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公開番号
2025007231
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108499
出願日
2023-06-30
発明の名称
タンクおよび画像記録装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250109BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】タンクの底面が水平面に対して傾斜した状態になっても、センサによる液体の残量の検知精度が低下しにくいタンクを提供する。
【解決手段】タンク18は、液体貯留室111と第1センサ125と第2センサ126とを備える。第1センサ125は、液体貯留室111の第1検知位置P1において液体を検知したときに第1信号を出力し、第1検知位置P1において液体を検知しないときに第2信号を出力する。第2センサ126は、液体貯留室111の第2検知位置P2において液体を検知したときに第3信号を出力し、第2検知位置P2において液体を検知しないときに第4信号を出力する。第1検知位置P1と第2検知位置P2とは、水平方向に離れている。第1検知位置P1および第2検知位置P2は、上下方向7において流入口143よりも低い。流出口111Bは、上下方向7において第1検知位置P1および第2検知位置P2よりも低い。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を貯留する液体容器が接続可能なタンクであって、
上記液体容器から供給される液体を貯留する液体貯留室と、
第1センサと、
第2センサと、を備えており、
上記液体貯留室は、上記液体容器から供給される液体を流入させる流入口と、上記液体貯留室に貯留される液体を流出させる流出口と、を有しており、
上記第1センサは、上記液体貯留室の第1検知位置において液体を検知したときに第1信号を出力し、上記第1検知位置において液体を検知しないときに第2信号を出力し、
上記第2センサは、上記液体貯留室の第2検知位置において液体を検知したときに第3信号を出力し、上記第2検知位置において液体を検知しないときに第4信号を出力し、
上記第1検知位置と上記第2検知位置とは、水平方向に離れており、
上記第1検知位置および上記第2検知位置は、上下方向において上記流入口よりも低く、
上記流出口は、上下方向において上記第1検知位置および上記第2検知位置よりも低いタンク。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
上記液体貯留室は、水平方向に沿った一方向に長い直方体状の空間であり、
上記第1センサは、上記液体貯留室において上記一方向における中央よりも一方側に位置しており、
上記第2センサは、上記液体貯留室において上記一方向における中央よりも上記一方側とは反対の他方側に位置する請求項1に記載のタンク。
【請求項3】
上記第1検知位置および上記第2検知位置は、上下方向において同じ位置にある請求項1に記載のタンク。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載のタンクと、
上記タンクに接続された液体容器と、
上記流出口を通して供給される液体を吐出する吐出ヘッドと、
報知部と、
コントローラと、を備えており、
上記コントローラは、上記第2信号および上記第4信号を受信したことを条件として、上記報知部において液体の残量が少ないことを示す報知を実行する画像記録装置。
【請求項5】
上記流出口は、上記水平方向において上記第1検知位置と上記第2検知位置との中央よりも上記第2検知位置側に位置しており、
上記コントローラは、上記第4信号を受信してから第1所定時間が経過した後に、上記第2信号を受信していないことを条件として、上記報知部において液体の残量が少ないことを示す報知を実行する請求項4に記載の画像記録装置。
【請求項6】
上記流出口は、上記水平方向において上記第1検知位置と上記第2検知位置との中央よりも上記第1検知位置側に位置しており、
上記コントローラは、上記第2信号を受信してから第1所定時間が経過した後に、上記第4信号を受信していないことを条件として、上記報知部において液体の残量が少ないことを示す報知を実行する請求項4に記載の画像記録装置。
【請求項7】
