TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025001466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101077
出願日2023-06-20
発明の名称発光装置の製造方法
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01S 5/022 20210101AFI20241225BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発光装置の高さの精度を高めることを目的とする。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、載置面を有する底部と、上面視で前記載置面を囲う枠部と、を有する基体を準備し、前記載置面に発光素子を載置する第1工程と、上面に光取出し面を有する波長変換部材を、前記発光素子より上方であって、前記発光素子と離隔した位置において前記基体に固定する第2工程と、前記第2工程より後に、前記載置面と反対側に位置する前記基体の下面を研磨する第3工程と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
載置面を有する底部と、上面視で前記載置面を囲う枠部と、を有する基体を準備し、前記載置面に発光素子を載置する第1工程と、
上面に光取出し面を有する波長変換部材を、前記発光素子より上方であって、前記発光素子と離隔した位置において前記基体に固定する第2工程と、
前記第2工程より後に、前記載置面と反対側に位置する前記基体の下面を研磨する第3工程と、
を含む、発光装置の製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1工程において、前記枠部の上面には外部接続端子が設けられており、前記基体の前記下面には外部接続端子が設けられていない、前記基体を準備する、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項3】
前記第2工程において、前記波長変換部材の前記上面が前記枠部の上面より高い位置となるように、前記波長変換部材を配置する、
請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法。
【請求項4】
前記枠部は、段差部を有し、
前記第2工程において、前記枠部の前記上面より下方に位置する前記段差部の上面に前記波長変換部材を接合する、請求項3に記載の発光装置の製造方法。
【請求項5】
前記波長変換部材の前記上面を研磨する第4工程を、さらに含み、
前記波長変換部材の前記光取出し面は、前記第4工程において研磨された面である、請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法。
【請求項6】
前記第4工程において、前記発光素子から出射して前記波長変換部材を通過した光の光学特性の測定を行い、測定結果に基づき、前記波長変換部材の前記上面の研磨量を調整する、
請求項5に記載の発光装置の製造方法。
【請求項7】
前記第3工程において、前記基体の前記下面から前記光取出し面までの距離を測定し、測定結果に基づき、前記基体の前記下面の研磨量を調整する、
請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法。
【請求項8】
前記第4工程において、前記発光素子から出射して前記波長変換部材を通過した光の光学特性の測定を行い、測定結果に基づき、前記波長変換部材の前記上面の研磨量を調整し、
前記第3工程において、前記第4工程の後に、前記基体の前記下面から前記光取出し面までの距離を測定し、測定結果に基づき、前記基体の前記下面の研磨量を調整する、
請求項5に記載の発光装置の製造方法。
【請求項9】
前記第2工程において、透光性部材の上面に接合された前記波長変換部材を、前記基体に前記透光性部材を接合させることによって、固定し、
前記波長変換部材は、前記光取出し面の直下を含まない領域で前記透光性部材と接合されている、請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、窒化物半導体発光素子が形成された基板と、蛍光体光学素子等の波長変換部材とを接合させた後、基板の裏面を研磨する発光装置の製造方法が開示されている。この発光装置の製造方法では、基板の裏面を研磨した後に裏面電極を形成している。そのため、波長変換部材の上面の位置が、裏面電極の厚さの違いによって変化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/021518号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、発光装置の高さの精度を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、載置面を有する底部と、上面視で前記載置面を囲う枠部と、を有する基体を準備し、前記載置面に発光素子を載置する第1工程と、上面に光取出し面を有する波長変換部材を、前記発光素子より上方であって、前記発光素子と離隔した位置において前記基体に固定する第2工程と、前記第2工程より後に、前記載置面と反対側に位置する前記基体の下面を研磨する第3工程と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態によれば、発光装置の高さの精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る発光装置の構成例を示す斜視図である。
図1のII-II線における発光装置の断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法の第1工程を説明するための断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法の第2工程を説明するための断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法の第5工程を説明するための断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法の第3工程を説明するための断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法の第4工程を説明するための断面図である。
実施形態に係る光源モジュールの構成例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が過度に制限されるものではない。例えば、「上面」と記載した場合に、常に上を向くように発明が用いられなければならないわけではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
【0009】
また、本開示において、三角形や四角形等の多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本開示で記載される"多角形"の解釈に含まれるものとする。
【0010】
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸等、特定の形状を表す用語についても同様である。また、その形状を形成する各辺に関する用語についても同様である。すなわち、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、"辺"の解釈には加工された部分を含む。なお、部分的な加工のない"多角形"や"辺"を、加工された形状と区別する場合は"厳密な"を付して、例えば、"厳密な四角形"等と記載する。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日亜化学工業株式会社
異方性磁性粉末の製造方法および異方性磁性粉末
1日前
個人
電波吸収体
12日前
個人
テーブルタップ
9日前
株式会社東光高岳
開閉器
20日前
キヤノン株式会社
電子機器
9日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
5日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
9日前
株式会社ダイヘン
碍子
14日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
9日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
9日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
9日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
9日前
住友電装株式会社
コネクタ
5日前
ローム株式会社
半導体装置
9日前
イビデン株式会社
プリント配線板
20日前
TDK株式会社
コイル部品
5日前
イビデン株式会社
プリント配線板
12日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
20日前
富士電機株式会社
半導体装置
9日前
株式会社デンソー
半導体装置
9日前
株式会社デンソー
半導体装置
9日前
日産自動車株式会社
電子機器
12日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
9日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
9日前
富士電機株式会社
半導体装置
20日前
株式会社村田製作所
二次電池
12日前
大和電器株式会社
コンセント
5日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
13日前
株式会社ダイフク
搬送車
12日前
ローム株式会社
半導体発光装置
5日前
株式会社ダイフク
搬送車
12日前
個人
ユニバーサルデザインコンセントプラグ
9日前
河村電器産業株式会社
速結端子
12日前
株式会社村田製作所
電池パック
14日前
続きを見る