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公開番号
2025008935
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111580
出願日
2023-07-06
発明の名称
エンジンの制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
13/02 20060101AFI20250109BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】異音の発生を抑制するエンジンの制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】バルブリフト量を変更可能な可変動弁機構、及びオイル通路を介してエンジンオイルが供給され前記バルブリフト量に応じて伸縮量が変化する油圧式のラッシュアジャスタ、を有したエンジンの制御装置であって、前記オイル通路へのエアの混入に起因して異音が発生する異音発生条件が成立するか否かを判定する判定部と、前記判定部により肯定判定がなされた場合に、前記バルブリフト量が増減するように前記可変動弁機構を制御する制御部と、を備えたエンジンの制御装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
バルブリフト量を変更可能な可変動弁機構、及びオイル通路を介してエンジンオイルが供給され前記バルブリフト量に応じて伸縮量が変化する油圧式のラッシュアジャスタ、を有したエンジンの制御装置であって、
前記オイル通路へのエアの混入に起因して異音が発生する異音発生条件が成立するか否かを判定する判定部と、
前記判定部により肯定判定がなされた場合に、前記バルブリフト量が増減するように前記可変動弁機構を制御する制御部と、を備えたエンジンの制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンオイルが供給される油圧式のラッシュアジャスタを備えたエンジンが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-167891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラッシュアジャスタにエンジンオイルを供給するオイル経路にエアが混入すると、ラッシュアジャスタへのエンジンオイルの供給が妨げられるおそれがある。ラッシュアジャスタに十分な量のエンジンオイルが供給されないと、異音が発生するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、異音の発生を抑制するエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、バルブリフト量を変更可能な可変動弁機構、及びオイル通路を介してエンジンオイルが供給され前記バルブリフト量に応じて伸縮量が変化する油圧式のラッシュアジャスタ、を有したエンジンの制御装置であって、前記オイル通路へのエアの混入に起因して異音が発生する異音発生条件が成立するか否かを判定する判定部と、前記判定部により肯定判定がなされた場合に、前記バルブリフト量が増減するように前記可変動弁機構を制御する制御部と、を備えたエンジンの制御装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、異音の発生を抑制するエンジンの制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エンジンの概略構成図である。
ラッシュアジャスタの概略構成図である。
ECUが実行する異音抑制制御を例示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[エンジンの概略構成]
図1は、エンジン1の概略構成図である。エンジン1は、ガソリンエンジンであるが、ディーゼルエンジンでもよい。エンジン1は例えば4気筒エンジンなどの多気筒エンジンである。図1には1つの気筒を図示している。エンジン1は例えば車両に搭載されるがこれに限定されない。エンジン1には詳しくは後述するが可変動弁機構15i及び15eが設けられている。
【0010】
シリンダヘッド11は、シリンダブロック10の上に取り付けられている。シリンダブロック10内にはシリンダ10aが形成される。シリンダ10a内にはピストン13が摺動可能に配置されている。コンロッド20の一端はピストン13に連結され、他端はクランクシャフト22に連結されている。シリンダブロック10の下側にはエンジンオイルを貯留するオイルパン21が取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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