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公開番号2025005554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105766
出願日2023-06-28
発明の名称エレベーターの足場装置及びエレベーター装置
出願人三菱電機ビルソリューションズ株式会社,三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B66B 5/00 20060101AFI20250109BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】作業員が、昇降路の中の足場と乗場出入口との間を行き来する際、昇降路の底部に降りる必要がない足場装置を提供する。
【解決手段】組立状態と収納状態との間で切り替えられるエレベーターの足場装置であって、足場部材22は、乗場出入口9よりも下方に設けられるヒンジ23に取り付けられ、回転されることにより使用状態と格納状態との間で切り替えられ、組立状態において足場部材22はヒンジ23から昇降路1の内側に水平方向で乗場出入口9の幅方向及び奥行方向に伸展し、且つ支持棒24及び25は足場部材22と足場部材22よりも上方における乗場出入口9の外周部との間に繋がれ、収納状態において足場部材22はヒンジ23から下方で乗場出入口9の幅方向及び上下方向に伸展する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
エレベーター装置に設けられ、昇降路の中で乗場出入口と連絡する足場を成す組立状態と、前記昇降路の中で前記乗場出入口の出入口保護部材を成す収納状態との間で切り替えられるエレベーターの足場装置であって、
足場部材、ヒンジ、及び支持棒、を備え、
前記ヒンジは、前記乗場出入口よりも下方に設けられ、且つ回転軸を前記乗場出入口の幅方向に向けられ、
前記足場部材は、前記ヒンジに取り付けられ、前記回転軸を中心として回転されることにより、前記組立状態と前記収納状態との間で切り替えられ、
前記組立状態において、前記足場部材は、前記ヒンジから前記昇降路の内側で前記乗場出入口の幅方向及び奥行方向に伸展し、且つ前記支持棒は、前記足場部材と前記足場部材よりも上方における前記乗場出入口の外周部とを繋ぎ、
前記収納状態において、前記足場部材は、前記ヒンジから下方で前記乗場出入口の幅方向及び上下方向に伸展する、
エレベーターの足場装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記エレベーター装置の運行時、乗場戸が全閉位置と全開位置との間で移動するにより、前記乗場出入口が全閉状態と全開状態との間で開閉される前記エレベーター装置に設けられるエレベーターの足場装置であって、
前記組立状態において、前記乗場出入口は開かれ、前記支持棒は前記乗場戸における前記全閉位置の側に位置する、
請求項1に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項3】
前記乗場出入口が前記全閉状態であることが乗場出入口スイッチにより検出され、前記乗場出入口が前記全閉状態であることが前記乗場出入口スイッチにより検出されないとき、乗りかごを昇降させない前記エレベーター装置に設けられる、
請求項2に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項4】
前記乗場出入口の側部及び上部が乗場三方枠により形成される前記エレベーター装置に設けられるエレベーターの足場装置であって、
前記組立状態において、前記支持棒は前記足場部材と前記乗場三方枠とを繋ぐ、
請求項3に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項5】
前記乗場戸が前記乗場出入口の幅方向に移動することにより前記乗場出入口が開閉され、前記エレベーター装置の保守時、前記乗場戸が前記全開位置よりも開かれ得る前記エレベーター装置に設けられるエレベーターの足場装置であって、
前記組立状態において、前記乗場戸は全開位置よりも開かれ、前記支持棒は前記乗場出入口の側部を成す前記乗場三方枠の縦枠における前記昇降路の側に取り付けられる、
請求項4に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項6】
前記縦枠に乗場器具を取り付けられ、前記乗場器具は前記昇降路の側から保守をされ得る前記エレベーター装置に設けられるエレベーターの足場装置であって、
前記組立状態において、前記足場部材は前記乗場器具の下方に位置し、且つ前記支持棒は前記乗場器具よりも前記乗場出入口の外側に位置する、
請求項5に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項7】
前記乗場出入口の下部が乗場敷居により形成されるエレベーター装置に設けられるエレベーターの足場装置であって
前記ヒンジは、前記乗場敷居に取り付けられる、
請求項6に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項8】
前記支持棒は、長手方向の一端に鉤部を有し、
前記収納状態において、前記鉤部を前記乗場出入口から前記足場部材に引っ掛けられ、且つ前記昇降路の内側に動かされることにより、前記足場部材を前記昇降路の内側に回転させ得り、
