることを抑制した、物品の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の面を有する被着体と、離型フィルムおよび転写層を有する転写シートと、を準備する準備工程と、上記被着体における上記複数の面に対して、ローラーを用いて、上記転写シートにおける上記転写層を、順次貼り合わせるラッピング加工工程と、を有する、物品の製造方法を提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の面を有する被着体と、離型フィルムおよび転写層を有する転写シートと、を準備する準備工程と、
前記被着体における前記複数の面に対して、ローラーを用いて、前記転写シートにおける前記転写層を、順次貼り合わせるラッピング加工工程と、
を有する、物品の製造方法。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
複数の前記ローラーが、前記被着体の長手方向に沿って配置され、
前記被着体は、前記長手方向に延在する第1面と、前記長手方向に延在し、かつ、前記第1面と接する第2面と、を有し、
前記複数のローラーは、前記第1面に前記転写シートを押し付ける第1ローラーと、前記第1ローラーより前記長手方向の下流側に配置され、かつ、前記第2面に前記転写シートを押し付ける第2ローラーと、前記第1ローラーおよび前記第2ローラーの間に配置された第1ガイドローラーと、を有し、
前記長手方向から見て、前記第1ローラーの軸方向A
1
と、前記第2ローラーの軸方向A
2
と、は交差し、
前記長手方向から見て、前記第1ローラーの前記軸方向A
1
から前記第2ローラーの前記軸方向A
2
までの角度をθ
12
とし、前記第1ローラーの前記軸方向A
1
から前記第1ガイドローラーまでの軸方向A
M
までの角度をθ
1M
とした場合に、前記θ
12
および前記θ
1M
は、θ
12
>θ
1M
を満たす、請求項1に記載の物品の製造方法。
【請求項3】
前記被着体は、前記長手方向に延在し、かつ、前記第2面と接する第3面を、さらに有し、
前記複数のローラーは、前記第2ローラーより前記長手方向の下流側に配置され、かつ、前記第3面に前記転写シートを押し付ける第3ローラーと、前記第2ローラーおよび前記第3ローラーの間に配置された第2ガイドローラーと、を有し、
前記長手方向から見て、前記第2ローラーの軸方向A
2
と、前記第3ローラーの軸方向A
3
と、は交差し、
前記長手方向から見て、前記第2ローラーの前記軸方向A
2
から前記第3ローラーの前記軸方向A
3
までの角度をθ
23
とし、前記第2ローラーの前記軸方向A
2
から前記第2ガイドローラーまでの軸方向A
N
までの角度をθ
2N
とした場合に、前記θ
23
および前記θ
2N
は、θ
23
>θ
2N
を満たす、請求項2に記載の物品の製造方法。
【請求項4】
前記軸方向A
1
および前記軸方向A
3
は、水平方向であり、
前記軸方向A
2
は、鉛直方向である、請求項3に記載の物品の製造方法。
【請求項5】
前記複数のローラーは、2以上の前記第1ガイドローラーを有し、
前記長手方向から見て、前記第1ローラーの前記軸方向A
1
から前記2以上の第1ガイドローラーの前記軸方向A
M
までの角度は、前記長手方向における上流から下流に向かって大きくなる、請求項2に記載の物品の製造方法。
【請求項6】
前記複数のローラーは、2以上の前記第2ガイドローラーを有し、
前記長手方向から見て、前記第2ローラーの前記軸方向A
2
から前記2以上の第2ガイドローラーの前記軸方向A
N
までの角度は、前記長手方向における上流から下流に向かって大きくなる、請求項3に記載の物品の製造方法。
【請求項7】
前記物品の製造方法は、前記準備工程の後、かつ、前記ラッピング加工工程の前に、前記転写層の前記離型フィルムとは反対側の面、または、前記被着体における前記複数の面に、接着剤層を形成する接着剤層形成工程を有する、請求項1に記載の物品の製造方法。
【請求項8】
前記ラッピング加工工程において、前記転写シートを、前記転写シートの原反ロールから供給する、請求項1に記載の物品の製造方法。
【請求項9】
前記ラッピング加工工程において、前記被着体を加熱する、請求項1に記載の物品の製造方法。
【請求項10】
前記転写層は、前記離型フィルム側から、第1保護層および第2保護層を、厚さ方向において、この順に有する、請求項1に記載の物品の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、物品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
金属部材および樹脂部材等の被着体に、転写シートにおける転写層(転写シートから転写される層)を転写することで、被着体を加飾することが知られている。例えば特許文献1には、アルミニウム基材の外面に酸化皮膜層が配され、その外面に加飾層が配されており、該加飾層の表面に模様が施されている雨樋が開示されている。具体的に、特許文献1には、アルマイト処理したアルミニウム基材の外面に、水圧転写処理で加飾層を形成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-12283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された水圧転写処理は、被着体および転写シートに水圧が均一に印加されることを利用して、被着体に、転写シートにおける転写層を転写する技術である。転写層は、例えば、化粧シートに比べて薄いため、水圧が均一に印加される際に、被着体のコーナー部において、転写層が急激に曲げられると、転写層に割れが生じる場合がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、被着体に転写層を転写する際に、転写層に割れが生じることを抑制した、物品の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示においては、複数の面を有する被着体と、離型フィルムおよび転写層を有する転写シートと、を準備する準備工程と、上記被着体における上記複数の面に対して、ローラーを用いて、上記転写シートにおける上記転写層を、順次貼り合わせるラッピング加工工程と、を有する、物品の製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示における物品の製造方法は、被着体に転写層を転写する際に、転写層に割れが生じることを抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示における転写シートを例示する概略断面図である。
本開示における被着体を例示する概略側面図および概略断面図である。
本開示におけるラッピング加工工程を例示する概略側面図である。
図3におけるA-A断面図、B-B断面図、C-C断面図、D-D断面図、およびE-E断面図である。
各ローラーの軸方向を説明する説明図である。
本開示におけるラッピング加工工程を例示する概略断面図である。
本開示におけるラッピング加工工程を例示する概略断面図である。
本開示における被着体を例示する概略断面図である。
本開示における被着体を例示する概略断面図である。
本開示における被着体を例示する概略断面図である。
本開示における物品の一部を例示する概略断面図である。
本開示における物品の製造方法を実施する製造ラインを説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
下記に、図面等を参照しながら、実施の形態を説明する。ただし、本開示は、多くの異なる態様で実施することが可能であり、下記に例示する実施の形態の記載内容に限定されるべきではない。また、図面は説明をより明確にするため、実際の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状について模式的に表す場合があるが、これはあくまで一例であり、限定して解釈されるべきではない。
【0010】
本明細書において、ある部材に、他の部材を配置する態様を表現するにあたり、単に「上に」あるいは「下に」と表記する場合、特に断りの無い限り、ある部材に接するように、直上あるいは直下に、他の部材を配置する場合と、ある部材の上方あるいは下方に、さらに別の部材を介して他の部材を配置する場合と、の両方を含む。また、本明細書において、ある部材の面に、他の部材を配置する態様を表現するにあたり、単に「面に」と表記する場合、特に断りの無い限り、ある部材に接するように、直上あるいは直下に、他の部材を配置する場合と、ある部材の上方あるいは下方に、さらに別の部材を介して他の部材を配置する場合と、の両方を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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