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公開番号2025007113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108303
出願日2023-06-30
発明の名称スロットル装置およびそれを備えた鞍乗型車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F02D 9/00 20060101AFI20250109BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】小さなスロットル装置、およびそれを備えた鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】本発明のスロットル装置10は、スロットル軸21と、スロットル軸21と平行な駆動軸22を有する駆動モータ41と、駆動軸22と一体に回転する回転部材24と、回転部材24の回転力をスロットル軸21に伝達する第1伝達部材と、スロットル軸21と平行なセンサ軸23と、センサ軸23の回転角度を検出するスロットルポジションセンサ42と、回転部材24の回転力をセンサ軸23に伝達する第2伝達部材と、を備えている。この構成によれば、スロットル軸21,駆動軸22,センサ軸23が互いに平行な位置に配置されている。従って、スロットル軸21の延長上にスロットルポジションセンサ42を配置する必要がなく、スロットル装置10をスロットル軸21の延伸方向について小さくすることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吸気通路を有するスロットルボディと、
前記スロットルボディに支持されるスロットル軸と、
前記吸気通路に設けられ、前記スロットル軸に連結される第1スロットルバルブと、
前記スロットル軸と平行な駆動軸を有する駆動モータと、
前記駆動軸に連結され、前記駆動軸と一体に回転する回転部材と、
前記回転部材の回転力を前記スロットル軸に伝達する第1伝達部材と、
前記スロットル軸と平行なセンサ軸と、
前記センサ軸の回転角度を検出するスロットルポジションセンサと、
前記回転部材の回転力を前記センサ軸に伝達する第2伝達部材と、を備える
ことを特徴とするスロットル装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1のスロットル装置において、
前記回転部材の回転力は、前記第1伝達部材を介さずに、前記センサ軸に伝達される
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項3】
請求項1に記載のスロットル装置において、
前記第1伝達部材は、
前記回転部材に回転可能に連結される第1レバーと、
前記第1レバーに回転可能に連結される第1アームと、を備え、
前記第1アームは、前記スロットル軸に連結される
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項4】
請求項1に記載のスロットル装置において、
前記第2伝達部材は、
前記回転部材に回転可能に連結される第2レバーと、
前記第2レバーに回転可能に連結される第2アームと、を備え、
前記第2アームは、前記センサ軸に連結される
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項5】
請求項1に記載のスロットル装置において、
前記センサ軸と前記スロットル軸の間の距離は、前記駆動軸と前記スロットル軸の間の距離以上であり、
前記センサ軸と前記スロットル軸の間の距離は、前記駆動軸と前記センサ軸の間の距離以上である
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項6】
請求項1に記載のスロットル装置において、
前記スロットルポジションセンサの少なくとも一部は、前記駆動軸の延伸方向について前記駆動軸と同一位置にある
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項7】
請求項1に記載のスロットル装置において、
前記駆動軸の少なくとも一部は、前記駆動軸の延伸方向について、前記第1スロットルバルブと同一位置にあり、
前記スロットルポジションセンサの少なくとも一部は、前記駆動軸の延伸方向について前記第1スロットルバルブと同一位置にある
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項8】
請求項1に記載のスロットル装置において、
前記スロットル装置は、
前記吸気通路に設けられ、前記スロットル軸に連結される第2スロットルバルブを備え、
前記第1スロットルバルブは、前記スロットル軸に沿って、前記第1伝達部材と前記第2スロットルバルブの間に配置され、
前記駆動軸は、前記スロットル軸の前記延伸方向において、前記第1伝達部材と前記第2スロットルバルブの間に配置され、
前記スロットルポジションセンサは、前記スロットル軸の前記延伸方向において、前記第1伝達部材と前記第2スロットルバルブの間に配置される
