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公開番号2025177386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024084177
出願日2024-05-23
発明の名称制御装置、制御プログラム、および制御方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/44 20130101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】端末が認証を求めてきたタイミングに対し、ネットワークの管理者の注意を向けることができるようにする。
【解決手段】制御装置1は、任意の端末2から当該端末のMACアドレスを含む信号を受信する受信手段12と、信号に含まれるMACアドレスが登録済端末情報に含まれていない場合に、信号を受信した時刻と、当該MACアドレスと、を出力し、当該MACアドレスの登録可否の入力を受け付ける受付手段13と、信号に含まれるMACアドレスが登録済端末情報に含まれている場合に、端末に対してIPアドレスを割り当てる処理を実行する割当手段14と、を備え、受付手段は、登録可の入力を受け付けた場合に、MACアドレスを前記登録済端末情報に追加し、時刻に基づいて、警告をさらに出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
既に登録されている端末に関する情報である登録済端末情報を記憶する記憶手段と、
任意の端末から当該端末のMACアドレスを含む信号を受信する受信手段と、
前記信号に含まれるMACアドレスが前記登録済端末情報に含まれていない場合に、前記信号を受信した時刻と、当該MACアドレスと、を出力し、当該MACアドレスの登録可否の入力を受け付ける受付手段と、
前記信号に含まれるMACアドレスが前記登録済端末情報に含まれている場合に、前記端末に対してIPアドレスを割り当てる処理を実行する割当手段と、
を備え、
前記受付手段は、
登録可の入力を受け付けた場合に、前記MACアドレスを前記登録済端末情報に追加し、
前記時刻に基づいて、警告をさらに出力する、
制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記MACアドレスが前記登録済端末情報に追加される直前に前記信号を受信した時刻から、次の前記信号を受信した時刻までの時間を計測する計測手段をさらに備え、
前記受付手段は、前記時間が予め定められた許容時間よりも長い場合に、前記警告を出力する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記記憶手段は、未登録の端末の製造番号を示す登録可能端末情報をさらに記憶し、
前記信号は、当該信号を送信してきた端末の製造番号をさらに含み、
前記受付手段は、
前記信号に含まれるMACアドレスが前記登録済端末情報に含まれておらず、かつ前記信号に含まれる製造番号が前記登録可能端末情報に含まれている場合に、前記時刻と当該MACアドレスとを出力し、当該MACアドレスの登録可否の入力を受け付ける、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記受信手段は、前記信号を送信してきた端末のベンダーIDが予め定められたベンダーIDである場合に、前記信号を受信する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記受付手段は、
前記時刻と当該MACアドレスとを含む表示画面のデータを生成し、
当該データを、表示手段を備える他の装置へ送信する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、
上記記憶手段、上記受信手段、上記受付手段、および上記割当手段としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
【請求項7】
任意の端末から当該端末のMACアドレスを含む信号を受信する受信ステップと、
前記信号に含まれるMACアドレスが、既に登録されている端末に関する情報である登録済端末情報に含まれていない場合に、前記信号を受信した時刻と、当該MACアドレスと、を出力し、当該MACアドレスの登録可否の入力を受け付ける受付ステップと、
前記信号に含まれるMACアドレスが前記登録済端末情報に含まれている場合に、前記端末に対してIPアドレスを割り当てる処理を実行する割当ステップと、
を含み、
前記受付ステップにおいて、
登録可の入力を受け付けた場合に、前記MACアドレスを前記登録済端末情報に追加し、
前記時刻が所定条件を満たさない場合に、警告をさらに出力する、
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、制御プログラム、および制御方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端末のMACアドレスを登録する際の手間を低減するための各種技術が提案されている。例えば特許文献1には、ユーザ端末のMACアドレスを用いて端末認証を行う認証サーバと、端末認証のためのMACアドレスが登録される認証DBと、を備え、認証サーバは、ユーザ端末から端末認証要求及びMACアドレスを受信した場合、当該MACアドレスと認証DBに登録されているMACアドレスとを比較し、一致の場合、端末認証の結果を成功とし、不一致の場合、端末認証の結果を失敗とし、当該端末認証の結果を表す端末認証応答をユーザ端末へ送信する端末認証サーバ部と、端末認証が失敗となったユーザ端末のMACアドレスを収集する収集部と、収集されたMACアドレスを認証DBに登録する登録部と、を有する認証システムについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-143396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された認証システムは、ユーザ端末の認証に失敗した後、認証ユーザ端末から端末認証要求及びMACアドレスを再度受信した場合には、当該ユーザ端末を無条件で認証してしまう。このため、例えば認証に失敗した時期が遠い過去である等、不自然な時刻にMACアドレスを送信してきたユーザ端末も認証してしまう。こうしたユーザ端末は、不正利用されているものである可能性があり、認証してしまうと問題を引き起こす可能性がある。
【0005】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、端末が認証を求めてきたタイミングに対し、ネットワークの管理者の注意を向けることができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例示的側面に係る制御装置は、既に登録されている端末に関する情報である登録済端末情報を記憶する記憶手段と、任意の端末から当該端末のMACアドレスを含む信号を受信する受信手段と、前記信号に含まれるMACアドレスが前記登録済端末情報に含まれていない場合に、前記信号を受信した時刻と、当該MACアドレスと、を出力し、当該MACアドレスの登録可否の入力を受け付ける受付手段と、前記信号に含まれるMACアドレスが前記登録済端末情報に含まれている場合に、前記端末に対してIPアドレスを割り当てる処理を実行する割当手段と、を備え、前記受付手段は、登録可の入力を受け付けた場合に、前記MACアドレスを前記登録済端末情報に追加し、前記時刻に基づいて、警告をさらに出力する。
【0007】
本開示の一例示的側面に係る制御プログラムは、上記制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記記憶手段、上記受信手段、上記受付手段、および上記割当手段としてコンピュータを機能させる。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る制御方法は、任意の端末から当該端末のMACアドレスを含む信号を受信する受信ステップと、前記信号に含まれるMACアドレスが、既に登録されている端末に関する情報である登録済端末情報に含まれていない場合に、前記信号を受信した時刻と、当該MACアドレスと、を出力し、当該MACアドレスの登録可否の入力を受け付ける受付ステップと、前記信号に含まれるMACアドレスが前記登録済端末情報に含まれている場合に、前記端末に対してIPアドレスを割り当てる処理を実行する割当ステップと、を含み、前記受付ステップにおいて、登録可の入力を受け付けた場合に、前記MACアドレスを前記登録済端末情報に追加し、前記時刻が所定条件を満たさない場合に、警告をさらに出力する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一例示的側面によれば、端末が認証を求めてきたタイミングに対し、ネットワークの管理者の注意を向けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の第1の例示的実施形態に係る制御装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
同制御装置の受付手段によるMACアドレス等の出力方法の一例を示す図である。
本開示の第1の例示的実施形態に係る制御方法の流れの一例を示すフロー図である。
本開示の第2の例示的実施形態に係る制御装置(または、本開示の第3の例示的実施形態に係る制御装置)の機能的構成の一例を示すブロック図である。
同制御装置の受付手段によるMACアドレス等の出力方法の一例を示す図である。
本開示の第2の例示的実施形態に係る制御方法の流れの一例を示すフロー図である。
本開示の第3の例示的実施形態に係る制御方法の流れの一例を示すフロー図である。
本開示に係る制御装置として機能するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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