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公開番号
2025153926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056647
出願日
2024-03-29
発明の名称
樹脂製品及びその製造方法
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
45/16 20060101AFI20251002BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】コストアップを招くことなく表面にファブリックの質感を付与してなる樹脂製品を提供する。
【解決手段】この樹脂製品10は、本体部11と、本体部11の表面11a側に位置する表層部12とを備え、少なくとも所定の表層部12がエラストマーの射出成形で形成される射出成形品であって、所定の表層部12の表面12aに布地を模した形状をなす部分13が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも所定の表層部がエラストマーの射出成形で形成される射出成形品であって、前記所定の表層部の表面に布地を模した形状をなす部分が設けられている、樹脂製品。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
樹脂製品のうち少なくとも所定の表層部を所定の金型を用いたエラストマーの射出成形で形成する樹脂製品の製造方法であって、
布地を模した形状をなす前記金型の成形面で前記表層部の表面を成形する、樹脂製品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂製品及びその製造方法に関し、特に射出成形で樹脂製品を製造するための技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
周知のように、自動車の内装には、意匠性や質感を通じた室内の快適性を低コストに高める目的で、布等のファブリック材を表面に貼り付けてなる内装材が用いられている。例えば、特許文献1には、アクリル樹脂シートに、ファブリック材としての織物状物を接着固定してなる複合シートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-218432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の如き内装材を製造するためには、予め射出成形等で内装材の本体となる樹脂材を成形すると共に、所定の布地を内装材の表面形状に応じて裁断しておき、樹脂材に布地を巻き付けて貼り合わせる工程が必要となる。これでは、材料費、作業費ともに高価となり、自動車全体の低コスト化の妨げとなるおそれがある。
【0005】
上述した問題は何も自動車の内装材に限ったことではなく、表面のファブリック化が要望される樹脂製品全てに起こり得る。
【0006】
以上の事情に鑑み、本明細書では、コストアップを招くことなく表面にファブリックの質感を付与してなる樹脂製品を提供可能とすることを、解決すべき技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題の解決は、本発明に係る樹脂製品によって達成される。すなわち、この樹脂製品は、少なくとも所定の表層部がエラストマーの射出成形で形成される樹脂製品であって、所定の表層部の表面に布地を模した形状をなす部分が設けられている点をもって特徴付けられる。
【0008】
本発明に係る樹脂製品では、当該樹脂製品のうち少なくとも所定の表層部をエラストマーの射出成形で形成し、かつ当該表層部の表面に布地を模した形状をなす部分を設けるようにした。このように樹脂製品のうち所定の表層部の表面に布地を模した形状をなす部分を設けることで、実際に布地を用いずとも樹脂の射出成形品で布地の視覚的な質感を再現することができる。また、表面に布地を模した形状をなす部分が設けられた所定の表層部をエラストマーの射出成形品とすることにより、材料コストを抑えつつ布地の触感を再現することが可能となる。
【0009】
また、本発明に係る樹脂製品は、表層部の裏面側に位置する樹脂製品の本体部をさらに備え、所定の表層部がエラストマーの射出成形で形成され、本体部がプラスチックの射出成形で形成されるものであってもよい。
【0010】
このように表面に布地を模した形状をなす部分が設けられた表層部をエラストマーの射出成形で形成することで、材料コストを抑えつつ布地の視覚的な質感や触感を再現することができる。加えて、樹脂製品の本体部をプラスチックの射出成形で形成することで、樹脂製品全体に要求される硬度や剛性等の機械的特性を確保することができる。また、表層部と本体部をともに射出成形で形成するのであれば、例えば本体部をインサート部品として表層部を射出成形で形成することにより、表層部の射出成形と同時に、表層部と本体部の一体化を図ることができる。よって、製造コストの更なる低減化が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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