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公開番号
2024154831
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068944
出願日
2023-04-20
発明の名称
車両制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
47/16 20200101AFI20241024BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ターンランプが所定のターンランプ状態になるタイミングとターンランプインジケータが所定のターンランプ状態に対応する所定のインジケータ状態になるタイミングとの時間差を小さく抑える。
【解決手段】初回のターンランプインジケータ33aのインジケータ点灯状態に関わる、SoC32による描画処理完了タイミングからMCU31によるインジケータ点灯描画信号受信開始タイミングを引いた時間差TAを算出し、ターンランプインジケータ33aがインジケータ消灯状態で表示される時間が、ターンランプ20の消灯時間よりも、時間差TAと、描画処理完了タイミングからターンランプインジケータ33aがインジケータ点灯状態で表示される表示タイミングまでの時間差TBとを合わせた時間分短くなるように、2回目のターンランプインジケータ33aをインジケータ点灯状態にするタイミングを予測する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ターンランプと、
ディスプレイ、および、前記ターンランプのターンランプ状態をインジケータ状態により示すターンランプインジケータを当該ディスプレイに描画する描画処理部を有する表示装置と、
ユーザの操作を受け付け、前記ターンランプの前記ターンランプ状態の制御、および、ネットワークを介して前記表示装置に前記ターンランプインジケータの前記インジケータ状態に関わるインジケータ信号を送信する制御部と
を備える車両制御装置であって、
前記ターンランプ状態には、第1のターンランプ状態と、第2のターンランプ状態とがあり、
前記インジケータ状態には、前記第1のターンランプ状態に対応する第1のインジケータ状態と、前記第2のターンランプ状態に対応する第2のインジケータ状態とがあり、
前記インジケータ信号には、前記第1のインジケータ状態の描画に関わる第1のインジケータ信号と、前記第2のインジケータ状態の描画に関わる第2のインジケータ信号とがあり、
前記描画処理部は、
前記制御部が前記ターンランプを前記第1のターンランプ状態にする今回の制御に対応して送信する前記第1のインジケータ信号を当該制御部から受信を開始する受信開始タイミングと、当該描画処理部が前記ターンランプインジケータを前記第1のインジケータ状態に描画する今回の描画処理を完了する完了タイミングとの時間差を算出し、
前記ターンランプの前記第1のターンランプ状態への次回の制御に対応する、前記ターンランプインジケータを前記第1のインジケータ状態に描画する次回の描画処理を含む次回の所定の処理を、前記時間差に基づいて当該次回の描画処理を含む当該次回の所定の処理の開始タイミングを予測して行う
ことを特徴とする車両制御装置。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記描画処理部は、前記時間差に基づいて、前記今回の描画処理を含む今回の所定の処理で描画された前記第1のインジケータ状態に続く前記第2のインジケータ状態の期間が、前記ターンランプの1回の前記第2のターンランプ状態の期間よりも短くなるようにして、前記次回の描画処理を含む前記次回の所定の処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ターンランプのターンランプ状態の変化に対応させて(例えば、点消灯に対応させて)、ターンランプインジケータを当該ターンランプ状態に対応するインジケータ状態に変化させる(例えば、点滅させる)車両制御装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、点滅するインジケータと、図形や画像などを表示するモニタと、モニタを制御するモニタ制御回路と、点滅の基準周期となる基準パルスを生成してインジケータとモニタ制御回路とに入力する基準回路とを備え、さらに、モニタ制御回路に基準回路から基準パルスが入力されてからモニタ制御回路がモニタを制御する所定処理を行った後に、基準パルスの1周期から当該所定処理に要した処理時間を差し引いた時間だけ遅らせて、モニタに対するブリンクを開始する同期手段を備えたブリンク装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-114207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、インジケータとモニタとを同期させるために、モニタに対するブリンクの開始を遅らせていたため、ユーザに違和感を与える虞がある。
