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公開番号2025001388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023100929
出願日2023-06-20
発明の名称ドラム式洗濯機
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類D06F 37/28 20060101AFI20241225BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】ドアの取っ手の操作性を向上させたドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】ドア20は、ドア20の裏面側に形成されており、ドア20の前面側には露出しない取っ手21を有している。取っ手21は、ドア20を開くときにユーザが指を掛ける可動部材211を含み、可動部材211は、ドア20の外側面および裏面を形成する第1フレーム部材22に設けられた開口からドア20の裏面に露出している。可動部材211におけるドア外周側では、可動部材211の外側面と第1フレーム部材22の内側面との間に隙間G1が設けられ、隙間G1は、可動部材211が非操作位置から操作位置に移動するにつれて狭くなるものであり、可動部材211が操作位置にあるときにも0とならない隙間が確保される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
洗濯機本体の前面にドアを有するドラム式洗濯機であって、
前記ドアは、前記ドアの裏面側に形成されており、前記ドアの前面側には露出しない取っ手を有しており、
前記取っ手は、前記ドアを開くときにユーザが指を掛ける可動部材を含み、
前記可動部材は、前記ドアの外側面および裏面を形成する第1フレーム部材に設けられた開口からドアの裏面に露出しており、
前記可動部材におけるドア外周側では、前記可動部材の外側面と前記第1フレーム部材の内側面との間に第1の隙間が設けられ、
前記第1の隙間は、前記可動部材がユーザによる操作を受けていないときの非操作位置からユーザによる操作を受けているときの操作位置に移動するにつれて狭くなるものであり、前記可動部材が操作位置にあるときにも0とならない隙間が確保されることを特徴とするドラム式洗濯機。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドラム式洗濯機であって、
前記可動部材は、前記可動部材の前方側に配置される第2フレーム部材との当接によって操作位置に位置決めされることを特徴とするドラム式洗濯機。
【請求項3】
請求項1に記載のドラム式洗濯機であって、
前記可動部材が操作位置にあるときの前記第1の隙間は、4mm~10mmの範囲であることを特徴とするドラム式洗濯機。
【請求項4】
請求項1に記載のドラム式洗濯機であって、
前記ドアの厚み方向において、前記可動部材のドア外周側縁部は、非操作位置にて前記第1フレーム部材の開口縁部よりも後方側に張り出しており、操作位置にて前記第1フレーム部材の開口縁部と後方側に同程度に張り出していることを特徴とするドラム式洗濯機。
【請求項5】
請求項2に記載のドラム式洗濯機であって、
前記可動部材は、ドア外周側縁部において前方側に延び、前記ドアの円周方向における幅全体に渡って形成される脚部を有しており、脚部の先端を前記第2フレーム部材の裏面に当接させて操作位置に位置決めされることを特徴とするドラム式洗濯機。
【請求項6】
請求項5に記載のドラム式洗濯機であって、
前記脚部の先端に、ドア外周側に張り出して形成される凸状のリブが設けられており、
前記可動部材は、前記第1フレーム部材の内側面の一部であり、前記脚部と対向する壁面に、前記リブを係合させて非操作位置に位置決めされることを特徴とするドラム式洗濯機。
【請求項7】
請求項1に記載のドラム式洗濯機であって、
前記可動部材におけるドア内周側では、前記可動部材の外側面と前記第1フレーム部材の内側面との間に第2の隙間が設けられ、
前記第2の隙間は、操作位置から非操作位置に戻るにつれて狭くなるものであり、前記可動部材が非操作位置にあるときにも0とならない隙間が確保されることを特徴とするドラム式洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドラム式洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ドラム式洗濯機は、筐体の前面側に前開きのドアを有する。特許文献1には、ドアにおける取っ手をドアの前面側には露出させないことで、ドアの意匠性を高めたドラム式洗濯機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/065288号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洗濯機における蓋またはドアは、ユーザによって開閉操作されるものであり、意匠性だけでなくユーザにとって良好な操作性も求められる。特に、取っ手における操作性は重要である。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ドアの取っ手の操作性を向上させたドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示のドラム式洗濯機は、洗濯機本体の前面にドアを有するドラム式洗濯機であって、前記ドアは、前記ドアの裏面側に形成されており、前記ドアの前面側には露出しない取っ手を有しており、前記取っ手は、前記ドアを開くときにユーザが指を掛ける可動部材を含み、前記可動部材は、前記ドアの外側面および裏面を形成する第1フレーム部材に設けられた開口からドアの裏面に露出しており、前記可動部材におけるドア外周側では、前記可動部材の外側面と前記第1フレーム部材の内側面との間に第1の隙間が設けられ、前記第1の隙間は、前記可動部材がユーザによる操作を受けていないときの非操作位置からユーザによる操作を受けているときの操作位置に移動するにつれて狭くなるものであり、前記可動部材が操作位置にあるときにも0とならない隙間が確保されることを特徴とするドラム式洗濯機。
【発明の効果】
【0007】
本開示のドラム式洗濯機は、ドアの取っ手の操作性が向上するといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るドラム式洗濯機において、ドアを閉じた状態の外観を示す斜視図である。
図1のドラム式洗濯機において、ドアを開いた状態の外観を示す斜視図である。
ドアの裏面図である。
ドアにおける取っ手の断面図であり、取っ手がユーザによる操作を受けていない状態の図である。
ドアにおける取っ手の断面図であり、取っ手がユーザによる操作を受けている状態の図である。
ドアにおける透明カバーの周縁部付近の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1実施形態〕
以下、本開示のドラム式洗濯機の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1および図2は、本実施形態に係るドラム式洗濯機(以下、単に洗濯機と称する)1の外観を示す斜視図である。洗濯機1は、洗濯機本体10の前面側に、洗濯槽への洗濯物投入口を覆うための前開きのドア20を有している。図1はドア20を閉じた状態、図2はドア20を開いた状態を示している。以下の説明において、前側、後側、幅方向(左右方向)、奥行き方向(前後方向)、高さ方向等は、洗濯機1が設置された状態における方向等を意味するものとする。
【0010】
尚、本発明において、「洗濯機」とは、被洗濯物に対して洗濯等の各種処理を行う機器全般を意味する。洗濯機は、被洗濯物の処理としては、例えば、洗いや乾燥、脱臭、除菌等が挙げられる。被洗濯物は、特に限定されない。被洗濯物としては、例えば、布製品が挙げられる。被洗濯物の具体例としては、例えば、衣服、帽子、手袋等の衣類、靴、カバン、ハンカチ、タオル等の持ち物、カーテン、毛布、タオルケット、布団カバー等の寝具、カーペト、ぬいぐるみ等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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