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公開番号2025005180
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105255
出願日2023-06-27
発明の名称プリント配線板
出願人イビデン株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類H05K 3/38 20060101AFI20250108BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】導体回路の幅が小さくなっても導体回路が樹脂絶縁層から剥がれ難いプリント配線板の提供。
【解決手段】
プリント配線板は、第1樹脂絶縁層と、前記第1樹脂絶縁層の上に形成されている第1導体層と、前記第1樹脂絶縁層と前記第1導体層の上に形成されていて、前記第1導体層に至るビア導体用の開口を有する第2樹脂絶縁層と、前記第2樹脂絶縁層上に形成されている第2導体層と、前記開口内に形成されていて、前記第1導体層と前記第2導体層を接続するビア導体、とを有する。前記第2導体層は、前記第2樹脂絶縁層上のシード層と前記シード層上の電解めっき膜とからなり、前記シード層は前記第2樹脂絶縁層に接している第1膜と前記第1膜上の第2膜で形成され前記第1膜は銅とチタンを含む合金で形成されていて、前記合金は不純物として炭素と酸素、シリコンを含み、前記第2膜は銅で形成されている。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
第1樹脂絶縁層と、
前記第1樹脂絶縁層の上に形成されている第1導体層と、
前記第1樹脂絶縁層と前記第1導体層の上に形成されていて、前記第1導体層に至るビア導体用の開口を有する第2樹脂絶縁層と、
前記第2樹脂絶縁層上に形成されている第2導体層と、
前記開口内に形成されていて、前記第1導体層と前記第2導体層を接続するビア導体、とを有するプリント配線板であって、
前記第2導体層は、前記第2樹脂絶縁層上のシード層と前記シード層上の電解めっき膜とからなり、前記シード層は前記第2樹脂絶縁層に接している第1膜と前記第1膜上の第2膜で形成され前記第1膜は銅とチタンを含む合金で形成されていて、前記合金は不純物として炭素と酸素、シリコンを含み、前記第2膜は銅で形成されている。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1のプリント配線板であって、前記第1膜と前記第2膜は、スパッタリングにより形成されている。
【請求項3】
請求項1のプリント配線板であって、前記第1膜の厚みは10nm以上500nm以下であって前記第2膜の厚みは100nm以上500nm以下である。
【請求項4】
請求項1のプリント配線板であって、前記合金中の炭素の量は、0.05at%以上25at%以下であって、酸素の量は0.05at%以上25at%以下であって、シリコンの量は0.05at%以上3at%以下であって、銅の量は50at%以上90at%以下であって、チタンの量は1at%以上30at%以下である。
【請求項5】
請求項1のプリント配線板であって、前記第2樹脂絶縁層は、ガラス粒子を含む。
【請求項6】
請求項5のプリント配線板であって、前記第2樹脂絶縁層は、炭素と酸素、シリコンを含む。
【請求項7】
請求項1のプリント配線板であって、前記第2導体層は複数の導体回路を含み、前記複数の導体回路幅の内、最小の幅を有する導体回路は最小の導体回路であって、前記最小の導体回路の幅は、1.5μm以上5μm以下である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、プリント配線板に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、樹脂基板と樹脂基板上に形成されている樹脂絶縁層と導体回路を有するプリント配線板を開示する。導体回路は、特定の金属を含む合金層を介して樹脂絶縁層上に形成されている。例えば、特許文献1の段落[0008]に特定の金属は示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-124602号公報
【発明の概要】
【0004】
[特許文献1の課題]
特許文献1の合金層を備えるプリント配線板では、導体回路の幅が小さくなると、導体回路が樹脂絶縁層から剥がれると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプリント配線板は、第1樹脂絶縁層と、前記第1樹脂絶縁層の上に形成されている第1導体層と、前記第1樹脂絶縁層と前記第1導体層の上に形成されていて、前記第1導体層に至るビア導体用の開口を有する第2樹脂絶縁層と、前記第2樹脂絶縁層上に形成されている第2導体層と、前記開口内に形成されていて、前記第1導体層と前記第2導体層を接続するビア導体、とを有する。前記第2導体層は、前記第2樹脂絶縁層上のシード層と前記シード層上の電解めっき膜とからなり、前記シード層は前記第2樹脂絶縁層に接している第1膜と前記第1膜上の第2膜で形成され前記第1膜は銅とチタンを含む合金で形成されていて、前記合金は不純物として炭素と酸素、シリコンを含み、前記第2膜は銅で形成されている。
【0006】
本発明の実施形態のプリント配線板では、第2樹脂絶縁層に接している第1膜が銅とチタンを含む合金で形成されている。合金は不純物として炭素、酸素、シリコンを含む。そのため、炭素、酸素、シリコンを含む第2樹脂絶縁層との接着力が大きい。第1膜と第2樹脂絶縁層の密着力が高い。そのため、導体回路の幅が小さくても第2樹脂絶縁層から剥がれ難い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプリント配線板を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
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実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態のプリント配線板>
図1Aは実施形態のプリント配線板100の断面図である。図1に示されるように、プリント配線板100は、基板1と基板1の表裏に形成されているビルドアップ層80U,80Lを有する。基板1上には下層導体回路9及び導体層10からなる第1導体層が形成されている。
【0009】
ビルドアップ層80U,80Lは、樹脂絶縁層12U,12Lとシード層14及びシード層14上の電解銅めっき膜15(電解めっき膜)からなる第2導体層と樹脂絶縁層12U,12Lを貫通し隣接する導体層を接続するビア導体15Aで形成されている。樹脂絶縁層12U,12Lは第2樹脂絶縁層である。樹脂絶縁層12U,12Lは、下層導体回路9及び導体層10に至るビア導体用開口13を有する。樹脂絶縁層12U,12Lは、ガラス粒子を含む。樹脂絶縁層12U,12Lは、炭素と酸素、シリコンを含む。
【0010】
シード層14は樹脂絶縁層12U,12Lに接しているCu/Ti合金層(第1膜)14aとCu/Ti合金層14a上のCu層14b(第2膜)で形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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