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公開番号2025003175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103700
出願日2023-06-23
発明の名称運転支援装置及び運転支援方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20241226BHJP(信号)
要約【課題】不審な挙動を示す他車両が検出された場合に、他車両との関係に応じて自車両の乗員に適切に報知を行うことが可能な運転支援装置を提供すること。
【解決手段】運転支援装置1aは、自車両が追い越し又は追い抜きを行った被追越車両を示す被追越車両情報191と、追い越し又は追い抜きを行う際の被追越車両の状態を示す状態情報193と、を対応付けて記憶部19aに記憶させる記憶制御部13aと、自車両の後方を走行する後方車両の挙動を検出する挙動検出部14と、後方車両の挙動が不審な挙動であると判定された場合に、自車両の乗員に報知を行う報知制御部15aと、を備える。報知制御部15aは、被追越車両情報191が示す車両と、不審な挙動が判定された後方車両と、が一致しており、かつ、状態情報193が被追越車両の車線変更の意図を含む場合に、意図を含まない場合とは異なる報知態様で報知を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
自車両が追い越し又は追い抜きを行った被追越車両を示す被追越車両情報と、前記自車両が追い越し又は追い抜きを行う際の前記被追越車両の状態を示す状態情報と、を対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記自車両の後方を走行する後方車両の挙動を検出する挙動検出部と、
前記後方車両の挙動が不審な挙動であると判定された場合に、前記自車両の乗員に報知を行う報知制御部と、
を備え、
前記報知制御部は、前記被追越車両情報が示す車両と、前記不審な挙動が判定された後方車両と、が一致しており、かつ、前記状態情報が前記被追越車両の車線変更の意図を含む場合に、前記意図を含まない場合とは異なる報知態様で前記報知を行う
運転支援装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記報知制御部は、前記自車両が前記被追越車両の追い越し又は追い抜きを行ってからの経過時間に基づいて、報知態様を制御する
請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記報知制御部は、
前記自車両と前記後方車両との車間距離が距離閾値未満であるか否かの判定を行い、前記車間距離が距離閾値未満であると判定した場合に前記報知を行い、
前記被追越車両情報が示す車両と、前記不審な挙動が判定された後方車両と、が一致する場合に、一致しない場合よりも大きい距離閾値を設定する
請求項1又は2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記記憶制御部は、前記判定された不審な挙動に関する不審挙動情報を、前記被追越車両情報と対応付けて前記記憶部にさらに記憶させる
請求項1又は2に記載の運転支援装置。
【請求項5】
コンピュータが、
自車両が追い越し又は追い抜きを行った被追越車両を示す被追越車両情報と、前記自車両が追い越し又は追い抜きを行う際の前記被追越車両の状態を示す状態情報と、を対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
前記自車両の後方を走行する後方車両の挙動を検出する挙動検出ステップと、
前記後方車両の挙動が不審な挙動であると判定された場合に、前記自車両の乗員に報知を行う報知制御ステップと、
を実行し、
前記報知制御ステップでは、前記被追越車両情報が示す車両と、前記不審な挙動が判定された後方車両と、が一致しており、かつ、前記状態情報が前記被追越車両の車線変更の意図を含む場合に、前記意図を含まない場合とは異なる報知態様で前記報知を行う
運転支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、運転支援装置及び運転支援方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、煽り運転が社会的な問題となっている。また、自車両が煽り運転を受けた場合に、煽り運転を行った他車両をドライブレコーダ等により記録する技術が知られている。関連する技術として、特許文献1は、画像取得部により取得された画像に基づいて、自車両が他車両による煽り運転を受けているか否かの判定を行い、煽り運転を受けていると判定した場合に、撮像部に自車両の周辺を撮像させる情報記録装置を開示する。当該情報記録装置は、例えば、自車両後方を撮影した後方画像を解析し、後方車両が自車両にかなり接近している場合に、自車両が煽り運転を受けていると判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自車両が後方車両から煽り運転を受けた場合、自車両の運転者は、自車両を後方車両から安全に離れさせる、同乗者に警察への通報を依頼するなどの対応を行う必要がある。そのため、後方車両が急接近などの不審な挙動を示している場合には、そのことが運転者や同乗者に速やかに報知されることが望ましい。特に、不審な挙動を示している後方車両が、自車両が事前に追い越しや追い抜きを行った車両である場合、自車両による追い越し等の行為に対して後方車両の運転者が不満や悪意を持っている可能性がある。このような場合には、後方車両から煽り運転を受ける可能性が高くなるため、より早いタイミングで運転者や同乗者に報知されることが望ましい。特許文献1が開示する技術では、このような問題については言及されていない。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、不審な挙動を示す他車両が検出された場合に、他車両との関係に応じて自車両の乗員に適切に報知を行うことが可能な運転支援装置及び運転支援方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる運転支援装置は、
自車両が追い越し又は追い抜きを行った被追越車両を示す被追越車両情報と、前記自車両が追い越し又は追い抜きを行う際の前記被追越車両の状態を示す状態情報と、を対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記自車両の後方を走行する後方車両の挙動を検出する挙動検出部と、
前記後方車両の挙動が不審な挙動であると判定された場合に、前記自車両の乗員に報知を行う報知制御部と、
を備え、
前記報知制御部は、前記被追越車両情報が示す車両と、前記不審な挙動が判定された後方車両と、が一致しており、かつ、前記状態情報が前記被追越車両の車線変更の意図を含む場合に、前記意図を含まない場合とは異なる報知態様で前記報知を行うものである。
【0007】
本開示にかかる運転支援方法は、
コンピュータが、
自車両が追い越し又は追い抜きを行った被追越車両を示す被追越車両情報と、前記自車両が追い越し又は追い抜きを行う際の前記被追越車両の状態を示す状態情報と、を対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
前記自車両の後方を走行する後方車両の挙動を検出する挙動検出ステップと、
前記後方車両の挙動が不審な挙動であると判定された場合に、前記自車両の乗員に報知を行う報知制御ステップと、
を実行し、
前記報知制御ステップでは、前記被追越車両情報が示す車両と、前記不審な挙動が判定された後方車両と、が一致しており、かつ、前記状態情報が前記被追越車両の車線変更の意図を含む場合に、前記意図を含まない場合とは異なる報知態様で前記報知を行うものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示にかかる運転支援装置及び運転支援方法は、不審な挙動を示す他車両が検出された場合に、他車両との関係に応じて自車両の乗員に適切に報知を行うことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1にかかる自車両の上面図である。
実施形態1にかかる運転支援システムの機能的な構成を示すブロック図である。
実施形態1にかかる運転支援装置が被追越車両を記憶するまでの処理を示すフローチャートである。
実施形態1にかかる運転支援装置が報知を行うまでの処理を示すフローチャートである。
実施形態2にかかる運転支援システムの機能的な構成を示すブロック図である。
実施形態2にかかる運転支援装置が被追越車両を記憶するまでの処理を示すフローチャートである。
実施形態2にかかる運転支援装置が報知を行うまでの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されている。説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
(【0011】以降は省略されています)

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