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公開番号
2025177567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084521
出願日
2024-05-24
発明の名称
情報処理装置、方法、及び、プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
8/72 20180101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】言語モデルを用いて大規模なソフトウェアのリファクタリングを支援すること。
【解決手段】情報処理装置は、所定の言語モデルを用いて、所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させ、言語モデルを用いて、グループに属する複数のコードブロックから、類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させる実行制御手段を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の言語モデルを用いて、所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと前記言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させ、
前記言語モデルを用いて、前記グループに属する前記複数のコードブロックから、前記類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させる実行制御手段、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記実行制御手段は、
前記言語モデルを用いて、前記複数の部分コードブロックのそれぞれが前記共通コードブロックを用いて、対応する各コードブロックと同等の機能となるように、前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを生成させる
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記グループは、前記類似記述を含むコードブロックの対である
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記特徴情報は、プログラムの論理構造を含む
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記実行制御手段は、
前記言語モデルにより生成された前記共通コードブロック及び前記複数の部分コードブロックを、前記複数のプログラムの集合のうち前記グループ以外のプログラムと共に対象として、前記言語モデルを用いて、前記グループの抽出、並びに、前記共通コードブロック及び前記複数の部分コードブロックの生成を繰り返し実行する
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記共通コードブロックは、プログラムの関数であり、
前記複数の部分コードブロックのそれぞれは、前記共通コードブロックを呼び出す処理を含めて生成される
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが、
所定の言語モデルを用いて、所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと前記言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させ、
前記言語モデルを用いて、前記グループに属する前記複数のコードブロックから、前記類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させ、
前記言語モデルにより前記複数のコードブロックから生成された前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを取得する
情報処理方法。
【請求項8】
所定の言語モデルを用いて、所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと前記言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させ、前記グループに属する前記複数のコードブロックから、前記類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させる処理と、
前記言語モデルにより前記複数のコードブロックから生成された前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを取得する処理と、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
【請求項9】
所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合に含まれる複数のコードブロックからプログラムの特徴情報の類似度合いが高いと所定の言語モデルが判断した類似記述を抽出させ、当該類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックとを生成させるための指示文章と、当該複数のコードブロックとを含めた入力テキストを、前記言語モデルに対して入力する入力手段と、
前記言語モデルにより前記指示文章に基づき前記複数のコードブロックから生成された前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを取得する取得手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項10】
所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと所定の言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させるための第1の指示文章と、当該複数のプログラムの集合の少なくとも一部とを含めた第1の入力テキストを、前記言語モデルに対して入力する第1の入力手段と、
前記言語モデルにより前記第1の指示文章に基づき抽出された前記複数のコードブロックのグループを取得する第1の取得手段と、
前記グループに属する前記複数のコードブロックから、前記類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させるための第2の指示文章と、当該複数のコードブロックとを含めた第2の入力テキストを、前記言語モデルに対して入力する第2の入力手段と、
前記言語モデルにより前記第2の指示文章に基づき前記複数のコードブロックから生成された前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを取得する第2の取得手段と、
を備える情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ソフトウェアのリファクタリングとは、ソフトウェアの機能や振る舞いを変えずに、内部構造を整理し改善することである。例えば、ソフトウェアの技術者は、重複したコードを削減することや、同じ役割(機能)のコード群を一元化したりすることにより、当該ソフトウェアのリファクタリングを行う。特許文献1には、ソフトウェアを構成するソースコードの類似性に基づいてリファクタリングを行う技術が開示されている。
【0003】
また、近年、AI(Artificial Intelligence)モデルの一種であるLLM(Large Language Model)が普及している。LLMは、自然言語モデルに対して、大量のデータセットを用いて深層学習を繰り返して学習された学習済みモデルである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-179369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、大規模なソフトウェアのリファクタリングにLLM等の言語モデルを適用しようとすると、言語モデルの処理能力の制約から十分な精度のリファクタリング結果を得ることが困難であるという課題がある。
【0006】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、言語モデルを用いて大規模なソフトウェアのリファクタリングを支援するための情報処理装置、方法、及び、プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる情報処理装置は、
所定の言語モデルを用いて、所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと前記言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させ、
前記言語モデルを用いて、前記グループに属する前記複数のコードブロックから、前記類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させる実行制御手段、
を備える。
【0008】
本開示にかかる情報処理方法は、
コンピュータが、
所定の言語モデルを用いて、所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと前記言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させ、
前記言語モデルを用いて、前記グループに属する前記複数のコードブロックから、前記類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させ、
前記言語モデルにより前記複数のコードブロックから生成された前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを取得する。
【0009】
本開示にかかる情報処理プログラムは、
所定の言語モデルを用いて、所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合の少なくとも一部から、プログラムの特徴情報の類似度合いが高いと前記言語モデルが判断した類似記述を含む複数のコードブロックのグループを抽出させ、前記グループに属する前記複数のコードブロックから、前記類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックを生成させる処理と、
前記言語モデルにより前記複数のコードブロックから生成された前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを取得する処理と、
をコンピュータに実行させる。
【0010】
本開示にかかる情報処理装置は、
所定のソフトウェアを構成する複数のプログラムの集合に含まれる複数のコードブロックからプログラムの特徴情報の類似度合いが高いと前記言語モデルが判断した類似記述を抽出させ、当該類似記述に基づく共通処理を記述した共通コードブロックと、各コードブロックと前記類似記述との差分に基づき各コードブロックに対応する複数の部分コードブロックとを生成させるための指示文章と、当該複数のコードブロックとを含めた入力テキストを、所定の言語モデルに対して入力する入力手段と、
前記言語モデルにより前記指示文章に基づき前記複数のコードブロックから生成された前記共通コードブロックと前記複数の部分コードブロックとを取得する取得手段と、
を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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