上記コントローラは、上記第2信号および上記第4信号のうちの一方を受信した後、上記第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過するまで、上記第2信号および上記第4信号のうちの他方を受信しなかったことを条件として、上記報知部において上記タンクの姿勢が傾いていることを示す報知を実行する請求項5または6に記載の画像記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を貯留する液体容器が接続可能なタンクおよび画像記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体カートリッジが接続可能なタンクが開示される。特許文献1に記載のタンクは、タンク内のインクの液面が第1位置になったことを検知するセンサを後壁に有する。第1位置は、タンクの下壁に位置する流出口の近傍に位置する。インクの液面が第1位置まで低下すると、センサによる検知に基づく報知が実行される。これにより、ユーザは、タンク内やカートリッジ内のインクの残量が少なくなったことを知ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-163684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、例えば、水平面に対して傾斜した面にプリンタが置かれると、上記タンクの底面が水平面に対して傾斜した状態になる。このとき、タンク内の液面がタンクの底面に対して傾斜した状態になるので、タンクの底面が水平のときにタンク内のインクの液面が第1位置よりも高くなる程度のインクがタンク内に貯留されていたとしても、センサがインクを検知しなくなる可能性がある。このように、タンクの底面が水平面に対して傾斜した状態になっているとき、センサによるインク残量の検知精度が低下しやすい。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンクの底面が水平面に対して傾斜した状態になっても、センサによる液体の残量の検知精度が低下しにくいタンクおよび画像記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るタンクは、液体を貯留する液体容器が接続可能なタンクである。上記タンクは、上記液体容器から供給される液体を貯留する液体貯留室と、第1センサと、第2センサと、を備える。上記液体貯留室は、上記液体容器から供給される液体を流入させる流入口と、上記液体貯留室に貯留される液体を流出させる流出口と、を有する。上記第1センサは、上記液体貯留室の第1検知位置において液体を検知したときに第1信号を出力し、上記第1検知位置において液体を検知しないときに第2信号を出力する。上記第2センサは、上記液体貯留室の第2検知位置において液体を検知したときに第3信号を出力し、上記第2検知位置において液体を検知しないときに第4信号を出力する。上記第1検知位置と上記第2検知位置とは、水平方向に離れている。上記第1検知位置および上記第2検知位置は、上下方向において上記流入口よりも低い。上記流出口は、上下方向において上記第1検知位置および上記第2検知位置よりも低い。
【0007】
タンクを備えた画像記録装置が水平面に置かれた状態で液体貯留室に貯留されている液体の液面が第1検知位置よりも高くなる量の液体が、液体貯留室に貯留されているとする。画像記録装置が水平面に対して傾斜した面に置かれると、タンクの底面が水平面に対して傾斜した状態になる。このとき、液体貯留室に貯留されている液体の液面が液体貯留室の底面に対して傾斜した状態になるが、第1センサと、第1センサと水平方向に間隔を空けて位置する第2センサと、が備えられているので、液体の液面が、第1検知位置および第2検知位置のうちの一方よりも低くなったとしても、第1検知位置および第2検知位置のうちの他方よりも高くなりやすい。この状態では、第1検知位置において液体を検知したことを示す第1信号、または、第2検知位置において液体を検知したことを示す第3信号が出力される。すなわち、画像記録装置が水平面に置かれた状態で液体貯留室内の液体の液面が第1検知位置よりも高くなる量の液体が、液体貯留室に貯留されているにもかかわらず、センサが液体を検知しなくなってしまうのを回避できる。このため、センサによる液体の残量の検知精度が低下することを抑制できる。
【0008】
(2)上記液体貯留室は、水平方向に沿った一方向に長い直方体状の空間であってもよい。上記第1センサは、上記液体貯留室において上記一方向における中央よりも一方側に位置してもよい。上記第2センサは、上記液体貯留室において上記一方向における中央よりも上記一方側とは反対の他方側に位置してもよい。
【0009】
タンクは、水平方向に沿った一方向に長い直方体状の内部空間を有するので、タンクの底面が水平面に対して一方向に傾斜した状態になると、液体貯留室に貯留される液体の液面が、液体貯留室において一方側に位置する第1センサおよび液体貯留室において他方側に位置する第2センサに対して上下方向に大きく変位した状態になる。このため、センサによる液体の残量の検知精度が低下することをより効果的に抑制できる。
【0010】
(3)上記第1検知位置および上記第2検知位置は、上下方向において同じ位置にあってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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