TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025151769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053356
出願日
2024-03-28
発明の名称
車両用制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06V
10/22 20220101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】レーダでの点群データを基に、物標がいるらしき範囲を予め絞ることで、画像認識での処理負荷を低減できる、車両用制御装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る車両用制御装置は、車両の周囲を撮影するカメラと、前記車両の周囲の物標からの反射の反射点を認識するレーダと、を含む車両用制御装置であって、基準面にグリッドを設定する設定部と、前記レーダにより検出される前記反射点が所定数以上位置する前記グリッドにおいて当該反射点が存在する高さに応じた四角柱を生成する生成部と、前記カメラにより撮影される画像のうち前記四角柱に対応する領域に対して画像処理を行う画像処理部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の周囲を撮影するカメラと、前記車両の周囲の物標からの反射の反射点を認識するレーダと、を含む車両用制御装置であって、
基準面にグリッドを設定する設定部と、
前記レーダにより検出される前記反射点が所定数以上位置する前記グリッドにおいて当該反射点が存在する高さに応じた四角柱を生成する生成部と、
前記カメラにより撮影される画像のうち前記四角柱に対応する領域に対して画像処理を行う画像処理部と、
を備える、車両用制御装置。
続きを表示(約 73 文字)
【請求項2】
前記画像処理部は、前記反射点が前記所定数未満の前記領域に対して画像処理を行わない、請求項1に記載の車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
LiDAR(Light Detection And Ranging)等のレーダの点群データを用いた物標認識結果と、カメラでの物標認識結果と、を統合する(例えば、カメラおよびLiDARの両方で認識した物標認識結果のみを使用する)ことで、物標の誤認識を低減する技術が開発されている。また、特許文献1には、全方向ライダの検出信号から取得される点群データと、高精度の地図のデータである高精度地図データ(点群データ)と、をマッチングさせて、車両の位置を推定する技術が開示されている。
【0003】
ここで、点群データから物標を認識する点群認識処理は、点群データから地面からの反射による点群を削除する地面削除、点群同士の距離が近い点毎に点群へのグループ分けを行うクラスタリング、グループ分けした点群の形状に当てはまるように直方体を当てはめるボックス化、およびボックス化までの処理で検知した物標を監視して当該物標の相対速度を算出するトラッキングを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-32069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の技術では、物標が存在しない場合にも、カメラでの撮影結果に対する画像処理が行われるため、処理負荷がかかる。また、LiDARでの物標認識結果の位置に基づいて、画像処理で物標の種別を判別する方法もあるが、LiDARでの物標認識処理が終わってから、カメラでの撮影結果に対して画像処理を行うため、処理時間が増大する。LiDARで物標を認識できない場合はカメラでの撮影結果に対して画像処理を行わないが、LiDARでの物標認識処理が行われるため、処理時間がかかる。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、レーダでの点群データを基に、物標がいるらしき範囲を予め絞ることで、画像認識での処理負荷を低減できる、車両用制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用制御装置は、車両の周囲を撮影するカメラと、前記車両の周囲の物標からの反射の反射点を認識するレーダと、を含む車両用制御装置であって、基準面にグリッドを設定する設定部と、前記レーダにより検出される前記反射点が所定数以上位置する前記グリッドにおいて当該反射点が存在する高さに応じた四角柱を生成する生成部と、前記カメラにより撮影される画像のうち前記四角柱に対応する領域に対して画像処理を行う画像処理部と、を備える。
【0008】
この構成によれば、レーダでの点群データを基に、物標がいるらしき範囲を予め絞ることで、画像認識での処理負荷を低減できる。
【0009】
また、本発明に係る車両用制御装置は、前記画像処理部は、前記反射点が前記所定数未満の前記領域に対して画像処理を行わない。
【0010】
この構成によれば、反射点が所定数未満のかたまりは、画像処理が不要なノイズである蓋然性が高く、これを画像処理しないようにでき、処理負荷を軽減できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
立体グラフの利用方法
3日前
NISSHA株式会社
入力装置
4日前
個人
学習用データ生成装置
5日前
キラル株式会社
顧客体験提供システム
6日前
キヤノン電子株式会社
情報処理システム
3日前
個人
請求金額算出システム
10日前
株式会社結設計
建築物再利用システム
3日前
株式会社野村総合研究所
電子契約システム
10日前
長瀬印刷株式会社
撮影場所特定装置
3日前
株式会社ネオマルス
ポイント付与システム
3日前
株式会社ホリケン
施工協力会データ集計システム
3日前
株式会社デンソー
電子制御装置
3日前
愛知製鋼株式会社
検査システム及び検査方法
5日前
日立建機株式会社
電力管理システム
3日前
Arithmer株式会社
支援装置、および支援方法
3日前
トヨタ自動車株式会社
方法
3日前
ニデックインスツルメンツ株式会社
カードリーダ
5日前
個人
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
4日前
個人
プログラム、文書処理装置、および、文書処理方法
10日前
個人
プログラム、文書処理装置、および、文書処理方法
10日前
個人
プログラム、文書処理装置、および、文書処理方法
10日前
個人
動き評価システム、動き評価方法
3日前
個人
動き評価システム、動き評価方法
3日前
株式会社日立製作所
環境負荷算出装置
3日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3日前
株式会社CONNECTIONS
業務支援書類作成装置
3日前
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
電子機器
5日前
株式会社医療情報技術研究所
医療介護施設連携システム
3日前
個人
自動通信方法および自動通信装置
6日前
ナクシス株式会社
RFIDタグ
3日前
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
電子機器
5日前
清水建設株式会社
防災支援システム
4日前
日本電気株式会社
情報処理装置、方法、及び、プログラム
3日前
新日本コーポレーション株式会社
情報管理システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る