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公開番号
2025000383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100211
出願日
2023-06-19
発明の名称
画像形成装置および画像形成装置におけるオプション給紙装置の制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20241224BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 画像形成装置本体にオプション給紙装置を装着するとともに、当該オプション給紙装置を給紙元とすることで、CPMを向上させる。
【解決手段】 本開示に係る画像形成装置10は、画像形成装置本体10aとオプション給紙装置100とを備える。オプション給紙装置100が給紙元とされた場合、用紙の先端が理想通りのタイミングでレジストローラ72aのニップ部Pbに到達するように、加減速ローラ108が制御される。これにより、画像形成装置本体10aの仕様は変わらず、オプション給紙装置100が装着されるとともに、当該オプション給紙装置100が給紙元とされることで、CPMの向上が図られる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置本体および当該画像形成装置本体に任意に装着可能なオプション給紙装置を備える画像形成装置であって、
前記画像形成装置本体は、
シート状の画像記録媒体に画像を形成する画像形成処理を行う画像形成手段、および、
前記画像形成手段による画像形成処理位置へ前記画像記録媒体を搬送するレジストローラを有し、
前記オプション給紙装置は、
複数枚の前記画像記録媒体が収容される第1収容部、
前記第1収容部から前記画像記録媒体を1枚単位で前記レジストローラによる前記画像記録媒体の搬送位置へ繋がる第1搬送路に供給する第1給紙ローラ、および、
前記第1搬送路に供給された前記画像記録媒体を前記レジストローラによる前記搬送位置へ搬送する加減速ローラを有し、さらに、
前記画像形成装置本体または前記オプション給紙装置に設けられ、前記加減速ローラによって搬送される前記画像記録媒体の先端が前記第1給紙ローラによる前記第1搬送路への当該画像記録媒体の供給開始時点から所定時間を経た所定時点で前記レジストローラによる搬送位置に到達するように、当該加減速ローラによる当該画像記録媒体の搬送速度を制御する制御手段を備える、画像形成装置。
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【請求項2】
前記第1搬送路における前記加減速ローラによる前記画像記録媒体の搬送位置と前記レジストローラによる搬送位置との間の当該加減速ローラによる当該搬送位置寄りの位置に設けられ、当該画像記録媒体の先端を検知する第1検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記第1検知手段による検知結果に基づいて、前記加減速ローラによる前記搬送速度を制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1搬送路における前記第1給紙ローラによる当該第1搬送路への前記画像記録媒体の供給位置と前記加減速ローラによる当該画像記録媒体の搬送位置と間の位置に設けられ、当該画像記録媒体の先端を検知する第2検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記第2検知手段による検知結果に基づいて、前記加減速ローラによる前記搬送速度を制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1搬送路における前記加減速ローラによる前記画像記録媒体の搬送位置と前記レジストローラによる搬送位置との間の当該加減速ローラによる当該搬送位置寄りの位置に設けられ、当該画像記録媒体の先端を検知する第1検知手段、および、
前記第1搬送路における前記第1給紙ローラによる当該第1搬送路への前記画像記録媒体の供給位置と前記加減速ローラによる搬送位置と間の位置に設けられ、当該画像記録媒体の先端を検知する第2検知手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記第1検知手段および前記第2検知手段のそれぞれによる検知結果に基づいて、前記加減速ローラによる前記搬送速度を制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置本体は、
複数枚の前記画像記録媒体が収容される第2収容部、および、
前記第2収容部から前記画像記録媒体を1枚単位で前記レジストローラによる搬送位置へ繋がる第2搬送路に供給する第2給紙ローラをさらに有し、
前記第2給紙ローラによって前記第2搬送路に供給された前記画像記録媒体は、当該第2給紙ローラによって前記レジストローラによる搬送位置へ搬送される、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成手段による画像形成処理速度は、前記第1収容部から前記第1搬送路を介して前記レジストローラによる搬送位置へ搬送される前記画像記録媒体に対して前記画像形成処理が行われる場合と、前記第2収容部から前記第2搬送路を介して当該レジストローラによる搬送位置へ搬送される前記画像記録媒体に対して当該画像形成処理が行われる場合との、いずれにおいても同じである、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
複数枚の前記画像記録媒体が前記第1収容部から前記第1搬送路を介して前記レジストローラによる搬送位置へ連続的に搬送される場合の当該レジストローラによる搬送位置における先行する当該画像記録媒体の後端と当該先行する画像記録媒体に続く後行の当該画像記録媒体の先端との間隔である第1紙間は、複数枚の前記画像記録媒体が前記第2収容部から前記第2搬送路を介して当該レジストローラによる搬送位置へ連続的に搬送される場合の当該レジストローラによる搬送位置における先行する当該画像記録媒体の後端と当該先行する画像記録媒体に続く後行の当該画像記録媒体の先端との間隔である第2紙間よりも小さい、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
画像形成装置本体および当該画像形成装置本体に任意に装着可能なオプション給紙装置を備える画像形成装置における当該オプション給紙装置の制御方法であって、
前記画像形成装置本体は、
シート状の画像記録媒体に画像を形成する画像形成処理を行う画像形成手段、および、
前記画像形成手段による画像形成処理位置へ前記画像記録媒体を搬送するレジストローラを有し、
