TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025178420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2025164747,2021018688
出願日
2025-09-30,2021-02-09
発明の名称
車両用表示装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60K
35/22 20240101AFI20251128BHJP(車両一般)
要約
【課題】本発明は、コストを抑制しつつ道路標識など所定の情報の表示を可能とし、運転者に注意喚起を行うことができる車両用表示装置の提供を目的とした。
【解決手段】本発明の車両用表示装置10は、所定の情報を視覚的に示すシンボルSが複数設けられた表示盤40と、シンボルSを点灯させる光源30と、を有し、表示盤40には、複数の層が形成されており、複数のシンボルSのうち所定の情報を示すシンボルSを第一シンボルS1とし、表示盤40の領域のうち第一シンボルS1が設けられた領域を第一領域40aとした場合、第一領域40aには、第一シンボルSの少なくとも一部を所定の色で表示させるための有色層44が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の情報を視覚的に示すシンボルが複数設けられた表示盤と、
前記シンボルを点灯させる光源と、を有し
前記表示盤には、複数の層が形成されており、
複数の前記シンボルのうち所定の情報を示す前記シンボルを第一シンボルとし、前記表示盤の領域のうち前記第一シンボルが設けられた領域を第一領域とした場合、
前記第一領域には、前記第一シンボルの少なくとも一部を所定の色で表示させるための有色層が設けられており、
前記表示盤は、前記シンボルの輪郭を形成する第一遮光層と、前記光源の光をほとんど透過しない第二遮光層とを有し、前記第一遮光層と前記第二遮光層とが積層されたものであることを特徴とする、車両用表示装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
所定の情報を視覚的に示すシンボルが複数設けられた表示盤と、
前記シンボルを点灯させる光源と、を有し
前記表示盤には、複数の層が形成されており、
複数の前記シンボルのうち所定の情報を示す前記シンボルを第一シンボルとし、前記表示盤の領域のうち前記第一シンボルが設けられた領域を第一領域とした場合、
前記第一領域には、前記第一シンボルの少なくとも一部を所定の色で表示させるための有色層が設けられており、
前記表示盤は、前記シンボルの輪郭を形成する第一遮光層と、前記光源の光をほとんど透過しない第二遮光層とを有し、前記第一遮光層と前記第二遮光層とが積層されており、
前記第一領域には、前記光源の消灯時に前記シンボルを視認困難にする目隠し層が設けられていることを特徴とする、車両用表示装置。
【請求項3】
前記シンボルのうち、前記第一シンボル以外の前記シンボルであって車両の状態に関する情報を示す前記シンボルを第二シンボルとし、
前記第一シンボルに対して設けられた前記光源を第一光源とし、前記第二シンボルに対して設けられた前記光源を第二光源とした場合、
前記第一光源は、前記第二光源よりも輝度が高いことを特徴とする、請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
道路に関する情報を取得するカメラが設けられた車両に用いられるものであって、
所定の情報を視覚的に示すシンボルが複数設けられた表示盤と、
前記シンボルを点灯させる光源と、を有し
前記表示盤には、複数の層が形成されており、
複数の前記シンボルのうち所定の情報を示す前記シンボルを第一シンボルとし、前記表示盤の領域のうち前記第一シンボルが設けられた領域を第一領域とした場合、
前記第一領域には、前記第一シンボルの少なくとも一部を所定の色で表示させるための有色層が設けられており、
前記表示盤は、前記シンボルの輪郭を形成する第一遮光層と、前記光源の光をほとんど透過しない第二遮光層とを有し、前記第一遮光層と前記第二遮光層とが積層されたものであり、
前記第一シンボルが、前記カメラが取得した情報に関するものであることを特徴とする、車両用表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の情報を表示させる表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、車速やエンジン回転数などの走行情報を表示するための表示装置が搭載されている。表示装置(メータ)には、従来からあるアナログ機械式のものと、液晶ディスプレイなどの画像表示装置に画像としてメータなどを表示させるものとがある。
【0003】
