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公開番号2025001056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2021193829
出願日2021-11-30
発明の名称端末装置、および、基地局装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 72/20 20230101AFI20241225BHJP(電気通信技術)
要約【課題】効率的に通信を行う端末装置、基地局装置及び通信方法を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末装置は、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信し、DCIに少なくとも基づいて、PUSCHのために周波数ホッピングを適用して、PUSCHを送信する。第1の上位層パラメータは、PUSCHのためにDMRSバンドリングが有効か否かを決定し、第2の上位層パラメータは、設定される時間領域ウィンドウの決定に用いられ、第1の上位層パラメータと第3の上位層パラメータが提供される場合、周波数ホッピングのためのホッピング間隔は前記第3の上位層パラメータに基づき決定され、第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の組み合わせに少なくとも基づいて、ホッピング間隔が決定される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信する受信部と、
前記PUSCHを送信する送信部と、
第1の上位層パラメータ、第2の上位層パラメータ、および、第3の上位層パラメータの管理を行う上位層処理部と、を備え、
前記DCIに少なくとも基づいて、前記PUSCHのために周波数ホッピングが適用され、
前記第1の上位層パラメータは、前記PUSCHのためにDMRSバンドリングが有効か否かを決定するための上位層パラメータであり、
前記第2の上位層パラメータは、設定される時間領域ウィンドウの決定に用いられる上位層パラメータであり、
前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供される場合、前記周波数ホッピングのためのホッピング間隔は前記第3の上位層パラメータに基づき決定され、
前記第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の組み合わせに少なくとも基づいて、前記ホッピング間隔が決定される
端末装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1の上位層パラメータと前記第2の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、前記第2の上位層パラメータに基づき決定され、
前記第2の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、1スロットである
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記第1の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、1スロットであり、
前記第1の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第2の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、1スロットである
請求項1、または、請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記第1の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第2の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、2スロット、および、5スロットのいずれかである
請求項1、または、請求項2に記載の端末装置。
【請求項5】
前記第1の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第2の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、前記PUSCHのための繰り返し回数に少なくとも基づいて決定される
請求項1、または、請求項2に記載の端末装置。
【請求項6】
前記第1の上位層パラメータと、前記第2の上位層パラメータと、前記第3の上位層パラメータと、のいずれかが提供される場合、前記ホッピング間隔は、1スロットより大きい
請求項1に記載の端末装置。
【請求項7】
前記第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の前記組み合わ
せのうち、1または複数の組み合わせが期待されない
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、または、請求項6に記載の端末装置。
【請求項8】
PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを送信する送信部と、
前記PUSCHを受信する受信部と、
第1の上位層パラメータ、第2の上位層パラメータ、および、第3の上位層パラメータの管理を行う上位層処理部と、を備え、
前記DCIに少なくとも基づいて、前記PUSCHのために周波数ホッピングが適用され、
前記第1の上位層パラメータは、前記PUSCHのためにDMRSバンドリングが有効か否かを決定するための上位層パラメータであり、
前記第2の上位層パラメータは、設定される時間領域ウィンドウの決定に用いられる上位層パラメータであり、
前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供される場合、前記周波数ホッピングのためのホッピング間隔は前記第3の上位層パラメータに基づき決定され、
前記第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の組み合わせに少なくとも基づいて、前記ホッピング間隔が決定される
基地局装置。
【請求項9】
前記第1の上位層パラメータと前記第2の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、前記第2の上位層パラメータに基づき決定され、
前記第2の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、1スロットである
請求項8に記載の基地局装置。
【請求項10】
前記第1の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、1スロットであり、
前記第1の上位層パラメータが提供され、かつ、前記第2の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供されない場合、前記ホッピング間隔は、1スロットである
請求項8、または、請求項9に記載の基地局装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、および、基地局装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE)」、または、「EUTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access」とも呼称される)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3
rd
Generation Partnership Project)において検討されている。LTEにおいて、基地局装置はeNodeB(evolved NodeB)、端末装置はUE(User Equipment)とも呼称される。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のサービングセルを管理してもよい。
【0003】
3GPPでは、国際電気通信連合(ITU:InternationalTelecommunication Union)が策定する次世代移動通信システムの規格であるIMT(International Mobile Telecommunication)―2020に提案するため、次世代規格(NR: New Radio)の検討が行われている(非特許文献1)。NRは、単一の技術の枠組みにおいて、eMBB(enhanced Mobile BroadBand)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra Reliable and Low Latency Communication)の3つのシナリオを想定した要求を満たすことが求められている。
【0004】
3GPPにおいて、NRによってサポートされるサービスの拡張の検討が行われている(非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
"New SID proposal: Study on New Radio Access Technology", RP-160671, NTT docomo, 3GPP TSG RAN Meeting #71, Goteborg, Sweden, 7th ― 10th March, 2016.
