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公開番号
2025001859
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101585
出願日
2023-06-21
発明の名称
ピッキングリフト及びピッキングリフトの調整方法
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
主分類
B66F
9/12 20060101AFI20241226BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】アクチュエータの制御に係る調整作業を容易にする。
【解決手段】ロックバーがロック解除状態であるときに、レバー95が前後方向において第4延出部94から離れるように変位されることによって前後方向における第4延出部94とレバー95との間に介在部材を介在可能である。ロックバーがロック解除状態であるときの第4延出部94に当接するレバー95の位置を第1位置とし、前後方向における第4延出部94とレバー95との間に介在部材が介在された状態であるときのレバー95の位置を第2位置とする。制御部は、変位量検出部83によって検出された第1位置と第2位置とのレバー95の変位量である基準値に基づいて、アクチュエータを制御する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
運転台から延出するフォークと、
パレットの下側デッキボードに押し付けられることによって前記フォークと共に前記パレットをロックするロックバーと、
前記パレットをロックするロック状態と前記パレットのロックを解除するロック解除状態とで前記ロックバーを変位可能なアクチュエータと、
収縮可能なスプリングを含み、前記ロックバーと前記アクチュエータとの間に配置されるリンク機構と、
第1方向に延びる延出部を含み、前記スプリングの収縮量に応じて前記第1方向に対して直交する第2方向に変位する延出部材と、
前記第2方向における前記延出部材の変位に伴って前記延出部に当接しながら前記第1方向及び前記第2方向に変位するレバーと、
前記レバーの変位量を検出する変位量検出部と、
前記アクチュエータを制御する制御部と、を備え、
前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときに、前記レバーが前記第2方向において前記延出部から離れるように変位されることによって前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に介在部材を介在可能であり、
前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときの前記延出部に当接する前記レバーの位置を第1位置とし、前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に前記介在部材が介在された状態であるときの前記レバーの位置を第2位置とすると、
前記制御部は、前記変位量検出部によって検出された前記第1位置と前記第2位置との前記レバーの変位量である基準値に基づいて、前記アクチュエータを制御することを特徴とするピッキングリフト。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に介在された前記介在部材を支持する支持部材を備える、請求項1に記載のピッキングリフト。
【請求項3】
運転台から延出するフォークと、
パレットの下側デッキボードに押し付けられることによって前記フォークと共に前記パレットをロックするロックバーと、
前記パレットをロックするロック状態と前記パレットのロックを解除するロック解除状態とで前記ロックバーを変位可能なアクチュエータと、
収縮可能なスプリングを含み、前記ロックバーと前記アクチュエータとの間に配置されるリンク機構と、
第1方向に延びる延出部を含み、前記スプリングの収縮量に応じて前記第1方向に対して直交する第2方向に変位する延出部材と、
前記第2方向における前記延出部材の変位に伴って前記延出部に当接しながら前記第1方向及び前記第2方向に変位するレバーと、
前記レバーの変位量を検出する変位量検出部と、
前記アクチュエータを制御する制御部と、を備えるピッキングリフトの調整方法であって、
前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときに、前記レバーを前記第2方向において前記延出部から離れるように変位させることによって前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に介在部材を介在させ、
前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときの前記延出部に当接する前記レバーの位置を第1位置とし、前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に前記介在部材が介在された状態であるときの前記レバーの位置を第2位置とすると、
前記変位量検出部は、前記第1位置と前記第2位置との前記レバーの変位量を基準値として検出し、
前記制御部は、前記基準値に基づいて前記アクチュエータを制御することを特徴とするピッキングリフトの調整方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ピッキングリフト及びピッキングリフトの調整方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
フォークリフトの1つとして、ピッキングリフトが知られている。ピッキングリフトは、運転台から延出するフォークを備える。ピッキングリフトを用いたピッキング作業では、パレットのがたつきの抑制が求められている。特許文献1に記載のピッキングリフトは、上記のがたつきを抑制する目的で、ロックバーと、アクチュエータと、を備えている。ロックバーは、パレットの下側デッキボードに押し付けられることによってフォークと共にパレットをロックする。アクチュエータは、パレットをロックするロック状態とパレットのロックを解除するロック解除状態とでロックバーを変位可能である。ロックバーの変位に伴って変位する部材の変位量が変位量検出部によって検出されている。この変位量検出部による検出値を用いて、アクチュエータの制御が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-231347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
