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公開番号2025005277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105421
出願日2023-06-27
発明の名称垂直離着陸ガスタービンエンジン
出願人個人
代理人
主分類F02C 7/00 20060101AFI20250108BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】垂直離着陸可能な航空機において、燃費の良い水平飛行を可能にするには、ターボプロップエンジンを用いて、水平飛行するのが良い。さらに、垂直離着陸時には、大きな推力を発生させる事ができる、ターボファンエンジンを用いて、垂直離着陸するのが良い。従って、一つのガスタービンエンジンで、ターボプロップと、ターボファンの両方の役割を果たさせるのが課題である。
【解決手段】本発明の、垂直離着陸ガスタービンエンジンは、二つのバルブを、互いに閉じたり、開いたりする事で、垂直離着陸時は、大きな推力を発生させる事が可能なターボファンエンジンの形態と成り、水平飛行時は、燃費の良いターボプロップエンジンの形態と成る事ができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コンプレッサー駆動用タービンと、フリータービンの間に、分岐管を設け、その分岐管にバルブを付け、そのバルブを通過した排気ガスの噴出で、揚力を発生させる事を特徴とする、ガスタービンエンジン。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
上記請求項1の、ガスタービンエンジンにおいて、フリータービンを通過したガスの排気管にバルブを付ける事を特徴とする、ガスタービンエンジン。
【請求項3】
上記請求項1の、ガスタービンエンジンにおいて、分岐管とフリータービンとの間に、バルブを付ける事を特徴とするガスタービンエンジン。
【請求項4】
上記請求項1の、ガスタービンエンジンにおいて、エンジン本体は主翼の下に配置し、エンジンの吸気口は、主翼の上に配置する事を特徴とする、ガスタービンエンジン。
【請求項5】
上記請求項1の、ガスタービンエンジンにおいて、分岐管に回転管接手を用い、排気ガスが噴出する方向を変える事を可能にしたガスタービンエンジン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、垂直離着陸ガスタービンエンジンに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
垂直離着陸可能な航空機のガスタービンエンジンである。その実用例としては、アメリカ軍の戦闘機、ハリアーや、F-35B、などが有る。
【0003】
垂直離着陸可能な航空機に共通して言える事は、水平飛行時において燃費が悪い事である。例えばヘリコプターは垂直離着陸可能な航空機の代表であるが、水平飛行時の燃費は悪い。燃費の良い水平飛行を可能にするには、ターボプロップエンジンを用いるのが一番良い。従って、ターボプロップエンジンに、垂直離着陸機能を付加するのが最も有効な解決策である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-321794号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
垂直離着陸可能な航空機に共通して言える事は、水平飛行時において燃費が悪い事である。例えばヘリコプターは垂直離着陸可能な航空機の代表であるが、水平飛行時の燃費は悪い。燃費の良い水平飛行を可能にするには、ターボプロップエンジンを用いるのが一番良い。従って、ターボプロップエンジンに、垂直離着陸機能を付加するのが最も有効な解決策である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、垂直離陸時はターボファンエンジンと成り、水平飛行時はターボプロップエンジンと成る事を、最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の、垂直離着陸ガスタービンエンジンは、垂直離着陸時は、大きな推力を発生させるターボファンエンジンと成り、水平飛行時は、燃費の良いターボプロップエンジンと成る事を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の(実施例1)の垂直離着陸ガスタービンエンジンの断面図であり、プロペラ1による推進力により、水平飛行している時の図である。つまり、この時、本発明の垂直離着陸ガスタービンエンジンは、ターボプロップエンジンとして機能している。この時、中央バタフライバルブ12は閉じられ、前方バタフライバルブ14は開かれている。そして、中央排気口10は、後方に向けられている。
図2は、本発明の(実施例1)の垂直離着陸ガスタービンエンジンの断面図であり、垂直離着陸している時の図である。つまり、この時、本発明の垂直離着陸ガスタービンエンジンは、ターボファンエンジンとして機能している。この時、中央バタフライバルブ12は開けられ、前方バタフライバルブ14は閉じられている。そして、中央排気口10は、下方に向けられている。従って、排気ガスは下方に向かって噴出している。
図3は、本発明の(実施例2)の垂直離着陸ガスタービンエンジンの断面図である。プロペラ1による推進力により、水平飛行している時の図である。つまり、この時、本発明の垂直離着陸ガスタービンエンジンは、ターボプロップエンジンとして機能している。この時、中央バタフライバルブ12は閉じられ、プロペラ1を駆動するフリータービン3の前に有る、フリータービン前バタフライバルブ16は開かれている。そして、中央排気口10は、後方に向けられている。プロペラ1を駆動するフリータービン3を回転させた後の排気ガスは、前方排気口13より排気される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、垂直/短距離離着陸機に用いられる、ガスタービンエンジンに関するものである。本発明を簡単に説明すれば、ターボプロップエンジンを有する、垂直離着陸機である。つまり、本発明は、ターボプロップエンジンに、垂直離着陸機能を付加したものである。ターボプロップエンジンだけでなく、ダクテッドファンエンジンや、ターボファンエンジンにも、本発明は応用可能である。
【0010】
垂直離着陸機の多くは、垂直離着陸(VTOL)だけでなく短距離離着陸(STOL)にも対応しているが、本発明の垂直/短距離離着陸機も、その例外ではない。このような機体は垂直/短距離離着陸機と称される。
(【0011】以降は省略されています)

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