“Release 17 package for RAN”, RP-193216, RAN chairman, RAN1 chairman, RAN2 chairman, RAN3 chairman, 3GPP TSG RAN Meeting #86, Sitges, Spain, 9th ― 12th December, 2019
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、効率的に通信を行う端末装置、該端末装置に用いられる通信方法、効率的に通信を行う基地局装置、該基地局装置に用いられる通信方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の第1の態様は、端末装置であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信する受信部と、前記PUSCHを送信する送信部と、第1の上位層パラメータ、第2の上位層パラメータ、および、第3の上位層パラメータの管理を行う上位層処理部と、を備え、前記DCIに少なくとも基づいて、前記PUSCHのために周波数ホッピングが適用され、前記第1の上位層パラメータは、前記PUSCHのためにDMRSバンドリングが有効か否かを決定するための上位層パラメータであり、前記第2の上位層パラメータは、設定される時間領域ウィンドウの決定に用いられる上位層パラメータであり、前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供される場合
、前記周波数ホッピングのためのホッピング間隔は前記第3の上位層パラメータに基づき決定され、前記第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の組み合わせに少なくとも基づいて、前記ホッピング間隔が決定される。
【0008】
(2)また、本発明の第2の態様は、基地局装置であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを送信する送信部と、前記PUSCHを受信する受信部と、第1の上位層パラメータ、第2の上位層パラメータ、および、第3の上位層パラメータの管理を行う上位層処理部と、を備え、前記DCIに少なくとも基づいて、前記PUSCHのために周波数ホッピングが適用され、前記第1の上位層パラメータは、前記PUSCHのためにDMRSバンドリングが有効か否かを決定するための上位層パラメータであり、前記第2の上位層パラメータは、設定される時間領域ウィンドウの決定に用いられる上位層パラメータであり、前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供される場合、前記周波数ホッピングのためのホッピング間隔は前記第3の上位層パラメータに基づき決定され、前記第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の組み合わせに少なくとも基づいて、前記ホッピング間隔が決定される。
【0009】
(3)また、本発明の第3の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを受信するステップと、前記PUSCHを送信するステップと、第1の上位層パラメータ、第2の上位層パラメータ、および、第3の上位層パラメータの管理を行うステップと、を備え、前記DCIに少なくとも基づいて、前記PUSCHのために周波数ホッピングが適用され、前記第1の上位層パラメータは、前記PUSCHのためにDMRSバンドリングが有効か否かを決定するための上位層パラメータであり、前記第2の上位層パラメータは、設定される時間領域ウィンドウの決定に用いられる上位層パラメータであり、前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供される場合、前記周波数ホッピングのためのホッピング間隔は前記第3の上位層パラメータに基づき決定され、前記第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の組み合わせに少なくとも基づいて、前記ホッピング間隔が決定される。
【0010】
(4)また、本発明の第4の態様は、基地局装置に用いられる通信方法であって、PUSCHの送信を指示するDCIを含むPDCCHを送信するステップと、前記PUSCHを受信するステップと、第1の上位層パラメータ、第2の上位層パラメータ、および、第3の上位層パラメータの管理を行うステップと、を備え、前記DCIに少なくとも基づいて、前記PUSCHのために周波数ホッピングが適用され、前記第1の上位層パラメータは、前記PUSCHのためにDMRSバンドリングが有効か否かを決定するための上位層パラメータであり、前記第2の上位層パラメータは、設定される時間領域ウィンドウの決定に用いられる上位層パラメータであり、前記第1の上位層パラメータと前記第3の上位層パラメータが提供される場合、前記周波数ホッピングのためのホッピング間隔は前記第3の上位層パラメータに基づき決定され、前記第1の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第2の上位層パラメータが提供されるか否かと、前記第3の上位層パラメータが提供されるか否かと、の組み合わせに少なくとも基づいて、前記ホッピング間隔が決定される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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