TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025001975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101808
出願日
2023-06-21
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H05K
13/00 20060101AFI20241226BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】認識エラーに伴う、表面実装機の運転停止時間を短縮する。
【解決手段】情報処理システム60は、表面実装機12と、生産管理装置40と、生産管理装置と無線により通信可能な携帯端末50と、を備える。表面実装機は、認識エラーの発生により運転停止した場合、エラー情報、画像認識に使用した認識パラメータ及びカメラ情報を、生産管理装置を経由して携帯端末に送信する。携帯端末は、認識パラメータの編集画面を表示すると共に、認識パラメータが編集された場合、編集後の認識パラメータを、生産管理装置を経由して表面実装機に送信し、表面実装機は、編集後の認識パラメータを適用して対象画像を再認識し、編集後の認識パラメータによる認識結果を、生産管理装置を経由して携帯端末に送信する。携帯端末は、編集後の認識パラメータで画像認識に成功した場合、運転を再開する指示を、生産管理装置を経由して、表面実装機に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理システムであって、
表面実装機と、
前記表面実装機と通信可能な生産管理装置と、
前記生産管理装置と無線により通信可能な携帯端末と、を備え、
前記表面実装機は、認識エラーの発生により運転停止した場合、エラー情報、対象物の画像認識に使用した認識パラメータ及びカメラ情報を、前記生産管理装置を経由して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記認識パラメータの編集画面を表示すると共に、前記認識パラメータが編集された場合、編集後の認識パラメータを、前記生産管理装置を経由して前記表面実装機に送信し、
前記表面実装機は、編集後の認識パラメータを適用して対象物の画像を再認識し、編集後の認識パラメータによる認識結果を、前記生産管理装置を経由して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、編集後の認識パラメータで画像認識に成功した場合、運転を再開する指示を、前記生産管理装置を経由して、前記表面実装機に送信する、情報処理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記生産管理装置は、記憶部を有し、前記認識パラメータの編集履歴を編集履歴情報として前記記憶部に記憶する、情報処理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記生産管理装置は、認識パラメータ編集後の生産実績が、認識パラメータ編集前の生産実績よりも悪化した場合、前記携帯端末に警告情報を送信する、情報処理システム。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記携帯端末は、認識エラーによる運転停止中に加え、基板の生産開始前又は生産終了後でも、前記認識パラメータの編集が可能である、情報処理システム。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記対象物は、基板に搭載される電子部品、基板マーク及び基台マークのうち、少なくともいずれか一つを含む、情報処理システム。
【請求項6】
請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記生産管理装置と通信可能に接続されたクラウドサーバを含み、
前記生産管理装置は、前記クラウドサーバに、基板の生産実績を含む生産履歴情報と認識パラメータの編集履歴情報を送信し、
前記クラウドサーバは、前記生産履歴情報と前記認識パラメータの編集履歴情報を教師データとして、前記認識パラメータの編集による生産実績への影響度を判定する学習モデルを生成する、情報処理システム。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記表面実装機は、基板に搭載される電子部品の認識エラーにより運転停止した場合、
前記基板のうち、認識エラーの対象となった前記電子部品の搭載予定位置の画像を、運転再開前に、前記生産管理装置を経由して前記携帯端末に送信する、情報処理システム。
【請求項8】
情報処理方法であって、
表面実装機は、認識エラーの発生により運転停止した場合、エラー情報、画像認識に使用した認識パラメータ及びカメラ情報を、生産管理装置を経由して携帯端末に送信すること、
前記携帯端末は、前記認識パラメータの編集画面を表示する共に、前記認識パラメータが編集された場合、編集後の認識パラメータを、前記生産管理装置を経由して前記表面実装機に送信すること、
前記表面実装機は、編集後の認識パラメータを適用して対象画像を再認識し、編集後の認識パラメータによる認識結果を、前記生産管理装置を経由して前記携帯端末に送信すること、
前記携帯端末は、編集後の認識パラメータで画像認識に成功した場合、運転を再開する指示を、前記生産管理装置を経由して、前記表面実装機に送信する、ことを含む、情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