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項9】
請求項1に記載のスロットル装置において、
前記第2伝達部材は、前記駆動軸の延伸方向において、前記第1伝達部材と前記駆動モータの間に設けられる
ことを特徴とするスロットル装置。
【請求項10】
請求項1に記載のスロットル装置において、
第1スロットルバルブが閉方向に回転するとき、前記センサ軸は第1方向に回転し、
前記スロットル装置は、
前記第1スロットルバルブが全閉位置にあるときに前記第1スロットルバルブがさらに前記閉方向に回転することを禁止する第1ストッパ機構と、
前記第1スロットルバルブが前記全閉位置にあるときに前記センサ軸がさらに前記第1方向に回転することを禁止する第2ストッパ機構と、を備える
ことを特徴とするスロットル装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットル装置に関する。また、本発明は、スロットル装置を備える鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のスロットル装置は、スロットルボディとスロットル軸とスロットルバルブと駆動モータとスロットルポジションセンサを備える。スロットルボディは吸気通路を有する。スロットル軸はスロットルボディに支持される。スロットルバルブは吸気通路に設けられる。スロットルバルブはスロットル軸に連結される。駆動モータは、スロットル軸を連結される。駆動モータは、スロットル軸を回転させる。スロットルポジションセンサは、スロットル軸の端部に設置される。スロットルポジションセンサは、スロットル軸の延長上に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-104389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のスロットル装置は、比較的に大きい。具体的には、スロットル装置は、スロットル軸の延伸方向において長い。このため、スロットル装置を鞍乗型車両に搭載しづらい。
【0005】
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであって、小さなスロットル装置、およびそれを備えた鞍乗型車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために次の様な構成をとる。
すなわち、本発明は、スロットル装置であって、吸気通路を有するスロットルボディと、前記スロットルボディに支持されるスロットル軸と、前記吸気通路に設けられ、前記スロットル軸に連結される第1スロットルバルブと、前記スロットル軸と平行な駆動軸を有する駆動モータと、前記駆動軸に連結され、前記駆動軸と一体に回転する回転部材と、前記回転部材の回転力を前記スロットル軸に伝達する第1伝達部材と、前記スロットル軸と平行なセンサ軸と、前記センサ軸の回転角度を検出するスロットルポジションセンサと、前記回転部材の回転力を前記センサ軸に伝達する第2伝達部材と、を備えることを特徴とするスロットル装置である。
【0007】
[作用・効果]スロットル装置は、スロットルボディとスロットル軸と第1スロットルバルブを備える。スロットルボディは吸気通路を有する。スロットル軸はスロットルボディに支持される。第1スロットルバルブは、吸気通路に設けられる。第1スロットルバルブは、スロットル軸に連結される。このため、第1スロットルバルブは、スロットル軸と一体に回転する。スロットル軸が回転するとき、第1スロットルバルブは吸気通路を開閉する。スロットル軸の回転角度は、第1スロットルバルブの位置に相当する。
【0008】
スロットル装置は、駆動モータと回転部材と第1伝達部材とセンサ軸と第2伝達部材とスロットルポジションセンサを備える。駆動モータは、駆動軸を有する。回転部材は、駆動軸に連結される。回転部材は、駆動軸と一体に回転する。第1伝達部材は、回転部材の回転力をスロットル軸に伝達する。第2伝達部材は、回転部材の回転力をセンサ軸に伝達する。スロットルポジションセンサは、センサ軸の回転角度を検出する。このため、駆動軸が回転するとき、スロットル軸とセンサ軸は回転する。よって、スロットルポジションセンサは、第1スロットルバルブの位置を適切に検出する。
【0009】
センサ軸は、スロットル軸と平行である。このため、センサ軸は、スロットル軸の延長上に配置されない。従って、スロットル軸の延長上にスロットルポジションセンサは配置されない。このため、スロットル装置は小さい。例えば、スロットル装置はスロットル軸の延伸方向において短い。
【0010】
上述の通り、駆動モータは、第1伝達部材を介してスロットル軸を回転させ、かつ、第2伝達部材を介してセンサ軸を回転させる。すなわち、スロットル軸とセンサ軸は駆動モータに並列的に連結される。このため、センサ軸の配置の自由度は高い。
(【0011】以降は省略されています)

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