さらに前記支持棒の他端を前記足場部材よりも上方における前記乗場出入口の外周部に取り付けられることにより、前記組立状態にされ得る、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項9】
差込み具及び挟み具、を備え、
前記差込み具及び前記挟み具の一方は、前記足場部材に設けられ、
前記差込み具及び前記挟み具の他方は、前記昇降路に設けられ、
前記収納状態において、前記差込み具を前記足場部材の回転方向に前記挟み具に差し込まれることにより、前記足場部材は回転を抑制される、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーターの足場装置。
【請求項10】
前記差込み具は、前記足場部材に設けられる補強板であり、
前記補強板は、前記足場部材における前記ヒンジの側と前記ヒンジと逆の側との間にわたって設けられる、
請求項9に記載のエレベーターの足場装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明はエレベーターの足場装置及びエレベーター装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エレベーターの最下階の乗場に設けられている表示ユニットの保守点検を昇降路の側から行う際、作業員は昇降路ピット内に常設してある足場や昇降路ピット内に搬入した大型の脚立から作業を行っていた(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-098067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業員は昇降路の中の足場と乗場出入口との間を行き来する際、昇降路ピットに降りる必要があった。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、作業員は、足場装置が成す昇降路の中の足場と乗場出入口との間を行き来する際、昇降路の底部である昇降路ピットに降りる必要がないエレベーターの足場装置及びエレベーター装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るエレベーターの足場装置は、エレベーター装置に設けられ、昇降路の中で乗場出入口と連絡する足場を成す組立状態と、昇降路の中で乗場出入口の出入口保護部材を成す収納状態との間で切り替えられるエレベーターの足場装置であって、足場部材、ヒンジ、及び支持棒、を備え、ヒンジは、乗場出入口よりも下方に設けられ、且つ回転軸を乗場出入口の幅方向に向けられ、足場部材は、ヒンジに取り付けられ、回転軸を中心として回転されることにより、組立状態と収納状態との間で切り替えられ、組立状態において、足場部材は、ヒンジから昇降路の内側で乗場出入口の幅方向及び奥行方向に伸展し、且つ支持棒は、足場部材と乗場出入口の側部とを繋ぎ、収納状態において、足場部材は、ヒンジから下方で乗場出入口の幅方向及び上下方向に伸展する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るエレベーターの足場装置によれば、作業員は、足場装置が成す昇降路の中の足場と乗場出入口との間を行き来する際、昇降路の底部である昇降路ピットに降りる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における昇降路の縦断面図である。
実施の形態1における乗場出入口の正面図である。
実施の形態1における乗場出入口の背面図である。
実施の形態1における乗場出入口の横断面図である。
実施の形態1における乗場出入口の要部の側面図である。
実施の形態1における乗場出入口の要部の側面図である。
実施の形態1におけるヒンジを示す図面である。
実施の形態1におけるヒンジを示す図面である。
実施の形態1における差込み具及び挟み具を示す図面である。
実施の形態1における差込み具及び挟み具を示す図面である。
実施の形態1における差込み具及び挟み具を示す図面である。
実施の形態1における乗場出入口の背面図である。
実施の形態1における乗場出入口の要部の側面図である。
実施の形態1における乗場出入口の要部の側面図である。
実施の形態1の変形例における乗場出入口の背面図である。
実施の形態1の変形例における乗場出入口の背面図である。
実施の形態2における乗場出入口の背面図である。
実施の形態2における掛け具及び受け具を示す図面である。
実施の形態2における掛け具及び受け具を示す図面である。
実施の形態2における掛け具及び受け具を示す図面である。
実施の形態3における乗場出入口の背面図である。
実施の形態3における乗場出入口の背面図である。
実施の形態3における乗場出入口の要部の平面図である。
実施の形態3における乗場出入口の要部の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係るエレベーターの足場装置の好適な実施の形態について、図面を用いて説明する。各図面を通じて同一符号は、同一もしくは相当部分を示すものとする。
【0010】
実施の形態1におけるエレベーターの足場装置21について図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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