前記オプション給紙装置は、
複数枚の前記画像記録媒体が収容される第1収容部、
前記第1収容部から前記画像記録媒体を1枚単位で前記レジストローラによる前記画像記録媒体の搬送位置へ繋がる第1搬送路に供給する第1給紙ローラ、および、
前記第1搬送路に供給された前記画像記録媒体を前記レジストローラによる前記搬送位置へ搬送する加減速ローラを有し、その上で、
前記加減速ローラによって搬送される前記画像記録媒体の先端が前記第1給紙ローラによる前記第1搬送路への当該画像記録媒体の供給開始時点から所定時間を経た所定時点で前記レジストローラによる搬送位置に到達するように、当該加減速ローラによる当該画像記録媒体の搬送速度を制御する制御ステップを含む、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置および画像形成装置におけるオプション給紙装置の制御方法に関し、特に、画像形成装置本体および当該画像形成装置本体に任意に装着可能なオプション給紙装置を備える、画像形成装置および画像形成装置におけるオプション給紙装置の制御方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
電子写真方式やインクジェット方式などの画像形成装置においては、複数枚の用紙に連続的に画像形成処理、つまり印刷が、行われることがある。この場合、給紙元である給紙カセットから複数枚の用紙が1枚単位で順次搬送されるが、給紙カセットからの給紙時に、当該給紙を担う給紙ローラがスリップするなどして、給紙タイミングにズレが生じ、言わば給紙遅れが生じることがある。このような給紙遅れが生じたとしても、単位時間当たりの用紙の搬送枚数、換言すれば単位時間当たりの用紙の印刷枚数であるCPM(またはPPM)を、維持することが可能な技術の一例が、特許文献1に開示されている。
【0003】
この特許文献1に開示された技術によれば、所定の用紙の給紙開始時点から当該用紙の次に搬送される次用紙の給紙開始時点までの紙間時間と、当該次用紙の給紙開始が最も遅れた場合の最遅次用紙の給紙線速度曲線と、に基づいて、当該次用紙の搬送速度を上げる加速時点が算出される。そして、算出された加速時点で、給紙中の次用紙の搬送速度が第一の給紙線速度から当該第一の給紙線速度よりも大きい第二の給紙線速度に切り替えられる。これにより、給紙遅れが生じたとしても、一定のCPMが維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-151203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、CPMは、画像形成装置の性能を表す1つの指標であり、このCPMの値が大きいほど、画像形成装置の生産性が高い。このCPMの値を上げる1つの方策として、印刷速度を上げる、いわゆるプロセス速度を上げる、という方策があるが、この方策は、画像形成装置の高コスト化(高価格化)を招く。また、別の方策として、順次搬送される各用紙の間隔、詳しくは先行する用紙の後端と当該先行用紙に続く後行の用紙の先端との間隔である紙間を、小さくする方策がある。しかしながら、この別の方策では、許容できる給紙遅れの大きさ(時間の長さ)、言わば給紙遅れマージンが、小さくなるため、搬送エラーが生じ易くなり、この搬送エラーの生じ易さを低減しようとすると、やはり画像形成装置が高コスト化する。なお、画像形成装置の生産性を意識するユーザは、大量の印刷を行うことが多く、そのために、オプション装置の1つであるオプション給紙装置を購入する傾向にある。
【0006】
そこで、本開示は、画像形成装置本体にオプション給紙装置を装着するとともに、当該オプション給紙装置を給紙元とすることで、CPMを向上させることができる、新規な画像形成装置および画像形成装置におけるオプション給紙装置の制御方法を提供することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために、本開示は、画像形成装置に係る第1の開示、および、画像形成装置におけるオプション給紙装置の制御方法に係る第2の開示を含む。
【0008】
このうちの画像形成装置に係る第1の開示は、画像形成装置本体および当該画像形成装置本体に任意に装着可能なオプション給紙装置を備える。画像形成装置本体は、画像形成手段およびレジストローラ(「ペーパストップローラ」と呼ばれることもある。)を有する。画像形成手段は、シート状の画像記録媒体に画像を形成する画像形成処理を行う。そして、レジストローラは、画像形成手段による画像形成処理位置へ画像記録媒体を搬送し、詳しくは当該画像形成処理位置へ画像記録媒体の先端を突入させるタイミングを計る。一方、オプション給紙装置は、第1収容部、第1給紙ローラおよび加減速ローラを有する。第1収容部には、複数枚の画像記録媒体が収容される。第1給紙ローラは、第1収容部から画像記録媒体を1枚単位でレジストローラによる画像記録媒体の搬送位置へ繋がる第1搬送路に供給する。そして、加減速ローラは、第1搬送路に供給された画像記録媒体をレジストローラによる搬送位置へ搬送する。さらに、本第1の開示は、制御手段を備える。この制御手段は、画像形成装置本体またはオプション給紙装置に設けられる。そして、制御手段は、加減速ローラによって搬送される画像記録媒体の先端が、第1給紙ローラによる第1搬送路への当該画像記録媒体の供給開始時点から所定時間を経た所定時点で、レジストローラによる搬送位置に到達するように、当該加減速ローラによる画像記録媒体の搬送速度を制御する。
【0009】
本第1の開示においては、さらに、第1検知手段が、備えられてもよい。この第1検知手段は、第1搬送路における加減速ローラによる画像記録媒体の搬送位置とレジストローラによる搬送位置との間の当該加減速ローラによる搬送位置寄りの位置に設けられ、当該画像記録媒体の先端を検知する。この場合、制御手段は、第1検知手段による検知結果に基づいて、加減速ローラによる搬送速度を制御してもよい。なお、第1検知手段は、画像形成装置本体またはオプション給紙装置に設けられる。
【0010】
また、本第1の開示においては、第2検知手段が、さらに備えられてもよい。この第2検知手段は、第1搬送路における第1給紙ローラによる当該第1搬送路への画像記録媒体の供給位置と加減速ローラによる画像記録媒体の搬送位置と間の位置に設けられ、当該画像記録媒体の先端を検知する。この場合、制御手段は、第2検知手段による検知結果に基づいて、加減速ローラによる搬送速度を制御してもよい。なお、第2検知手段は、オプション給紙装置に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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