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公開番号2025004409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104083
出願日2023-06-26
発明の名称電池パック
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250107BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】一端側と他端側とを連結させても位置ずれが起き難い防水部材を備えた電池パックを提供する。
【解決手段】本開示の電池パック1は、筐体本体11及び蓋12によって区画される収容空間SPに電池モジュールが収容され、筐体本体11と蓋12との間に、防水部材20が介在する電池パック1であって、防水部材20は、線状の一端側と他端側とを連結させて環状となっており、一端側には、第1凹部と、第1凸部とが隣り合うように設けられ、他端側には、第2凹部と、第2凸部とが隣り合うように設けられ、第1凹部と第2凸部とが噛み合っており、第2凹部と第1凸部とが噛み合っている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体本体及び蓋によって区画される収容空間に電池モジュールが収容され、前記筐体本体と前記蓋との間に、防水部材が介在する電池パックであって、
前記防水部材は、線状の一端側と他端側とを連結させて環状となっており、
前記一端側には、第1凹部と、第1凸部とが隣り合うように設けられ、
前記他端側には、第2凹部と、第2凸部とが隣り合うように設けられ、
前記第1凹部と前記第2凸部とが噛み合っており、前記第2凹部と前記第1凸部とが噛み合っている、電池パック。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記一端側における先端側の領域に前記第1凸部が設けられ、
前記他端側における先端側の領域に前記第2凸部が設けられている、請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記防水部材は、中実である、請求項1に記載の電池パック。
【請求項4】
前記防水部材において、
前記第1凸部は、天面と、端部側の第1側面と、前記第1側面と対向する第2側面と、を有し、前記天面に対して前記第1側面および第2側面が傾斜しており、
前記第1凹部は、底面と、端部側の第3側面と、前記第3側面と対向する第4側面と、を有し、前記底面に対して前記第3側面および第4側面が傾斜しており、
前記第1凸部および前記第1凹部と、前記第2凸部および前記第2凹部とは、前記防水部材の断面視において互いに相補的形状である、請求項2に記載の電池パック。
【請求項5】
前記天面に対する前記第1側面の傾斜と、前記天面に対する前記第2側面の傾斜と、が互いに異なっている、請求項4に記載の電池パック。
【請求項6】
前記防水部材は、
前記天面に対する前記第1側面の傾斜が、前記天面に対する前記第2側面の傾斜よりも大きく、
前記底面に対する前記第4側面の傾斜が、前記底面に対する前記第3側面の傾斜よりも大きく、
前記第2側面と前記第3側面とが同じ構造を共有している、請求項5に記載の電池パック。
【請求項7】
前記防水部材は、
連結前の線状の前記防水部材の延伸方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向を第3方向とし、
前記第1凹部と前記第2凸部の噛み合いの方向及び前記第2凹部と前記第1凸部の噛み合いの方向が前記第3方向である、請求項1に記載の電池パック。
【請求項8】
前記第3方向は、前記蓋と前記筐体本体との押圧方向である、請求項7に記載の電池パック。
【請求項9】
前記第2方向全体に亘って、前記第1凸部および前記第1凹部並びに前記第2凸部および前記第2凹部が設けられている、請求項7に記載の電池パック。
【請求項10】
前記防水部材は、前記他端側の前記第2凸部及び/または前記第2凹部と前記第2方向で隣接する隆起部を有する、請求項7に記載の電池パック。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、V字状の切り欠き部が各コーナー部に対応する位置に形成され、45度に切断された端部が形成された1本のパッキン材で構成され、切り欠き部の根元部で曲げて切り欠き部の切り欠き面同士を突き合わせ、かつ、両端部の端面同士を突き合わせて枠状形状に構成されて、筐体のフランジ面に接着固定されるパッキンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-144384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、1本のパッキン材における両端部の端面同士を突き合わせて構成されているため、端面同士の接合は不十分である。そのため、パッキンに外力が付与されると端面同士に位置ずれが生じるおそれがあった。
【0005】
本開示は、かかる観点に鑑みて為されたものである。すなわち、本開示の主たる目的は、一端側と他端側とを連結させても位置ずれが起き難い防水部材を備えた電池パックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池パックは、
筐体本体及び蓋によって区画される収容空間に電池モジュールが収容され、前記筐体本体と前記蓋との間に、防水部材が介在する電池パックであって、
前記防水部材は、線状の一端側と他端側とを連結させて環状となっており、
前記一端側には、第1凹部と、第1凸部とが隣り合うように設けられ、
前記他端側には、第2凹部と、第2凸部とが隣り合うように設けられ、
前記第1凹部と前記第2凸部とが噛み合っており、前記第2凹部と前記第1凸部とが噛み合っている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の電池パックによれば、防水部材の一端側と他端側とを連結させても位置ずれを生じ難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の電池パックを模式的に示した断面図である。
本開示の電池パックに用いられる防水部材を模式的に示した斜視図である。
第1実施形態の防水部材の要部を模式的に示した正面図である。
第2実施形態の防水部材の要部を模式的に示した正面図である。
第2実施形態の防水部材の要部を模式的に示した斜視図である。
第2実施形態の防水部材の要部を模式的に示した斜視図である。
第2実施形態の防水部材の他端側を側面視した側面図である。
第3実施形態の防水部材の要部を模式的に示した正面図である。
第3実施形態の防水部材の要部を模式的に示した斜視図である。
第3実施形態の防水部材の要部を模式的に示した斜視図である。
第4実施形態の防水部材の要部を模式的に示した斜視図である。
第5実施形態の防水部材の要部を模式的に示した正面図である。
第6実施形態の防水部材の要部を模式的に示した正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、本開示の一実施形態に係る電池パックをより詳細に説明する。必要に応じて図面を参照して説明を行うものの、図面における各種の要素は、本開示の理解のために模式的かつ例示的に示したにすぎず、外観や寸法比などは実物と異なり得る。
【0010】
本明細書で言及する各種の数値範囲は、「未満」や「より多い/より大きい」などの特段の用語が付されない限り、下限および上限の数値そのものも含むことを意図している。つまり、例えば1~10といった数値範囲を例にとれば、下限値の“1”を含むと共に、上限値の“10”も含むものとして解釈され得る。また“約”および“程度”といった用語は、数パーセント、例えば±10%の変動を含み得ることを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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