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公開番号2025005402
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2024096350
出願日2024-06-14
発明の名称塗装ハンドル
出願人個人
代理人弁理士法人R&C
主分類B05C 21/00 20060101AFI20250108BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】ユーザがモデル作業の状況に応じて重さを自由に調整可能な塗装ハンドルを提供する。
【解決手段】底部台座20及び上部台座を備え、底部台座20は、ケーシング22と、ケーシング22の自由端に設けられた開口24と、ケーシング22内に設けられて開口24に連通している収容空間とを有し、上部台座は、底部台座20に取り外し可能に覆設される載置台32を有する。載置台32がケーシング22に当接した場合では、載置台32にモデル等の物品を載置させて塗装作業を行うことができる。載置台32が取り外されている場合では、塗装ハンドル10の重量を自由に調整できるように、収容空間内に液体又は固体を充填することができる。
【選択図】図2a
特許請求の範囲【請求項1】
底部台座、上部台座及び指掛け部を備えた塗装ハンドルであって、
前記底部台座は、ケーシングと、前記ケーシングの自由端に設けられた開口と、螺旋構造となっている第1連結部と、前記ケーシング内に設けられて前記開口に連通している収容空間と、を有し、
前記上部台座は、載置台と、前記載置台の下方に固設されて対応の螺旋構造となっている第2接合部であって、前記第1連結部から取り外して分離することができ、また、前記載置台が前記ケーシングに当接し且つ前記収容空間を封止するように、前記第1連結部と連結することができる第2接合部とを有し、前記載置台は、その頂面と、前記ケーシングとの間に位置する環状部を有し、
前記指掛け部は前記環状部に嵌装され、
前記底部台座は、前記ケーシングに当接した前記載置台に物品を直接且つ安定的に載置できるように、台において自立可能であり、
前記収容空間は、前記底部台座の重さを変更して前記載置台に物品が載置された際の全体の重心の位置を調整できるように、液体又は固体を充填可能である、塗装ハンドル。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1連結部は前記開口の外側に固設され、
前記第2接合部は前記載置台の内側に設けられている、請求項1に記載の塗装ハンドル。
【請求項3】
前記第1連結部は前記ケーシングの内側における前記開口に隣接する部位に設けられ、
前記第2接合部は少なくとも部分的に前記載置台の外部に突出している、請求項1に記載の塗装ハンドル。
【請求項4】
前記ケーシングはその内側に少なくとも一つの突出ブロックを有している、請求項1に記載の塗装ハンドル。
【請求項5】
前記少なくとも一つの突出ブロックは、前記ケーシングの内底面に設けられている、請求項4に記載の塗装ハンドル。
【請求項6】
前記ケーシングは、その外側に位置する外底面と、前記外底面から上方に延出した第1下層部と、前記第1下層部から上方に延出した第2下層部と、前記第2下層部から上方に延出した第3下層部とを有している、請求項1に記載の塗装ハンドル。
【請求項7】
前記第1下層部は、前記外底面に接する第1下輪郭部と、正多角形の第1上輪郭部とを有し、
前記第2下層部は、前記第1下層部の前記第1上輪郭部に接する第2下輪郭部と、第2上輪郭部とを有している、請求項6に記載の塗装ハンドル。
【請求項8】
前記第2上輪郭部は正多角形であり、
前記第3下層部は、前記第2下層部の前記第2上輪郭部に接する第3下輪郭部を有している、請求項7に記載の塗装ハンドル。
【請求項9】
前記第1下輪郭部の角部と、前記第1上輪郭部の少なくとも一つの角部との間に接続線が形成されており、
前記第2下輪郭部の角部と、前記第2上輪郭部の少なくとも一つの角部との間に接続線が形成されている、請求項7に記載の塗装ハンドル。
【請求項10】
前記外底面は正六角形である、請求項7に記載の塗装ハンドル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は塗装ハンドルに関し、特に全体の重さを調整可能な塗装ハンドルに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
モデル愛好家の多くは、組み立てや色塗りなどのモデル作業を行う際にモデルを載せるためのペインティングハンドルを使うので、良いペインティングハンドルはモデル作業に欠かせない。しかし、市販のペインティングハンドルの多くは軽すぎるため、重いモデルや重心が高いモデルを載せると、作業台の上で容易に倒れてしまう。重いペインティングハンドルや大きいペインティングハンドルを使用すれば倒れにくくなるが、この場合、手に持ったときのユーザの負担が大きくなってしまう問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザがモデル作業の状況に応じて重さを自由に調整可能な塗装ハンドルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するための本発明に係るハンドルの特徴は、
底部台座、上部台座及び指掛け部を備え、
前記底部台座は、ケーシングと、前記ケーシングの自由端に設けられた開口と、前記開口の外側に固設されて螺旋構造となっている第1連結部と、前記ケーシング内に設けられて前記開口に連通している収容空間と、を有し、
