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公開番号2025002397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102559
出願日2023-06-22
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 15/20 20060101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】用紙をニップ部に挟み込む際の衝撃の発生を回避することができ、また、用紙に定着されたトナーに均一な光沢度と濃度が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】定着装置16は、加熱部162aが内蔵されたヒートローラ162と、定着ローラ161と、ヒートローラ162と定着ローラ161とにかけ渡された無端状の定着ベルト163と、定着ローラ161と定着ベルト163を挟んで対向する位置において定着ベルト163との間でニップ部を構成する加圧ローラ164とを備え、定着ローラ161は、基体部161aと、基体部161aの周囲に設けられた多孔質の弾性層161bと、弾性層161bの周囲に設けられた気泡を含まないソリッドの平坦層161cとを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
用紙に転写されたトナー像を、加熱しながら加圧することにより当該用紙に定着させる定着装置を備えた画像形成装置であって、
前記定着装置は、加熱部が内蔵されたヒートローラと、定着ローラと、前記ヒートローラと前記定着ローラとにかけ渡された無端状の定着ベルトと、前記定着ローラと前記定着ベルトを挟んで対向する位置において前記定着ベルトとの間でニップ部を構成する加圧ローラとを備え、
前記定着ローラは、基体部と、前記基体部の周囲に設けられた多孔質の弾性層と、前記弾性層の周囲に設けられた気泡を含まないソリッドの平坦層とを有していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記平坦層は、シリコンで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記平坦層は、樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記平坦層は、フッ素樹脂で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記平坦層は、10―100μmの範囲内の厚さであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記平坦層は、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)で構成された、10―100μmの範囲内の厚さのチューブで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記平坦層は、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)で構成された熱収縮チューブで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記弾性層は、10―20mmの範囲内の厚さであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記定着ベルトは、多層構造であり、少なくとも前記ヒートローラ及び前記定着ローラと接触する層は、樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、用紙に転写されたトナー像を、加熱しながら加圧することにより当該用紙に定着させる定着装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、用紙に転写されたトナー像を、定着装置により加熱しながら加圧することで当該用紙に定着させるように構成されている。
【0003】
定着装置は、定着ローラと、内部に熱源を有する定着ローラと、該定着ローラと定着ローラ間に張架された無端状の定着ベルトと、該定着ローラに対向して設けられ該定着ベルトを介して該定着ローラに圧接する加圧ローラとを有している。
【0004】
用紙に転写されたトナーは加熱されながら加圧されることにより溶融されて均され光沢度が増す。ニップ部において十分な加圧力を得るためには定着ローラの表面はそれなりの硬度が必要である。しかし、定着ローラの表面が硬いと、用紙がニップ部に挟み込まれる際の衝撃により画像形成装置の筐体が揺れたり、当該衝撃によりバンディング、すなわち露光ズレや転写ズレが発生したりする虞がある。
【0005】
特許文献1には、表面に弾性層を有する定着ローラと、内部に熱源を有する定着ローラと、該定着ローラと定着ローラ間に張架された無端状の定着ベルトと、該定着ローラに対向して設けられ該定着ベルトを介して該定着ローラに圧接する加圧ローラとを有し、該定着ベルトと加圧ローラで形成されるニップ部で記録材上に担持されている未定着トナー像を加熱、加圧する定着装置を備えた画像形成装置が開示されている。
【0006】
定着ローラは、液状シリコン又は発泡シリコンによる弾性層を設けることによって表面硬度が低くされ、該定着ローラへの上記加圧ローラの食い込み量を大きくなるように構成されている。
【0007】
このように、定着ローラに弾性層が設けられていることから、搬送されてきた用紙は円滑にニップ部に挟み込まれるので、上述のような衝撃の発生を回避することができる。
【0008】
しかし、定着ローラに弾性層が設けられていることから、定着ベルトの加圧ローラへの押圧ムラができ、用紙に定着されたトナーに均一な光沢度と濃度が得られない虞があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2002-268436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものであり、用紙をニップ部に挟み込む際の衝撃の発生を回避することができ、また、用紙に定着されたトナーに均一な光沢度と濃度が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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