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公開番号
2025160042
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2024063012
出願日
2024-04-09
発明の名称
制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60L
58/26 20190101AFI20251015BHJP(車両一般)
要約
【課題】ブロワの電池冷却性能の低下を抑制できる制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、電池と、ブロワと、フィルタと、第1検知部と、制御部と、を備える。ブロワは、順回転により空気を電池に送風する。フィルタは、ブロワを空気の送風方向上流側から覆う。第1検知部は、車内の搭乗員を検知する。制御部は、車両の停車後に第1検知部が車内の搭乗員を所定時間検知しない場合、ブロワを最大出力で逆回転させる制御を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電池と、
順回転により空気を前記電池に送風するブロワと、
前記ブロワを前記空気の送風方向上流側から覆うフィルタと、
車内の搭乗員を検知する第1検知部と、
車両の停車後に前記第1検知部が前記車内の前記搭乗員を所定時間検知しない場合、前記ブロワを最大出力で逆回転させる制御を行う制御部と、
を備える、制御装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記第1検知部は、前記搭乗員が着座することによって発生する圧力を検知する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第1検知部は、前記搭乗員がシートベルトを装着したことを検知する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記ブロワは、前記車両の幅方向における一方側の端部に近い位置に配設され、
前記車両の扉が開錠されたことを検知する第2検知部を備え、
前記一方側に配設される前記扉が開錠されたことを前記第2検知部が検知した場合、前記制御部は、前記ブロワを最大よりも小さい出力で所定時間逆回転させる、
請求項1乃至3のいずれか一つに記載の制御装置。
【請求項5】
前記フィルタの詰まりを検知する第3検知部を備え、
前記第3検知部が前記フィルタの詰まりを検知した場合、前記制御部は、前記ブロワを逆回転させる、
請求項1乃至3のいずれか一つに記載の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ハイブリッド車(HV:Hybrid Vehicle)や電気自動車(EV:Electric Vehicle)などの電動車は、電池を冷却するブロワを備えている。ブロワは、車室内の空気を電池に送風することで当該電池を空冷する。ブロワは、ブロワカバーに設けられるフィルタよって埃等から保護される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-162152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ブロワを継続して使用すると、フィルタに埃等が溜まり、当該フィルタが早期に目詰まりすることがある。フィルタに目詰まりが発生すると、ブロワが空気を送風する性能が低下する。このため、ブロワは、電池を冷却する性能が低下する虞がある。
【0005】
本発明の目的の一つは、ブロワの電池冷却性能の低下を抑制できる制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、電池と、ブロワと、フィルタと、第1検知部と、制御部と、を備える。ブロワは、順回転により空気を電池に送風する。フィルタは、ブロワを空気の送風方向上流側から覆う。第1検知部は、車内の搭乗員を検知する。制御部は、車両の停車後に第1検知部が車内の搭乗員を所定時間検知しない場合、ブロワを最大出力で逆回転させる制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ブロワの電池冷却性能の低下を抑制できる車両制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一つの実施形態のフィルタカバーを取り外した状態の給電ユニットの構成を示す斜視図である。
図2は、上記実施形態の車両制御装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図3は、上記実施形態の車両制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、添付図面を参照して、ECU17の実施形態を詳細に説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用及び結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
以下、本実施形態に係る電動車1の概略と構造について説明する。図1は、一つの実施形態のフィルタカバーを取り外した状態の給電ユニット1aの構成を示す斜視図である。給電ユニット1aは、バッテリー式電気自動車(BEV)である電動車1に搭載される。なお、給電ユニット1aは、例えば、ハイブリッド自動車(HEV)及び燃料電池自動車(FCV)のような他の車両に搭載されても良い。給電ユニット1aは、例えば、車両の運転席又は助手席のシート下に搭載される。給電ユニット1aは、電池11を収容する電池パック11aと、ブロワ12と、フィルタ13と、吸気口14と、不図示のフィルタカバーとを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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