表面実装機は、基板に搭載する電子部品や基板に付されたマークなどの対象物を、カメラで撮影し、画像認識している。この種の技術を開示する文献として、下記特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-017554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表面実装機は、対象物の画像認識に失敗する(以下、認識エラー)と、運転停止することがあった。表面実装機の運転を再開するには、復旧に必要なデータの修正作業をオペレータが現場に移動して行うことが必要な場合があり、復旧に時間がかかる場合があった。
本発明は、表面実装機が認識エラーにより停止した場合、復旧に必要なデータの修正作業を遠隔で行い、早期復旧を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明に係る情報処理システムは、表面実装機と、前記表面実装機と通信可能な生産管理装置と、前記生産管理装置と無線により通信可能な携帯端末と、を備える。
前記表面実装機は、認識エラーの発生により運転停止した場合、エラー情報、対象物の画像認識に使用した認識パラメータ及びカメラ情報を、前記生産管理装置を経由して前記携帯端末に送信する。
前記携帯端末は、前記認識パラメータの編集画面を表示する共に、前記認識パラメータが編集された場合、編集後の認識パラメータを、前記生産管理装置を経由して前記表面実装機に送信する。前記表面実装機は、編集後の認識パラメータを適用して対象物の画像を再認識し、編集後の認識パラメータによる認識結果を、前記生産管理装置を経由して前記携帯端末に送信する。前記携帯端末は、編集後の認識パラメータで画像認識に成功した場合、運転を再開する指示を、前記生産管理装置を経由して、前記表面実装機に送信する。
【0006】
オペレータやサービスマンは、表面実装機から離れた場所にいても、携帯端末に転送されるエラー情報からエラーの発生状況を把握し、画像認識に使用される認識パラメータの編集作業(修正作業)を携帯端末にて行うことが出来る。つまり、認識エラーの対応を遠隔で行うことが出来るので、遠隔対応が出来ない場合に比べて、表面実装機の運転停止時間を短縮することが出来る。
【0007】
(2)上記(1)に記載の情報処理システムにおいて、前記生産管理装置は、記憶部を有し、前記認識パラメータの編集履歴を編集履歴情報として前記記憶部に記憶させてもよい。編集履歴情報を残すことで、認識パラメータのデータ解析を行うことが出来る。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記生産管理装置は、認識パラメータ編集後の生産実績が、認識パラメータ編集前の生産実績よりも悪化した場合、前記携帯端末に警告情報を送信してもよい。
【0009】
この構成では、認識パラメータの編集により生産実績が悪化したことを通知することにより、認識パラメータを戻すかどうか選択の機会をオペレータに提供することが出来る。編集前の認識パラメータに戻した場合、生産実績を悪化前の元の実績に戻すことが出来る。
【0010】
尚、生産実績とは、基板に部品を実装する工程全般の実績であり、例えば、画像認識処理における認識成功率や、基板に対する部品の搭載位置精度等が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ヤマハ発動機株式会社
画像処理装置、部品把持システム、画像処理方法および部品把持方法
2日前
個人
誘導加熱装置
16日前
日星電気株式会社
面状ヒータ
3か月前
日本精機株式会社
電子回路装置
2か月前
イビデン株式会社
配線基板
2か月前
株式会社下村漆器店
調理機
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
3か月前
イビデン株式会社
配線基板
2か月前
株式会社下村漆器店
調理機
1か月前
富山県
EBG構造基板
1か月前
JOHNAN株式会社
回路基板
2か月前
株式会社クラベ
基材及び面状ユニット
2か月前
TDK株式会社
回路基板
3か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
太陽誘電株式会社
バルクフィーダ
2か月前
東レエンジニアリング株式会社
実装装置
3か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
16日前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
シャープ株式会社
電子装置
23日前
イビデン株式会社
配線基板
25日前
東芝ライテック株式会社
照明装置
3か月前
イビデン株式会社
配線基板
1か月前
三笠電子工業株式会社
装飾具
2か月前
原田工業株式会社
電子回路ユニット
3か月前
株式会社富士通ゼネラル
電子機器収納ラック
2か月前
新光電気工業株式会社
配線基板
3か月前
サクサ株式会社
結束バンドの固定構造
17日前
象印マホービン株式会社
調理器
2か月前
トキコーポレーション株式会社
疑似負荷装置
18日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
東芝ライテック株式会社
照明装置
3か月前
NISSHA株式会社
回路埋込基板の製造方法
2か月前
NISSHA株式会社
回路埋込基板の製造方法
2か月前
株式会社デンソー
電子装置
1か月前
株式会社アイシン
回路基板
2か月前
株式会社デンソー
電子装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る