【0005】
ところで、ターンランプと、ターンランプの点消灯状態(点灯状態、消灯状態)を示すLEDを用いたターンランプインジケータとを備える車両では、ターンランプの点消灯を制御するECU(Electronic Control Unit)が直接LEDの駆動制御を行っていたが、消線化によるコスト低減のために、ECUがCAN(Controller Area Network)を用いてターンランプインジケータの点滅に関わるインジケータ信号を送信する方式が自動車業界のトレンドとなっている。また、フル液晶メータなどの普及により、LEDを用いてきたターンランプインジケータを、ディスプレイに表示する車両が増加しつつある。
【0006】
このように、CANを使用し、ターンランプインジケータをディスプレイに表示する場合、CANの送信周期およびターンランプインジケータをディスプレイに描画するための描画処理により、ターンランプの点消灯に対してターンランプインジケータの点滅が遅延し、ユーザに違和感を与える虞があるという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ターンランプが所定のターンランプ状態になるタイミング(例えば、点消灯のタイミング)とターンランプインジケータが当該所定のターンランプ状態に対応する所定のインジケータ状態になるタイミング(例えば、点滅のタイミング)との時間差を小さく抑えることができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両制御装置は、ターンランプと、ディスプレイ、および、前記ターンランプのターンランプ状態をインジケータ状態により示すターンランプインジケータを当該ディスプレイに描画する描画処理部を有する表示装置と、ユーザの操作を受け付け、前記ターンランプの前記ターンランプ状態の制御、および、ネットワークを介して前記表示装置に前記ターンランプインジケータの前記インジケータ状態に関わるインジケータ信号を送信する制御部とを備える車両制御装置であって、前記ターンランプ状態には、第1のターンランプ状態と、第2のターンランプ状態とがあり、前記インジケータ状態には、前記第1のターンランプ状態に対応する第1のインジケータ状態と、前記第2のターンランプ状態に対応する第2のインジケータ状態とがあり、前記インジケータ信号には、前記第1のインジケータ状態の描画に関わる第1のインジケータ信号と、前記第2のインジケータ状態の描画に関わる第2のインジケータ信号とがあり、前記描画処理部は、前記制御部が前記ターンランプを前記第1のターンランプ状態にする今回の制御に対応して送信する前記第1のインジケータ信号を当該制御部から受信を開始する受信開始タイミングと、当該描画処理部が前記ターンランプインジケータを前記第1のインジケータ状態に描画する今回の描画処理を完了する完了タイミングとの時間差を算出し、前記ターンランプの前記第1のターンランプ状態への次回の制御に対応する、前記ターンランプインジケータを前記第1のインジケータ状態に描画する次回の描画処理を含む次回の所定の処理を、前記時間差に基づいて当該次回の描画処理を含む当該次回の所定の処理の開始タイミングを予測して行うことを特徴としている。
【0009】
この構成によれば、描画処理部は、ターンランプの第1のターンランプ状態への今回の制御に対応する今回の第1のインジケータ信号の受信開始タイミングと今回の描画処理を完了する完了タイミングとの時間差を算出し、ターンランプの第1のターンランプ状態への次回の制御に対応するターンランプインジケータを第1のインジケータ状態に描画する次回の描画処理を含む次回の所定の処理を、時間差に基づいて、当該次回の描画処理を含む当該次回の所定の処理の開始タイミングを予測して行う。このため、次回ターンランプが第1のターンランプ状態になるタイミングと、次回ターンランプインジケータが当該第1のターンランプ状態に対応する第1のインジケータ状態になるタイミングと、の時間差を小さく抑えることができる。この結果、ターンランプの状態変化とターンランプインジケータの状態変化との時間ずれによるユーザの違和感を低減させることができる。
【0010】
また、前記描画処理部は、前記時間差に基づいて、前記今回の描画処理を含む今回の所定の処理で描画された前記第1のインジケータ状態に続く前記第2のインジケータ状態の期間が、前記ターンランプの1回の前記第2のターンランプ状態の期間よりも短くなるようにして、前記次回の描画処理を含む前記次回の所定の処理を行うとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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