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公開番号2025175741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-03
出願番号2024081967
出願日2024-05-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20251126BHJP(計算;計数)
要約【課題】廃プラスチックを含むプラスチック材に関する調色予測を好適に行うことができる情報処理装置を実現する。
【解決手段】情報処理装置は、色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得する取得手段と、顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を学習した予測モデルを用いて、前記取得手段が取得した情報から、前記色情報及び前記顔料情報の他方の情報を予測する予測手段とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得する取得手段と、
顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を学習した予測モデルを用いて、前記取得手段が取得した情報から、前記色情報及び前記顔料情報の他方の情報を予測する予測手段と
を備えている情報処理装置。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記取得手段及び前記予測手段は、
前記取得手段によって、候補となる顔料を示す前記顔料情報を取得し、
前記予測手段によって、前記顔料情報と、前記廃プラスチックの特徴量とから、前記顔料情報に対応する色を示す色情報を予測する
という第１の処理と、
前記取得手段によって、ターゲットとなる色を示す前記色情報を取得し、
前記予測手段によって、前記色情報と、前記廃プラスチックの特徴量とから、前記色情報に対応する顔料を示す顔料情報を予測する
という第２の処理の少なくも何れかを実行する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記取得手段は、
前記廃プラスチックに関する情報を参照して、前記廃プラスチックの前記特徴量を生成する特徴量生成手段を備えている
請求項１又は２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記特徴量生成手段は、
複数種類の廃プラスチックの各々に複数種類の顔料の各々を適用して得られる各色の情報を含む参照情報を更に参照して、前記廃プラスチックの前記特徴量を生成する
請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記予測手段は、
前記顔料情報が示す顔料を、バージンプラスチック、又はバージンプラスチックと廃プラスチックとを含む混合プラスチックに適用した場合に得られる色、及び
バージンプラスチック、又はバージンプラスチックと廃プラスチックとを含む混合プラスチックが、前記色情報が示す色となるような顔料
の少なくとも何れかを更に予測し、
当該情報処理装置は、
前記予測手段による予測結果を含む提示情報を、ユーザに対して視覚的に提示する出力手段を更に備えている
請求項１又は２に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記予測手段による予測結果、及び前記予測手段が参照する情報の少なくとも何れかを含む情報をデータベースに登録する登録手段
を備えている
請求項１又は２に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記予測手段は、
顔料情報と廃プラスチックの特徴量とから当該顔料情報が示す顔料を当該廃プラスチックに適用した場合に得られる色を示す色情報を予測する学習済モデルを、前記予測モデルとして用いるか、又は
色情報と廃プラスチックの特徴量とから、当該廃プラスチックが当該色情報が示す色となるような顔料を示す顔料情報を予測する学習済モデルを、前記予測モデルとして用いる
請求項１又は２に記載の情報処理装置。
【請求項８】
色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得する取得手段と、
顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を予測する予測モデルを、前記取得手段が取得した情報を参照して学習させる学習手段と
を備えている情報処理装置。
【請求項９】
色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得することと、
顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を学習した予測モデルを用いて、前記取得した情報から、前記色情報及び前記顔料情報の他方の情報を予測することと
を含んでいる情報処理方法。
【請求項１０】
コンピュータを情報処理装置として機能させるプログラムであって、
前記プログラムは、前記コンピュータに、
色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得する取得処理と、
顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を学習した予測モデルを用いて、前記取得処理が取得した情報から、前記色情報及び前記顔料情報の他方の情報を予測する予測処理と
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
プラスチック材に関する調色予測を行う技術が知られている。例えば、特許文献１には、
樹脂を含む塗料について、調色に基づく塗膜の色彩データを予測する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１８８０４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の技術においては、廃プラスチックを含むプラスチック材では、バージン材と異なり、単純な顔料データの加算法則が成立しないため、廃プラスチックを含むプラスチック材に関する調色予測を行なうことは困難であった。
【０００５】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、廃プラスチックを含むプラスチック材に関する調色予測を好適に行う技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一例示的側面に係る情報処理装置は、色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得する取得手段と、顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を学習した予測モデルを用いて、前記取得手段が取得した情報から、前記色情報及び前記顔料情報の他方の情報を予測する予測手段とを備えている。
【０００７】
本開示の一例示的側面に係る情報処理装置は、色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得する取得手段と、顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を予測する予測モデルを、前記取得手段が取得した情報を参照して学習させる学習手段とを備えている。
【０００８】
本開示の一例示的側面に係る情報処理方法は、色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得することと、顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を学習した予測モデルを用いて、前記取得した情報から、前記色情報及び前記顔料情報の他方の情報を予測することとを含んでいる。
【０００９】
本開示の一例示的側面に係る情報処理方法は、色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得することと、顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を予測する予測モデルを、前記取得した情報を参照して学習させることとを含んでいる。
【００１０】
本開示の一例示的側面に係るプログラムは、コンピュータを情報処理装置として機能させるプログラムであって、前記プログラムは、前記コンピュータに、色情報及び顔料情報の何れか一方と、廃プラスチックの特徴量とを取得する取得処理と、顔料情報、廃プラスチックの特徴量、及び色情報の互いの関連性を学習した予測モデルを用いて、前記取得処理が取得した情報から、前記色情報及び前記顔料情報の他方の情報を予測する予測処理とを実行させる。
（【００１１】以降は省略されています）

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