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公開番号2025167380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071930
出願日2024-04-25
発明の名称車両用制御装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B60Q 3/30 20170101AFI20251030BHJP(車両一般)
要約【課題】車室内の収納スペースを拡張可能な車両において、収納スペースが拡張された場合であっても、視認性が低下するのを防止可能な車両用制御装置を実現する。
【解決手段】車両用制御装置(照明制御装置2)は、車室内空間における座席配置領域が、収納スペースLSの一部として使用されているか否かを判定するシート位置判定部3bと、シート位置判定部3bの判定結果に基づいて後部ルームランプ4bの点灯態様を制御する制御部3aとを備える。ここで、制御部3aは、シート位置判定部3bにより3列目シート8cの配置領域が収納スペースLSの一部として使用されていると判定されることを条件として、サイドドア9が閉状態、かつ、後部ドア10が開状態になったときに、収納スペースLSの照度が上がるように後方ルームランプ4bの点灯制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サイドドアと、後部ドアと、車室内空間の後部に設けられた収納スペースと、車室内の座席に対応して当該車室内に配設された照明装置とを有する車両の前記照明装置を制御する車両用制御装置であって、
前記車室内空間における座席配置領域が、前記収納スペースの一部として使用されているか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて前記照明装置の点灯態様を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記判定部により前記座席配置領域が前記収納スペースの一部として使用されていると判定されることを条件として、前記サイドドアが閉状態、かつ、前記後部ドアが開状態になったときに、前記収納スペースの照度が上がるように前記照明装置の点灯態様を制御することを特徴とする車両用制御装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記照明装置は、前記車室内空間のうちの、前記収納スペースに隣接する座席の配置空間を照明する第1照明部と、前記収納スペースに隣接する座席とは異なる座席の配置空間を照明する第2照明部と、を備え、
前記制御部は、前記収納スペースの照度を上げる点灯態様として、前記第1照明部の光量を上げつつ、前記第2照明部の光量を前記第1照明部の光量よりも低くすることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
【請求項3】
前記照明装置は、前記車室内空間のうちの、前記収納スペースに隣接する座席の配置空間を照明する第1照明部と、前記収納スペースに隣接する座席とは異なる座席の配置空間を照明する第2照明部と、を備え、
前記制御部は、前記収納スペースの照度を上げる点灯態様として、前記第1照明部および前記第2照明部のうちの一方の光量を上げつつ、当該一方の光の照射方向を前記収納スペース側に向けるとともに、他方の光量を前記一方の光量よりも低くすることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内に配設された照明装置を制御する車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の後部に設けられたトランクルームを照明する照明装置がある。例えば、特許文献1に記載の照明装置は、トランクルームとキャビンとが連通した開放型の車両において、トランクルームの床下に設置されており、バックドアが開放されるときに点灯制御されることで、トランクルームの照明が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-171242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなトランクルームとキャビンとが連通する車両の中には、収納スペースを拡張するために、車両の後部座席を前方に移動させたり、後部座席の格納や跳ね上げが可能なものがある。この種の車両では、後部座席の配置空間が収納スペースとして使用されたときに、トランクルーム用の照明装置の光が届きにくく、ユーザの視認性が低下するという問題が生じ得る。
【0005】
そこで本発明は、車室内の座席配置領域を収納スペースの一部として使用可能な車両において、収納スペースが拡張された場合であっても、収納スペースの視認性が低下するのを防止可能な車両用制御装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の車両用制御装置は、サイドドアと、後部ドアと、車室内空間の後部に設けられた収納スペースと、車室内の座席に対応して当該車室内に配設された照明装置とを有する車両の前記照明装置を制御する車両用制御装置であって、前記車室内空間における座席配置領域が、前記収納スペースの一部として使用されているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて前記照明装置の点灯態様を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記判定部により前記座席配置領域が前記収納スペースの一部として使用されていると判定されることを条件として、前記サイドドアが閉状態、かつ、前記後部ドアが開状態になったときに、前記収納スペースの照度が上がるように前記照明装置の点灯態様を制御することを特徴としている。
【0007】
上記した車両用制御装置は、判定部により座席配置領域が収納スペースの一部として使用されていると判定されることを条件として、後部ドアが開状態になると、収納スペースの照度が上がるように、座席に対応して配設された照明装置の点灯態様が制御される。このようにすると、収納スペースが拡張された状態になると、照明装置により収納スペースの照度を上げることができる。したがって、本発明の車両用制御装置は、収納スペースが拡張された場合であっても、収納スペースの視認性が低下するのを防止することができる。
【0008】
(2)前記制御部は、前記収納スペースの照度を上げる点灯態様として、前記照明装置の光量を上げるとよい。
【0009】
このようにすると、本発明の車両用制御装置は、収納スペースが拡張された状態になったときには、照明装置の光量を上げることで収納スペースの照度が上がるため、収納スペースの拡張により収納スペースの視認性が低下するのを防止できる。
【0010】
(3)前記制御部は、前記収納スペースの照度を上げる点灯態様として、前記照明装置の光量を上げつつ、光の照射方向を前記収納スペース側に向けるとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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