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公開番号
2025001311
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100822
出願日
2023-06-20
発明の名称
過給機
出願人
株式会社IHI
代理人
弁理士法人青海国際特許事務所
主分類
F02B
37/18 20060101AFI20241225BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】リンク機構による円滑な動作を実現する。
【解決手段】過給機1-1は、アクチュエータ4-1と、タービン翼車22を収容するタービンハウジング21と、タービンハウジング21に設けられる可動部材と、複数のリンクと、複数のリンクのうちの2つのリンク52、53を互いに回動自在に接続するピン53a、および、ピン53aが嵌合するピン孔52bとを含み、ピン53aとピン孔52bとの位置関係は、ピン53aの中心軸とピン孔52bの中心軸とが平行にならない第1位置関係と、ピン53aの中心軸とピン孔52bの中心軸とが第1位置関係と比べて平行に近い状態となる第2位置関係とに遷移し、アクチュエータ4-1と可動部材とを接続するリンク機構5-1と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アクチュエータと、
タービン翼車を収容するタービンハウジングと、
前記タービンハウジングに設けられる可動部材と、
複数のリンクと、前記複数のリンクのうちの2つのリンクを互いに回動自在に接続するピン、および、前記ピンが嵌合するピン孔とを含み、前記ピンと前記ピン孔との位置関係は、前記ピンの中心軸と前記ピン孔の中心軸とが平行にならない第1位置関係と、前記ピンの中心軸と前記ピン孔の中心軸とが前記第1位置関係と比べて平行に近い状態となる第2位置関係とに遷移し、前記アクチュエータと前記可動部材とを接続するリンク機構と、
を備える、
過給機。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記ピンと前記ピン孔との位置関係は、前記過給機の停止時に前記第1位置関係になり、前記過給機の稼働時に前記第2位置関係になる、
請求項1に記載の過給機。
【請求項3】
前記ピンと前記ピン孔との位置関係が前記第1位置関係と前記第2位置関係との間で遷移する際に、前記ピンの中心軸と前記ピン孔の中心軸とが前記タービン翼車の中心軸に交差する平面上で相対的に回動する、
請求項1に記載の過給機。
【請求項4】
前記可動部材は、ウェイストゲートバルブである、
請求項1に記載の過給機。
【請求項5】
前記複数のリンクは、
前記アクチュエータにより回動される第1リンクと、
前記第1リンクに回動自在に接続される第2リンクと、
前記第2リンクに回動自在に接続され、前記可動部材と一体的に回動する第3リンクと、
を含む、
請求項1~4のいずれか一項に記載の過給機。
【請求項6】
前記複数のリンクは、
前記アクチュエータにより軸方向に伸縮される第1リンクと、
前記第1リンクに回動自在に接続され、前記可動部材と一体的に回動する第2リンクと、
を含む、
請求項1~4のいずれか一項に記載の過給機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、過給機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
過給機では、タービン翼車を収容するタービンハウジングに可動部材が設けられる場合がある。この場合、例えば、可動部材とリンク機構を介して接続されるアクチュエータを用いて可動部材の動作が制御される。例えば、特許文献1に開示されているように、タービンハウジングに可動部材として設けられるウェイストゲートバルブの動作は、ウェイストゲートバルブとリンク機構を介して接続されるアクチュエータを用いて制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-008928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リンク機構では、複数のリンクのうちの2つのリンクの一方に設けられるピンが、当該2つのリンクの他方に設けられるピン孔に回動自在に嵌合している。それにより、2つのリンクが、互いに回動自在に接続される。ピンの中心軸とピン孔の中心軸とが相対的に傾斜することは、リンク機構による円滑な動作が妨げられる要因となる。
【0005】
本開示の目的は、リンク機構による円滑な動作を実現することが可能な過給機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の過給機は、アクチュエータと、タービン翼車を収容するタービンハウジングと、タービンハウジングに設けられる可動部材と、複数のリンクと、複数のリンクのうちの2つのリンクを互いに回動自在に接続するピン、および、ピンが嵌合するピン孔とを含み、ピンとピン孔との位置関係は、ピンの中心軸とピン孔の中心軸とが平行にならない第1位置関係と、ピンの中心軸とピン孔の中心軸とが第1位置関係と比べて平行に近い状態となる第2位置関係とに遷移し、アクチュエータと可動部材とを接続するリンク機構と、を備える。
【0007】
ピンとピン孔との位置関係は、過給機の停止時に第1位置関係になり、過給機の稼働時に第2位置関係になってもよい。
【0008】
ピンとピン孔との位置関係が第1位置関係と第2位置関係との間で遷移する際に、ピンの中心軸とピン孔の中心軸とがタービン翼車の中心軸に交差する平面上で相対的に回動してもよい。
【0009】
可動部材は、ウェイストゲートバルブであってもよい。
【0010】
複数のリンクは、アクチュエータにより回動される第1リンクと、第1リンクに回動自在に接続される第2リンクと、第2リンクに回動自在に接続され、可動部材と一体的に回動する第3リンクと、を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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