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公開番号
2025001974
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101807
出願日
2023-06-21
発明の名称
実装システム
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H05K
13/04 20060101AFI20241226BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】高品質と高速生産のどちらのニーズにも対応出来る実装システムを提供する。
【解決手段】
実装システムは、生産管理装置と、少なくとも1台の表面実装機を有する実装ラインとを備える。前記生産管理装置は、基板の生産に関係する物品の画像を入力とし、機械学習による学習モデルを用いて、前記物品の良否を判定する。前記表面実装機は、基板に部品を搭載するヘッドユニットと、制御装置とを備える。前記制御装置は、第1実装モード又は第2実装モードの切り替えが可能であり、前記第1実装モードは、学習モデルによる良否判定のため、前記物品の画像を前記生産管理装置に送信後、前記生産管理装置から機械学習による良否判定結果の返信を待つことなく部品搭載を継続するモードである。前記第2実装モードは、学習モデルによる良否判定のため、前記物品の画像を前記生産管理装置に送信後、前記生産管理装置から機械学習による良否判定結果の返信を待って部品搭載を行うモードである。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
実装システムであって、
生産管理装置と、
少なくとも1台の表面実装機を有する実装ラインと、を備え、
前記生産管理装置は、基板の生産に関係する物品の画像を入力とし、機械学習による学習モデルを用いて、前記物品の良否を判定し、
前記表面実装機は、
基板に部品を搭載するヘッドユニットと、
制御装置と、を、備え、
前記制御装置は、第1実装モード又は第2実装モードの切り替えが可能であり、
前記第1実装モードは、学習モデルによる良否判定のため、前記物品の画像を前記生産管理装置に送信後、前記生産管理装置から機械学習による良否判定結果の返信を待つことなく部品搭載を継続するモードであり、
前記第2実装モードは、学習モデルによる良否判定のため、前記物品の画像を前記生産管理装置に送信後、前記生産管理装置から機械学習による良否判定結果の返信を待って部品搭載を行うモードである、実装システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の実装システムであって、
前記表面実装機は、前記第1実装モード選択中において、機械学習による良否判定結果として基板に搭載した部品がNG品であることを、その部品を基板に搭載した後に、前記生産管理装置から受信した場合、
NG品を搭載した基板の、作業状況に応じて異なるエラー対応を行う、実装システム。
【請求項3】
請求項2に記載の実装システムであって、
前記表面実装機は、NG品を搭載した基板が、実装工程を終えリフロー装置への搬送途中であれば、基板搬送を停止し、オペレータコールを行う、実装システム。
【請求項4】
請求項2に記載の実装システムであって、
前記実装システムは、一枚の基板に対する部品の実装動作を直列に接続された複数の表面実装機により分担して実行する構成であり、
前記表面実装機は、NG品を搭載した基板が実装工程内にあれば、搬送コンベアと連携して当該基板をNG品の実装作業を行った表面実装機まで戻し、
その後、NG品と判定された部品をヘッドユニットにより回収し、別の部品を基板に再搭載する、実装システム。
【請求項5】
請求項2に記載の実装システムであって、
前記表面実装機は、NG品を搭載した基板が、リフロー工程を終了し、実装ラインから排出前の状態であれば、基板搬送を停止し、オペレータコールを行う、実装システム。
【請求項6】
請求項2に記載の実装システムであって、
一基板に対する作業を分担して行う複数の実装ラインを有し、
上流の実装ラインの表面実装機は、NG品を搭載した基板が、下流の実装ラインに排出された後であれば、下流の実装ラインにスキップコマンドを送信し、NG品を搭載した基板について、下流の実装ラインにおける作業をスキップする、実装システム。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の実装システムであって、
前記表面実装機は第1RAMを有し、
前記生産管理装置は第2RAMを有し、
前記表面実装機は、良否判定対象の画像を前記第1RAMに記憶し、
前記生産管理装置は、良否判定対象の画像を、RDMA技術を利用して前記第1RAMから前記第2RAMに対して直接読み出す、実装システム。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の実装システムであって、
基板の生産に関係する前記物品は、
基板に搭載する部品、
基板に搭載する部品を吸着する実装ヘッド、
基板に付されたマーク、
基台に付されたマークのうち、少なくともいずれかを含む、実装システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基板に部品を搭載する実装システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
表面実装機は、プリント基板に搭載する部品を撮影し部品の良否を判定している。特許文献1は、部品の良否判定を、機械学習により行う点を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-110257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
機械学習は、他の判定方法に比べて、判定精度は高いが、判定時間が長い。そのため部品の良否判定に機械学習を用いた場合、品質向上が期待できるものの、基板の生産効率が低下する場合があった。
このような事情から、高品質生産と高速生産のどちらのニーズにも対応できるようにすることが、課題となっていた。尚、こうした課題は、部品の良否判断を行う場合に限らず、基板にマークや基台のマーク等の良否判定を行う場合も、同様である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)実装システムは、生産管理装置と、少なくとも1台の表面実装機を有する実装ラインを備える。前記生産管理装置は、基板の生産に関係する物品の画像を入力とし、機械学習による学習モデルを用いて、前記物品の良否を判定する。
前記表面実装機は、基板に部品を搭載するヘッドユニットと、制御装置と、を、備え、前記制御装置は、第1実装モード又は第2実装モードの切り替えが可能である。前記第1実装モードは、学習モデルによる良否判定のため、前記物品の画像を前記生産管理装置に送信後、前記生産管理装置から機械学習による良否判定結果の返信を待つことなく実装を継続するモードである。前記第2実装モードは、学習モデルによる良否判定のため、前記物品の画像を前記生産管理装置に送信後、前記生産管理装置から機械学習による良否判定結果の返信を待って部品実装を行うモードである。
【0006】
(2)(1)に記載の実装システムであって、前記表面実装機は、前記第1実装モード選択中において、機械学習による良否判定結果として基板に搭載した部品がNG品であることを、その部品を基板に搭載した後に、前記生産管理装置から受信した場合、NG品を搭載した基板の、作業状況に応じて異なるエラー対応を行ってもよい。この構成では、NG品を搭載した基板の作業状況に応じた、適切な対応が可能となる。
【0007】
(3)(2)に記載の実装システムであって、前記表面実装機は、NG品を搭載した基板が、実装工程を終えリフロー装置への搬送途中であれば、基板搬送を停止し、オペレータコールを行ってもよい。
【0008】
(4)(2)に記載の実装システムであって、前記実装システムは、一枚の基板に対する部品の実装動作を直列に接続された複数の表面実装機により分担して実行する構成であり、前記表面実装機は、NG品を搭載した基板が実装工程内にあれば、搬送コンベアと連携して当該基板をNG品の実装作業を行った表面実装機まで戻し、その後、NG品と判定された部品をヘッドユニットにより回収し、別の部品を基板に再搭載してもよい。
【0009】
(5)(2)に記載の実装システムであって、前記表面実装機は、NG品を搭載した基板が、リフロー工程を終了し、実装ラインから排出前の状態であれば、基板搬送を停止し、オペレータコールを行ってもよい。
【0010】
(6)(2)に記載の実装システムであって、一基板に対する作業を分担して行う複数の実装ラインを有し、上流の実装ラインの表面実装機は、NG品を搭載した基板が、下流の実装ラインに排出された後であれば、下流の実装ラインにスキップコマンドを送信し、NG品を搭載した基板について、下流の実装ラインにおける作業をスキップしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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