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公開番号
2025004646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104470
出願日
2023-06-26
発明の名称
画像形成装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G03G
21/14 20060101AFI20250107BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】無線タグへのタグ情報の誤書き込みを抑制しつつ、定着装置の寿命が短くなってしまうことを抑制することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、搬送部と、画像形成部と、定着装置と、制御部とを持つ。搬送部は、無線タグが付された印刷媒体を搬送する。画像形成部は、印刷媒体に画像を形成する。定着装置は、定着部材と、加圧部材と、定着部材と加圧部材との間を通過する印刷媒体を加熱する加熱部と、定着部材と加圧部材との相対的な距離を変化させる移動機構とを有する。制御部は、アンテナと、搬送部と、画像形成部と、移動機構とを制御し、書込処理と形成処理とを含む書込及び形成処理を行う。当該相対的な距離は、書込処理の完了に応じた第1タイミング以前の期間内に含まれる第1期間において第1距離であり、第1タイミングより後の期間内に含まれる第2期間において第1距離よりも短い第2距離である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
無線タグが付された印刷媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送された前記印刷媒体に画像を形成する画像形成部と、
定着部材と、前記定着部材と対向する加圧部材と、前記定着部材の少なくとも一部を加熱することにより、前記定着部材と前記加圧部材との間を通過する前記印刷媒体を加熱する加熱部と、前記定着部材と前記加圧部材との相対的な距離を変化させる移動機構とを有する定着装置と、
前記搬送部による搬送によって前記印刷媒体が通過する搬送路上の領域のうち所定の書込領域に電波を放射するアンテナと、前記搬送部と、前記画像形成部と、前記移動機構とを制御し、前記印刷媒体の前記無線タグへタグ情報を書き込む書込処理と、前記印刷媒体上に画像を形成する形成処理とを含む書込及び形成処理を行う制御部と、
を備え、
前記書込及び形成処理における前記相対的な距離は、前記書込処理の完了に応じた第1タイミング以前の期間内に含まれる第1期間において第1距離であり、前記第1タイミングより後の期間内に含まれる第2期間において前記第1距離よりも短い第2距離である、
画像形成装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記第1期間は、前記印刷媒体の搬送の開始に応じた第2タイミングから前記第1タイミングまでの期間内に含まれる期間である、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2期間は、前記第1タイミングから前記印刷媒体の前記定着装置からの排出の完了に応じた第3タイミングまでの期間内に含まれる期間である、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記印刷媒体である第1印刷媒体への前記書込及び形成処理である第1書込及び形成処理と、前記印刷媒体である第2印刷媒体への前記書込及び形成処理である第2書込及び形成処理とが、前記第1書込及び形成処理、前記第2書込及び形成処理の順に連続して実行する場合、前記第1印刷媒体の前記定着装置からの排出に応じた第3タイミングから、前記第2印刷媒体の搬送の開始に応じた第4タイミングまでの期間内において、前記相対的な距離が前記第1距離になるように前記移動機構を制御する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記書込処理は、前記無線タグへのタグ情報の書き込みとともに、前記書き込みが正常に終了したか否かを検出するベリファイ処理とを行う処理である、
請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、RFID(Radio Frequency Identification)タグが付された印刷媒体上に画像を形成可能な画像形成装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1に記載されたような画像形成装置は、RFIDタグへのタグ情報の誤書き込みの発生を抑制するため、連続して搬送される複数の印刷媒体のそれぞれを搬送し始めるタイミングを調整する。これにより、画像形成装置は、印刷媒体間の距離を十分に長くし、RFIDタグへのタグ情報の誤書き込みの発生を抑制することができる。しかしながら、画像形成装置では、印刷媒体間の距離が長くなると、画像形成装置が備える定着装置の駆動時間が増大し、その結果、定着装置の寿命が短くなってしまうことがあった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、無線タグへのタグ情報の誤書き込みを抑制しつつ、定着装置の寿命が短くなってしまうことを抑制することができる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の画像形成装置は、搬送部と、画像形成部と、定着装置と、制御部とを持つ。搬送部は、無線タグが付された印刷媒体を搬送する。画像形成部は、搬送部により搬送された印刷媒体に画像を形成する。定着装置は、定着部材と、定着部材と対向する加圧部材と、定着部材の少なくとも一部を加熱することにより、定着部材と加圧部材との間を通過する印刷媒体を加熱する加熱部と、定着部材と加圧部材との相対的な距離を変化させる移動機構とを有する。制御部は、搬送部による搬送によって印刷媒体が通過する搬送路上の領域のうち所定の書込領域に電波を放射するアンテナと、搬送部と、画像形成部と、移動機構とを制御し、印刷媒体の無線タグへタグ情報を書き込む書込処理と、印刷媒体上に画像を形成する形成処理とを含む書込及び形成処理を行う。書込及び形成処理における当該相対的な距離は、書込処理の完了に応じた第1タイミング以前の期間内に含まれる第1期間において第1距離であり、第1タイミングより後の期間内に含まれる第2期間において第1距離よりも短い第2距離である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の画像形成装置1の構成の一例を示す図である。
タグ有印刷媒体の構成の一例を示す図である。
定着装置ADの構成の一例を示す図である。
ある2つの書込及び形成処理が連続して実行されている期間内における第1期間と第2期間とのそれぞれを例示する図である。
制御部110の機能構成の一例を示す図である。
画像形成装置1が複数の書込及び形成処理を連続して行う処理の流れの一例を示す図である。
定着装置ADの構成の変形例1を示す図である。
図7に示した加熱部HTが備える発熱体HEの構成の一例を示す図である。
定着装置ADの構成の変形例2を示す図である。
定着装置ADの構成の変形例3を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態に係る画像形成装置を、図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。実施形態に係る画像形成装置の一例として、画像形成装置1を例に挙げて説明する。
【0009】
(画像形成装置の構成)
図1を参照し、画像形成装置1の構成について説明する。図1は、実施形態の画像形成装置1の構成の一例を示す図である。
【0010】
画像形成装置1は、印刷媒体へ画像の形成を行う装置である。例えば、画像形成装置1は、複合機、コピー機、プリンタ等である。画像形成装置1は、例えば、ワークプレイスに配置される。印刷媒体は、画像の形成等の処理を画像形成装置1が行う対象となる媒体のことである。印刷媒体は、両面のうちの少なくとも一方に画像を形成可能なシート状の媒体であれば、如何なる媒体であってもよい。例えば、印刷媒体は、印刷用紙、プラスチックフィルム等である。
(【0011】以降は省略されています)
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