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公開番号2025002025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101925
出願日2023-06-21
発明の名称画像形成装置、システム及び方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20241226BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】セキュリティと利便性とを両立可能な効率よくコンテンツを出力することが可能な画像形成装置やシステム画像形成装置等を提供すること。
【解決手段】識別符号が設定された複数のファイルを記憶する記憶部と、識別符号の入力を受け付ける操作部と、入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致したときは、前記ファイルに基づく画像を画像形成部から出力し、前記入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致しないときは、前記ファイルのエラー回数を増加させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数のファイルの中に前記入力された前記識別符号と一致するファイルがあるときは、他のファイルに対してエラー回数を初期化する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
識別符号が設定された複数のファイルを記憶する記憶部と、
識別符号の入力を受け付ける操作部と、
入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致したときは、前記ファイルに基づく画像を画像形成部から出力し、前記入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致しないときは、前記ファイルのエラー回数を増加させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数のファイルの中に前記入力された前記識別符号と一致するファイルがあるときは、他のファイルに対してエラー回数を初期化する
画像形成装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記制御部は、
前記ファイルのエラー回数が所定の回数以上となったファイルは、前記画像形成部からの出力を制限する
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記識別符号はパスワードを含み、
前記ファイルは、他の装置で生成された識別符号に基づいて暗号化されており、
前記制御部は、前記入力された前記識別符号が前記他の装置で生成された識別符号と一致することで前記ファイルを復号できたときは、前記ファイルに基づく画像を前記画像形成部から出力し、前記入力された前記識別符号では前記ファイルを復号できないときは、前記ファイルのエラー回数を増加させる
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記ファイルは、ジョブデータであって、
前記制御部は、前記入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致したときは、前記ジョブデータを実行する
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記入力された前記識別符号が、前記ファイルに設定された識別符号と一致するか否かの判定を、記憶されている前記複数のファイルに対して、記憶された時期が古いものから行う
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項６】
端末装置と、画像形成装置とを含むシステムであって、
前記端末装置は、
利用者によりコンテンツの出力の要求を受け付けると、受付番号を発行する発行部と、
前記コンテンツに対応し、前記受付番号をアクセス制限用の識別符号として設定された印刷ジョブデータを生成する生成部と、
前記印刷ジョブデータを、前記画像形成装置に送信する送信部と、
を備え、
前記画像形成装置は、
前記印刷ジョブデータを前記端末装置から受信する受信部と、
複数の前記印刷ジョブデータを記憶する記憶部と、
前記受付番号の入力を受け付ける操作部と、
入力された前記受付番号と、前記印刷ジョブデータに設定された識別符号とが一致したときは、前記印刷ジョブデータに基づく画像を画像形成部から出力し、前記入力された前記受付番号と、前記印刷ジョブデータに設定された識別符号とが一致しないときは、前記印刷ジョブデータのエラー回数を増加させる制御部と、
を備え、
前記画像形成装置の制御部は、
複数の前記印刷ジョブデータの中に前記入力された前記受付番号と一致する印刷ジョブデータがあるときは、他の印刷ジョブデータに対してエラー回数を初期化する
システム。
【請求項７】
画像形成装置において実行される方法であって、
前記画像形成装置は、
識別符号が設定された複数のファイルを記憶し、
識別符号の入力を受け付け、
入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致したときは、前記ファイルに基づく画像を画像形成部から出力し、
前記入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致しないときは、前記ファイルのエラー回数を増加させ、
更に、前記複数のファイルの中に前記入力された前記識別符号と一致するファイルがあるときは、他のファイルに対してエラー回数を初期化する
方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成装置等に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
さまざまなコンテンツの書類を出力するシステムがある。一例として行政では住民票や、印鑑証明といった証明書を一つのコンテンツとして出力するシステムがある。
【０００３】
このようなシステムにおいて、効率よくコンテンツを出力するシステムが考えられている。例えば、住民及び職員の双方にとって、役所の窓口での手続きの負担を軽減でき、窓口での時間を短縮でき、全体の効率化を図ることができる技術として、例えば、特許文献１に開示された技術がある。
【０００４】
また、一度のプリント操作で、複数のパスワード付きのプリントデータを処理する発明が、特許文献２に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１８－１３９０２７号公報
特開２００７－１６６４３９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本開示は、例えば、セキュリティと利便性とを両立可能な画像形成装置やシステム等を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の画像形成装置は、識別符号が設定された複数のファイルを記憶する記憶部と、識別符号の入力を受け付ける操作部と、入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致したときは、前記ファイルに基づく画像を画像形成部から出力し、前記入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致しないときは、前記ファイルのエラー回数を増加させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数のファイルの中に前記入力された前記識別符号と一致するファイルがあるときは、他のファイルに対してエラー回数を初期化する。
【０００８】
本開示のシステムは、端末装置と、画像形成装置とを含むシステムであって、前記端末装置は、利用者によりコンテンツの出力の要求を受け付けると、受付番号を発行する発行部と、前記コンテンツに対応し、前記受付番号をアクセス制限用の識別符号として設定された印刷ジョブデータを生成する生成部と、前記印刷ジョブデータを、前記画像形成装置に送信する送信部と、を備え、前記画像形成装置は、前記印刷ジョブデータを前記端末装置から受信する受信部と、複数の前記印刷ジョブデータを記憶する記憶部と、前記受付番号の入力を受け付ける操作部と、入力された前記受付番号と、前記印刷ジョブデータに設定された識別符号とが一致したときは、前記印刷ジョブデータに基づく画像を画像形成部から出力し、前記入力された前記受付番号と、前記印刷ジョブデータに設定された識別符号とが一致しないときは、前記印刷ジョブデータのエラー回数を増加させる制御部と、を備え、前記画像形成装置の制御部は、複数の前記印刷ジョブデータの中に前記入力された前記受付番号と一致する印刷ジョブデータがあるときは、他の印刷ジョブデータに対してエラー回数を初期化する。
【０００９】
本開示の方法は、画像形成装置において実行される方法であって、前記画像形成装置は、識別符号が設定された複数のファイルを記憶し、識別符号の入力を受け付け、入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致したときは、前記ファイルに基づく画像を画像形成部から出力し、前記入力された前記識別符号と、前記ファイルに設定された識別符号とが一致しないときは、前記ファイルのエラー回数を増加させ、更に、前記複数のファイルの中に前記入力された前記識別符号と一致するファイルがあるときは、他のファイルに対してエラー回数を初期化する。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、例えば、セキュリティと利便性とを両立可能な画像形成装置やシステム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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