また、近年では、カメラで認識した情報(道路標識など車両外環境に関する情報)を認識して、その認識した情報を液晶ディスプレイに表示する表示装置が提供されている。例えば、下記特許文献1には、カメラが認識した道路標識をディスプレイに表示することができる標識表示装置が開示されている。特許文献1の標識表示装置では、ディスプレイに道路標識を表示させることで、運転者に道路標識などに関する注意喚起を行い、車両の安全運転を支援することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-197862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている技術のように、ASV(Advanced Safety Vehicle)と呼ばれる先進安全運転自動車では、カメラから取得した標識などの情報をCAN通信で受信し、TFT(Thin Film Transistor)液晶を備えるメータ(TFTメータ)に表示されている。
【0006】
ここで、ステレオカメラECU(ステレオカメラとそのECUとが一体化した装置)は標準装備となりつつあり、カメラが認識した情報に関する信号を受信可能となっている。しかしながら、TFT液晶付きの表示装置(TFTメータ)は高価であり、一部グレードの車両のみで採用されている。そのため、カメラが認識した情報(道路標識などの情報)は、TFTメータを搭載する車両でしか表示することができなかった。
【0007】
すなわち、従来の技術では、TFT液晶を備えないメータを搭載している廉価グレードの車両では、道路標識などの信号を受信しているにも関わらず、これらの情報の表示ができなかった。その一方、高齢者や初心者の乗る機会がある全てのグレードの車両で、標識表示などの表示を行いたいという要望が高くなっている。
【0008】
そこで本発明は、コストを抑制しつつ道路標識など所定の情報の表示を可能とし、運転者に注意喚起を行うことができる車両用表示装置の提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題について本発明の発明者らは、TFT液晶を備えないメータ(アナログ機械式のメータ)に対して、道路標識などの表示を追加することを検討した。ここで、一時停止や進入禁止など所定の表示(シンボル)は、白色と所定色(例えば赤色)など白色を含む複数の色が用いられている。
【0010】
例えば「一時停止」の表示では、赤色の逆三角形の図形の中に「STOP」という文字と「止まれ」という文字とが白色で表示されている。また、このような道路標識などのシンボルでは、例えば文字部分を黒表示にするなど、従来のアナログ式の表示装置のように単色表示(LEDの発光色による単色)で表そうとすると、運転者が認識するイメージから離れ、結果として認識性が低下するおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
ダイハツ工業株式会社
制御装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
塗布装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
溶接装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
発電装置
21日前
ダイハツ工業株式会社
車両制御装置
26日前
ダイハツ工業株式会社
曲げ加工方法
1日前
ダイハツ工業株式会社
車両用制御装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
剪断穴あけ装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
電線温度推定装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車体の下部後方構造
5日前
ダイハツ工業株式会社
溶接電極の研磨装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
バッテリーモジュール
今日
ダイハツ工業株式会社
副燃焼室付きエンジン
12日前
ダイハツ工業株式会社
ロボット制御システム
5日前
ダイハツ工業株式会社
有機物の分解処理装置
1日前
ダイハツ工業株式会社
車両用外部充電ポート支持構造
12日前
ダイハツ工業株式会社
車両用外部充電ポート支持構造
12日前
ダイハツ工業株式会社
ハイブリッド車両駆動用ユニット
1か月前
ダイハツ工業株式会社
落雷予測システム及び落雷予測方法
1か月前
ダイハツ工業株式会社
バイオガス発酵システム及びバイオガス発酵方法
今日
ダイハツ工業株式会社
車両用灯具
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両用表示装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
車両、蓄電装置および温度調整装置
1か月前
個人
タイヤレバー
4か月前
個人
前輪キャスター
3か月前
個人
上部一体型自動車
2か月前
個人
ホイルのボルト締結
5か月前
個人
タイヤ脱落防止構造
3か月前
個人
空間形成装置
1か月前
個人
ルーフ付きトライク
4か月前
個人
マスタシリンダ
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
個人
車両通過構造物
4か月前
個人
キャンピングトライク
5か月前
日本精機株式会社
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る