長時間の使用によって変位量検出部の検出値にずれが生じているおそれのある状況下や、変位量検出部の取り換えが行われた状況下において、変位量検出部による検出を行うことで、アクチュエータの制御に係る調整作業を行うことがある。この場合、ロックバーをロック状態とロック解除状態とで変位させるとともに、各状態で変位量検出部による検出を行うことが考えられるが、アクチュエータの制御に係る調整作業をさらに容易に行うことが望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するピッキングリフトは、運転台から延出するフォークと、パレットの下側デッキボードに押し付けられることによって前記フォークと共に前記パレットをロックするロックバーと、前記パレットをロックするロック状態と前記パレットのロックを解除するロック解除状態とで前記ロックバーを変位可能なアクチュエータと、収縮可能なスプリングを含み、前記ロックバーと前記アクチュエータとの間に配置されるリンク機構と、第1方向に延びる延出部を含み、前記スプリングの収縮量に応じて前記第1方向に対して直交する第2方向に変位する延出部材と、前記第2方向における前記延出部材の変位に伴って前記延出部に当接しながら前記第1方向及び前記第2方向に変位するレバーと、前記レバーの変位量を検出する変位量検出部と、前記アクチュエータを制御する制御部と、を備え、前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときに、前記レバーが前記第2方向において前記延出部から離れるように変位されることによって前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に介在部材を介在可能であり、前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときの前記延出部に当接する前記レバーの位置を第1位置とし、前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に前記介在部材が介在された状態であるときの前記レバーの位置を第2位置とすると、前記制御部は、前記変位量検出部によって検出された前記第1位置と前記第2位置との前記レバーの変位量である基準値に基づいて、前記アクチュエータを制御することを特徴とする。
【0006】
上記課題を解決するピッキングリフトの調整方法は、運転台から延出するフォークと、パレットの下側デッキボードに押し付けられることによって前記フォークと共に前記パレットをロックするロックバーと、前記パレットをロックするロック状態と前記パレットのロックを解除するロック解除状態とで前記ロックバーを変位可能なアクチュエータと、収縮可能なスプリングを含み、前記ロックバーと前記アクチュエータとの間に配置されるリンク機構と、第1方向に延びる延出部を含み、前記スプリングの収縮量に応じて前記第1方向に対して直交する第2方向に変位する延出部材と、前記第2方向における前記延出部材の変位に伴って前記延出部に当接しながら前記第1方向及び前記第2方向に変位するレバーと、前記レバーの変位量を検出する変位量検出部と、前記アクチュエータを制御する制御部と、を備えるピッキングリフトの調整方法であって、前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときに、前記レバーを前記第2方向において前記延出部から離れるように変位させることによって前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に介在部材を介在させ、前記ロックバーが前記ロック解除状態であるときの前記延出部に当接する前記レバーの位置を第1位置とし、前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に前記介在部材が介在された状態であるときの前記レバーの位置を第2位置とすると、前記変位量検出部は、前記第1位置と前記第2位置との前記レバーの変位量を基準値として検出し、前記制御部は、前記基準値に基づいて前記アクチュエータを制御することを特徴とする。
【0007】
上記の構成及び上記の方法によれば、ロックバーをロック解除状態に維持させたままで、レバーの位置を第1位置からずれた第2位置に変位させることができる。変位量検出部によって第1位置と第2位置とのレバーの変位量を基準値として検出することにより、基準値を用いて制御部にアクチュエータを制御させることができるようになる。したがって、ロックバーをロック解除状態から変位させずにアクチュエータの制御に係る調整を行えるため、アクチュエータの制御に係る調整作業を容易にできる。
【0008】
ピッキングリフトにおいて、前記第2方向における前記延出部と前記レバーとの間に介在された前記介在部材を支持する支持部材を備えてもよい。
上記構成によれば、介在部材は、支持部材によって延出部とレバーとの間に介在される位置で支持される。これにより、延出部とレバーとの間に介在された介在部材の位置ずれを抑制できる。したがって、変位量検出部による基準値の検出をより正確に行えるため、アクチュエータの制御に係る調整作業の精度を向上させることができる。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、アクチュエータの制御に係る調整作業を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態におけるピッキングリフトを示す斜視図である。
図2は、実施形態におけるピッキングリフトを示す側面図である。
図3は、実施形態におけるピッキングリフトの構成を示すブロック図である。
図4は、実施形態におけるパレットロック装置を示す斜視図である。
図5は、フォークが上側デッキボードに接触する前のパレットロック装置を示す側面図である。
図6は、リンク機構を示す斜視図である。
図7は、フォークが上側デッキボードに接触した状態のパレットロック装置を示す側面図である。
図8は、ロック状態のパレットロック装置を示す側面図である。
図9は、ロックバーがロック解除状態であるときとロック状態であるときとの延出部材及びレバーを示す模式図である。
図10は、延出部とレバーとの間に介在部材を介在させたときの延出部材及びレバーを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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