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公開番号2025003306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024055145
出願日2024-03-29
発明の名称字幕表示制御システム及び字幕表示制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 5/278 20060101AFI20241226BHJP(電気通信技術)
要約【課題】よりコンテンツの雰囲気に調和した字幕を表示することが可能な、字幕表示制御システム及び字幕表示制御方法を提供する。
【解決手段】字幕表示制御システムは、コンテンツを表示する表示部と、前記コンテンツの特徴を抽出する画像特徴抽出部と、前記コンテンツの特徴に基づいて、字幕の表示態様を決定する表示態様決定部と、前記表示態様決定部が決定した前記表示態様で、前記字幕を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
コンテンツを表示する表示部と、
前記コンテンツの特徴を抽出する特徴抽出部と、
前記コンテンツの特徴に基づいて、字幕の表示態様を決定する表示態様決定部と、
前記表示態様決定部が決定した前記表示態様で、前記字幕を前記表示部に表示させる表示制御部と、
を備える、字幕表示制御システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記コンテンツに関する多重化された受信信号から、字幕信号、画像信号及び音声信号を分離する信号分離部をさらに備え、
前記特徴抽出部は、前記画像信号から、前記コンテンツの特徴として画像の特徴を抽出し、
前記表示態様決定部は、前記画像の特徴に基づいて、前記字幕信号に含まれる前記字幕の表示態様を決定する、
請求項１に記載の字幕表示制御システム。
【請求項３】
前記表示態様決定部は、前記画像の特徴に基づいて、予め設定された前記画像の特徴と前記表示態様との対応関係を示すテーブルを参照することによって、前記表示態様を決定する、請求項２に記載の字幕表示制御システム。
【請求項４】
前記信号分離部は、前記受信信号から、さらに音声信号を分離し、
前記音声信号から、前記コンテンツの音声の特徴を抽出する音声特徴抽出部、をさらに備え、
前記表示態様決定部は、前記画像の特徴及び前記音声の特徴に基づいて、前記表示態様を決定する、
請求項２に記載の字幕表示制御システム。
【請求項５】
前記表示態様は、前記字幕の文字サイズ、フォント、色及び表示位置のうち、少なくともいずれかの要素を含む、請求項１に記載の字幕表示制御システム。
【請求項６】
前記表示態様決定部は、前記画像の特徴としての音源の位置に基づいて、前記字幕の表示態様としての表示位置を決定する、請求項２に記載の字幕表示制御システム。
【請求項７】
前記字幕信号から、前記コンテンツの字幕の特徴を抽出する字幕特徴抽出部、をさらに備え、
前記表示態様決定部は、前記画像の特徴及び前記字幕の特徴に基づいて、前記表示態様を決定する、
請求項２に記載の字幕表示制御システム。
【請求項８】
前記表示態様決定部は、前記字幕の特徴として、前記字幕に特定の文字列が含まれる場合、前記画像の特徴としての前記画像の色情報に基づいて、前記表示態様を決定する、請求項７に記載の字幕表示制御システム。
【請求項９】
前記表示態様決定部は、前記コンテンツのジャンルに基づいて、前記表示態様としてのフォントを決定する、請求項１に記載の字幕表示制御システム。
【請求項１０】
前記字幕の表示方法として、前記字幕を前記画像に重畳して表示させる字幕オンスクリーンと、前記字幕を前記画像に重畳させずに表示させる字幕アウトスクリーンとを、択一的に選択可能であり、
前記表示態様決定部は、前記コンテンツのジャンルに応じて、前記字幕オンスクリーンが選択されている場合に、前記表示態様として、前記字幕にアニメーションを付加する、請求項１に記載の字幕表示制御システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、字幕表示制御システム及び字幕表示制御方法に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、コンテンツの音声信号に基づいて字幕の表示を変更する字幕表示制御システムが提案されている。例えば、特許文献１には、音声信号から抽出される音声の特徴に基づいて、字幕の表示方法を決定し、決定した表示方法で字幕を映像に重畳させる、字幕表示制御システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－３００３２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、音声信号に基づいて字幕の表示を変更する場合、字幕の表示態様が必ずしもコンテンツの画像の雰囲気と合わない場合がある。
【０００５】
本開示は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本開示の目的は、よりコンテンツの雰囲気に調和した字幕を表示することが可能な、字幕表示制御システム及び字幕表示制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一形態の字幕表示制御システムは、コンテンツを表示する表示部と、前記コンテンツの特徴を抽出する画像特徴抽出部と、前記コンテンツの特徴に基づいて、字幕の表示態様を決定する表示態様決定部と、前記表示態様決定部が決定した前記表示態様で、前記字幕を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【０００７】
本開示の一形態の字幕表示制御方法は、字幕表示制御システムが実行する字幕表示制御方法であって、コンテンツの特徴を抽出するステップと、前記コンテンツの特徴に基づいて、字幕の表示態様を決定するステップと、決定された前記表示態様で、前記字幕を前記表示部に表示させるステップと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態に係る字幕表示制御システムの基本構成を示すブロック図である。
図１の記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図である。
図１の記憶部が記憶する他のテーブルの一例を示す図である。
図１の字幕表示制御システムが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
他の処理例１において記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図である。
字幕オンスクリーンの表示画像例を示す模式図である。
字幕アウトスクリーンの表示画像例を示す模式図である。
他の処理例２において記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図である。
他の処理例３において記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図である。
第２実施形態に係る字幕表示制御システムの構成を示すブロック図である。
第２実施形態において、コンテンツを提供する他の方法を示す図である。
第３実施形態に係る字幕表示制御システムの構成を示すブロック図である。
画像信号が示す画像の一例を示す図である。
第４実施形態に係る字幕表示制御システムの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面において、同一又は同等の構成要素には同一の符号を付し、同一又は同等の構成要素に関する説明が重複する場合は適宜省略する。
【００１０】
［第１実施形態／字幕表示制御システムの構成］
図１は、第１実施形態に係る字幕表示制御システム１００の基本構成を示す機能ブロック図である。字幕表示制御システム１００は、図１に示す機能ブロックの一部又は全部を含む、１又は複数の装置により実現することができる。つまり、字幕表示制御システム１００は、１つの装置が図１に示す機能ブロックの全部を含むことにより、当該１つの装置によって構成されていてもよい。あるいは、複数の装置がそれぞれ図１に示す機能ブロックの一部を含み、当該複数の装置によって構成されるシステム全体として、図１に示す機能ブロックの全部が含まれることにより、字幕表示制御システム１００が実現されてもよい。この場合、当該複数の装置は、互いに情報通信可能に接続される。
（【００１１】以降は省略されています）

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