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公開番号
2025032925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138454
出願日
2023-08-28
発明の名称
ケースの締結構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F02F
7/00 20060101AFI20250305BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】締結部材の増加を抑制しつつケースの締結部における剛性を高められるケースの締結構造を提供する。
【解決手段】第1ケース部材30と第1ケース部材30に締結される第2ケース部材40と、を備えるケース20の、締結構造であって、(a)第1ケース部材30及び第2ケース部材40が締結される合わせ面30a,40aには、それぞれ溝30b,40bが設けられ、(b)第1ケース部材30及び第2ケース部材40における合わせ面30a,40aにそれぞれ設けられた溝30b,40bに跨るように、板状体50が挿入されている。合わせ面30a,40aにそれぞれ設けられた溝30b,40bに板状体50が挿入されていることで、ボルト80の個数を増加させなくてもケース20の締結部における剛性が高められる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ケース部材と、前記第1ケース部材に締結される第2ケース部材と、を備えるケースの、締結構造であって、
前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材が締結される合わせ面には、それぞれ溝が設けられ、
前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材における前記合わせ面にそれぞれ設けられた前記溝に跨るように、板状体が挿入されている
ことを特徴とするケースの締結構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
第1ケース部材と、その第1ケース部材に締結される第2ケース部材と、を備えるケースの、締結構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ケース部材同士がボルト(=締結手段)により締結される、ケースの締結構造が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。特許文献1では、ケース部材同士が液状シール部材のみを介して互いに接触した部分がその液状シール部材が硬化されることで一体的に結合される構造が開示されている。これにより、ボルトの部品点数を削減してもケースの締結部における剛性の低下を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-68822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のケースの締結構造では、ケース部材同士が硬化された液状シール部材により一体的に結合されているため、ケース部材同士の締結後にそれらケース部材同士を分解することが困難である。一方、液状シール部材を用いずにケース部材同士の締結部における剛性の低下を抑制するには締結するボルトの個数を増やす方法が考えられるが、この方法では部品点数の増加や組み立て工数の増加を招いてしまう。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、締結部材の増加を抑制しつつケースの締結部における剛性を高められるケースの締結構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、第1ケース部材と、前記第1ケース部材に締結される第2ケース部材と、を備えるケースの、締結構造であって、(a)前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材が締結される合わせ面には、それぞれ溝が設けられ、(b)前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材における前記合わせ面にそれぞれ設けられた前記溝に跨るように、板状体が挿入されていることにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明のケースの締結構造によれば、(a)前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材が締結される合わせ面には、それぞれ溝が設けられ、(b)前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材における前記合わせ面にそれぞれ設けられた前記溝に跨るように、板状体が挿入されている。合わせ面にそれぞれ設けられた溝に板状体が挿入されていることで、締結部材を増加させなくてもケースの締結部における剛性が高められる。これにより、例えばケースの合わせ面を滑らせようとする力が加えられても、ケースの合わせ面が滑ることが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係るケースの締結構造の斜視図である。
実施例に係るケースの締結構造の説明図であって、(a)は、ボルトの軸線方向に見た図であり、(b)は、図2(a)に示す切断線b-bの断面図であり、(c)は、図2(a)に示す切断線c-cの断面図である。
実施例に係るケースの締結構造の説明図であって、ボルト及びナットにより第1ケース部材に第2ケース部材が締結される前の状態をボルトの軸線方向に見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、実施例に係るケース20の締結構造の斜視図である。図2は、実施例に係るケース20の締結構造の説明図であって、(a)は、ボルト80の軸線方向(以下、「ボルト軸線方向」と記す。)に見た図であり、(b)は、図2(a)に示す切断線b-bの断面図であり、(c)は、図2(a)に示す切断線c-cの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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