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公開番号
2025007524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108981
出願日
2023-07-03
発明の名称
電子機器
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H05K
7/12 20060101AFI20250109BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】本発明は、金属製プレートのような地導体板と押しスイッチの両方が採用された電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】電子機器1は、ケース10と、ケース10に収容されるメインプレート20と、ケース10の外面からケース10の内面にケース10を貫通し、貫通方向に移動可能な押し釦43と、ケース10内においてメインプレート20に留められ、押し釦43の先方に配置される固定コンタクト45と、メインプレート20と固定コンタクト45の間に介在し、固定コンタクト45をメインプレート20から電気的に絶縁する電気絶縁体46と、メインプレート20に電気的に接続され、押し釦43と固定コンタクト45の間に配置され、押し釦43がケース10の内へ押されると押し釦43によって固定コンタクト45に押し当てられ、押し釦43の押しが解除されると固定コンタクト45から離間する可動コンタクト48と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ケースと、
前記ケースに収容される地導体板と、
前記ケースの外面から前記ケースの内面にわたって前記ケースを貫通し、貫通方向に摺動可能な押し釦と、
前記ケース内において前記地導体板に留められ、前記押し釦の先方に配置される固定コンタクトと、
前記地導体板と前記固定コンタクトとの間に介在し、前記固定コンタクトを前記地導体板から電気的に絶縁する電気絶縁体と、
前記地導体板に電気的に接続され、前記押し釦が前記ケースの内へ押されると前記押し釦によって前記固定コンタクトに押し当てられる可動コンタクトと、
を備える電子機器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記地導体板に重ねられる回路基板を備え、
前記回路基板が、前記地導体板に向いた前記回路基板の面に形成された第1ターミナルパッド及び第2ターミナルパッドを有し、
前記固定コンタクト及び前記可動コンタクトが前記第1ターミナルパッド及び前記第2ターミナルパッドにそれぞれ電気的に接続されている
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記地導体板が、前記回路基板に向いた前記地導体板の面に凹部を有し、
前記凹部が前記地導体板の外周まで及ぶとともに前記地導体板の外周において開口し、
前記凹部が前記押し釦の先方に配置され、
前記電気絶縁体が前記凹部の底に留められ、
前記固定コンタクトが前記電気絶縁体を取り囲むとともに前記電気絶縁体に支持されることによって、前記固定コンタクトが前記凹部の底及び内面から離れている
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記固定コンタクトが、
枠状に形作られ、前記電気絶縁体を囲って、前記電気絶縁体を抱え込むフレームと、
前記フレームから延び出て、前記フレームの内側の方へ折れ曲がり、前記電気絶縁体に引っ掛かることによって前記フレームを前記凹部の底から離すよう前記フレームを前記電気絶縁体に支持するフックと、
を有する
請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記フックが前記第1ターミナルパッドに接触する
請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記電気絶縁体が、
ブロック状の本体と、
前記本体に関して前記押し釦の反対の方へ前記本体から突出する突部と、
を有し、
前記フレームが前記本体を取り囲み、
前記フレームが、前記フレームの内側から前記フレームの外側まで通じたスリットを有し、
前記突部は前記スリットを通って前記凹部の内面に接している
請求項4又は5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記凹部の内面のうち前記突部に接する部分が凸状に設けられている
請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
留めピンを備え、
前記電気絶縁体が、
前記凹部の底に向いた前記本体の面から、その反対面まで前記本体を貫通した通し孔
を有し、
前記留めピンが前記通し孔に挿入され、前記凹部の底に留められている
請求項6に記載の電子機器。
【請求項9】
前記地導体板が、前記回路基板に向いた前記地導体板の面から凹んだ第2凹部を有し、
前記第2凹部が前記地導体板の外周まで及ぶとともに前記地導体板の外周において開口し、
前記第2凹部及び前記凹部が互いに近接して前記地導体板の外周に沿って並び、
前記可動コンタクトが前記第2凹部の底に留められ、前記可動コンタクトが前記第2凹部の底から前記地導体板の外周の方へ張り出して曲げられ、前記可動コンタクトが前記地導体板の外周に沿って前記押し釦と前記固定コンタクトの間のスペースの方へ折り返されて、前記可動コンタクトが前記押し釦と前記固定コンタクトの間に挿入される
請求項3に記載の電子機器。
【請求項10】
前記可動コンタクトが、
前記第2凹部の底に固定され、前記第2凹部の底に電気的に接続されるベースと、
前記ベースから前記地導体板の外周の方へ折れ曲がって、前記地導体板の外周に対向するサイドサポートと、
前記サイドサポートから前記地導体板の外周に沿って延びるとともに、前記スペースに差し込まれる板バネと、
を有する
請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
時計などのような電子機器の耐衝撃性及び耐摩耗性の向上のために、金属製のプレートが電子機器のケースの内側に収容されている。特許文献1は、時計のローター及び輪列駆動部がプレートに取り付けられ、プレートが金属製であることによってローター及び輪列駆動部によるプレートの摩耗が抑えられる技術を開示する。
【0003】
一方、特許文献2に開示の技術のように、押しスイッチが時計などのような電子機器に一般的に採用されている。通常、押しスイッチは押し釦、可動コンタクト及び固定コンタクトを有する。使用者が押し釦を押すと、可動コンタクトが押し釦によって固定コンタクトに押し当てられる。使用者が押し釦の押しを解除すると、押し釦がバネ等の弾性力によって元の位置に戻り、可動コンタクトが固定コンタクトから離れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-333325号公報
特開2020-98177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、押しスイッチと金属製プレートの両方が電子機器に採用されると、可動コンタクト又は固定コンタクトが振動又は衝撃等により金属製プレートに誤って短絡してしまうことがある。そのため、従来、押しスイッチと金属製プレートの両方が電子機器に採用されていない。
【0006】
本発明の目的は、地導体板と押しスイッチの両方が採用された電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、
ケースと、
前記ケースに収容される地導体板と、
前記ケースの外面から前記ケースの内面にわたって前記ケースを貫通し、貫通方向に摺動可能な押し釦と、
前記ケース内において前記地導体板に留められ、前記押し釦の先方に配置される固定コンタクトと、
前記地導体板と前記固定コンタクトとの間に介在し、前記固定コンタクトを前記地導体板から電気的に絶縁する電気絶縁体と、
前記地導体板に電気的に接続され、前記押し釦が前記ケースの内へ押されると前記押し釦によって前記固定コンタクトに押し当てられる可動コンタクトと、
を備える電子機器が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の態様によれば、地導体板と押しスイッチの両方が採用された電子機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は電子機器の平面図である。
図2は電子機器の内部のメインプレートを示した斜視図である。
図3は図1に示す線III-IIIに沿った断面を示す断面図である。
図4は図3の一部の領域の拡大図である。
図5は図3及び図4に示す矢印Vの視線方向のようにメインプレートを裏から見て示した平面図である。
図6は図5に示す線VI-VIに沿った断面を示す断面図である。
図7は図1に示す線VII-VIIに沿った断面を示す断面図である。
図8は変形例の電子機器の内部の平面図である。
図9は比較例の時計を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。実施形態の特徴及び技術的な効果は、以下の詳細な説明及び図面から理解される。ただし、本発明の範囲は、以下に開示された実施形態に限定されない。図面は例示のみのために提供されるため、本発明の範囲は図面の例示に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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