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公開番号
2025002332
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102436
出願日
2023-06-22
発明の名称
EGR弁の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F02M
26/46 20160101AFI20241226BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】EGR率を適切に制御することができるEGR弁の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】車両に搭載されたエンジンのEGR管を開閉するEGR弁の制御装置であって、前記EGR管には、水冷式のEGRクーラが設けられており、前記EGR管及びEGRクーラは、前記車両のグリルシャッタを通過した走行風に晒され、前記EGRクーラに導入される冷却水の温度、車速、及び前記グリルシャッタの開度を取得する取得部と、前記冷却水の温度、前記車速、及び前記グリルシャッタの開度に基づいて、前記EGR弁の開度を補正する補正部と、を備えたEGR弁の制御装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されたエンジンのEGR管を開閉するEGR弁の制御装置であって、
前記EGR管には、水冷式のEGRクーラが設けられており、
前記EGR管及びEGRクーラは、前記車両のグリルシャッタを通過した走行風に晒され、
前記EGRクーラに導入される冷却水の温度、車速、及び前記グリルシャッタの開度を取得する取得部と、
前記冷却水の温度、前記車速、及び前記グリルシャッタの開度に基づいて、前記EGR弁の開度を補正する補正部と、を備えたEGR弁の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、EGR弁の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載されたエンジンのEGR(Exhaust Gas Recirculation)管には、EGR弁とEGRクーラとが設けられている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-178881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
EGRガスの温度が低いほど、EGR率を増大することにより、エンジンの排気ガスの温度の上昇を抑制できる。このため、EGRクーラに流入する冷却水の温度が低いほど、EGR開度を大きく制御することが考えられる。しかしながら、EGR管やEGRクーラが走行風に晒される場合、この走行風によってもEGRガスの温度は影響を受ける。従って、EGRクーラに流入する冷却水の温度のみによりEGR弁の開度を制御すると、EGR率を適切に制御することができないおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、EGR率を適切に制御することができるEGR弁の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、車両に搭載されたエンジンのEGR管を開閉するEGR弁の制御装置であって、前記EGR管には、水冷式のEGRクーラが設けられており、前記EGR管及びEGRクーラは、前記車両のグリルシャッタを通過した走行風に晒され、前記EGRクーラに導入される冷却水の温度、車速、及び前記グリルシャッタの開度を取得する取得部と、前記冷却水の温度、前記車速、及び前記グリルシャッタの開度に基づいて、前記EGR弁の開度を補正する補正部と、を備えたEGR弁の制御装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、EGR率を適切に制御することができるEGR弁の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両に搭載されたエンジンの概略構成図である。
図2は、EGR弁の開度補正制御を例示したフローチャートである。
図3Aは、車速とグリルシャッタの開度とに応じて雰囲気流量を規定したマップの例示図であり、図3Bは、雰囲気流量とEGRクーラに導入される冷却水の温度とに応じて雰囲気温度を規定したマップの例示図であり、図3Cは、雰囲気温度と雰囲気流量とに応じて補正係数Kを規定したマップの例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[エンジンの概略構成]
図1は、車両1のエンジンコンパートメント2内に搭載されたエンジン3の概略構成図である。エンジン3は、エンジン本体10、吸気管12、排気管14、及びEGR管16を含む。エンジン本体10には、吸気管12及び排気管14が接続されている。排気管14には、排気ガスを浄化する触媒15が設けられている。排気管14の触媒15よりも下流側には、EGR管16の一端が接続されている。EGR管16の他端は、吸気管12に接続されている。尚、EGR管16の一端は、排気管14の触媒15よりも上流側に接続されていてもよい。
【0010】
EGR管16には、水冷式のEGRクーラ17が設けられている。EGRクーラ17は、冷却水が循環する冷却水経路27上に設けられている。冷却水経路27は、冷却水がエンジン本体10とラジエータとEGRクーラ17とを循環するように設けられた経路である。EGRクーラ17においてEGRガスと冷却水との熱交換が行われることにより、EGRガスは冷却される。EGR管16のEGRクーラ17よりも下流にはEGR弁18が設けられている。EGR弁18の開度に応じて、EGR率が調整される。
(【0011】以降は省略されています)
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