前記上部台座は、載置台と、前記載置台の下方の内側に設けられて対応の螺旋構造を有する第2接合部であって、前記第1連結部から取り外して分離することができ、また、前記載置台が前記ケーシングに当接し且つ前記収容空間を封止するように、前記第1連結部と連結することができる第2接合部とを有する点にある。
前記底部台座が台において自立した場合、前記載置台にはモデル等の物品を安定的に載置可能である。前記収容空間には液体又は固体を充填することができ、これにより、前記底部台座の重さを変更して前記載置台に物品が載置された際の全体の重心の位置を調整することができる。
【0005】
また、上記目的を達成するための本発明に係るハンドルの特徴は、
底部台座、上部台座及び指掛け部を備え、
前記底部台座は、ケーシングと、前記ケーシングの自由端に設けられた開口と、前記ケーシングの内側における前記開口に隣接する部位に設けられて螺旋構造となっている第1連結部と、前記ケーシング内に設けられて前記開口に連通している収容空間と、を有し、
前記上部台座は、載置台と、少なくとも部分的に前記載置台の外部に突出するように前記載置台の下方に設けられて対応の螺旋構造を有する第2接合部であって、前記第1連結部から取り外して分離することができ、また、前記載置台が前記ケーシングに当接し且つ前記収容空間を封止するように、前記第1連結部と連結することができる第2接合部とを有する点にある。
前記底部台座が台において自立した場合、前記載置台にはモデル等の物品を安定的に載置可能である。前記収容空間には液体又は固体を充填することができ、これにより、前記底部台座の重さを変更して前記載置台に物品が載置された際の全体の重心の位置を調整することができる。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、ユーザはモデル作業の様々な状況に応じて塗装ハンドルの重さを自由に調整することができる。これにより、塗装ハンドルが作業台において容易に倒れること、塗装ハンドルを手に持った時の負担が増加することなどを回避することが可能になり、モデル作業時の作業性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の好ましい実施形態の塗装ハンドルを示す斜視図である。
本発明の好ましい実施形態のハンドルを示す分解図である。
本発明の他の実施形態のハンドルを示す分解図である。
本発明の好ましい実施形態のハンドルを示す分解図である。
本発明の他の実施形態のハンドルを示す分解図である。
図1の4-4線に沿った好ましい実施形態の断面図である。
図1の4-4線に沿った他の実施形態の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、好ましい実施形態を用いて本発明の技術的思想及び特徴を説明する。図1、図2a、図3aに示すように、本発明の好ましい実施形態の塗装ハンドル10は、底部台座20と、底部台座20に取り外し可能に覆設された上部台座30と、上部台座30に設けられた弓型の指掛け部40とを備えている。塗装ハンドル10は、モデル(図示せず)の組み立てや色塗り等のモデル関連作業をユーザが行う際にモデルを載置するためのものである。
【0009】
図2aに示す実施形態のように、底部台座20は、作業台(図示せず)に自立可能なものであり、ケーシング22と、ケーシング22の自由端に設けられた開口24と、開口24の外側に固設されて螺旋構造となっている第1連結部34と、ケーシング22内に設けられて開口24に連通している収容空間26と、を有している。上部台座30は、載置台32と、載置台32の下方の内側に設けられて対応の螺旋構造を有する第2接合部35と、を有している。第2接合部35は、第1連結部34から取り外して分離することができ、また、載置台32がケーシング22に当接し且つ収容空間26を封止するように、第1連結部34と連結することができる。載置台32には、指掛け部40を嵌装させるための環状部321が設けられている。指掛け部40は、モデル関連作業が容易に行われるようにユーザが指を掛けるためのものである。他の実施形態において、指掛け部40は必要に応じて省略してもよい。本実施形態において、上部台座30は、その上に物品を安定的に載置可能である。収容空間26には液体又は固体を充填することができ、これにより、底部台座の重さを変更して載置台に物品が載置された際の全体の重心の位置を調整することができる。
【0010】
図2bに示す別の実施形態では、底部台座20は、作業台(図示せず)に自立可能なものであり、ケーシング22と、ケーシング22の自由端に設けられた開口24と、ケーシング22の内側における開口24に隣接する部位に設けられて螺旋構造となっている第1連結部34と、ケーシング22内に設けられて開口24に連通している収容空間26と、を有している。上部台座30は、載置台32と、少なくとも部分的に載置台32の外部に突出するように載置台32の下方に設けられて対応の螺旋構造を有する第2接合部35と、を有している。第2接合部35は、第1連結部34から取り外して分離することができ、また、載置台32がケーシング22に当接し且つ収容空間26を封止するように、第1連結部34と連結することができる。載置台32には、指掛け部40を嵌装させるための環状部321が設けられている。指掛け部40は、モデル関連作業が容易に行われるようにユーザが指を掛けるためのものである。他の実施形態において、指掛け部40は必要に応じて省略してもよい。本実施形態において、上部台座30は、その上に物品を安定的に載置可能である。収容空間26には液体又は固体を充填することができ、これにより、底部台座の重さを変更して載置台に物品が載置された際の全体の重心の位置を調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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