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公開番号2025017059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119931
出願日2023-07-24
発明の名称通信装置の設置方法、および通信装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H01Q 1/22 20060101AFI20250129BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】基地局との無線通信の状態を良好にすることが可能な通信装置の設置方法および通信装置を提供する。
【解決手段】通信装置の設置方法が提供される。設置方法は、通信装置を所定の空間に配置するステップと、所定の空間を閉じるための蓋を閉めるステップと、蓋を閉じた状態における通信装置の基地局との無線通信状態を計測するステップと、を備える。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置の設置方法であって、
前記通信装置を所定の空間に配置するステップと、
前記所定の空間を閉じるための蓋を閉めるステップと、
前記蓋を閉じた状態における前記通信装置の基地局との無線通信状態を計測するステップと、を備える設置方法。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記計測の結果に基づいて、前記通信装置の基地局との無線通信状態が悪かった場合に、前記通信装置の外側に無給電素子を取り付けるステップと、
再度、前記蓋を閉じた状態における前記通信装置の基地局との無線通信状態を計測するステップと、をさらに備える請求項1に記載の設置方法。
【請求項3】
前記計測の結果を参照しながら、前記無給電素子の前記通信装置からの距離を調整するステップと、をさらに備える請求項2に記載の設置方法。
【請求項4】
前記所定の空間が、地面を掘って形成されたものである、請求項1に記載の設置方法。
【請求項5】
前記通信装置の筐体が防水構造を有しており、
当該筐体の内部に、前記無線通信状態の計測を開始する命令を受け付けるための磁力センサが搭載される、請求項1に記載の設置方法。
【請求項6】
前記筐体の内部に、前記計測の結果を前記筐体の外部に向けて表示するためのLEDが搭載される、請求項5に記載の設置方法。
【請求項7】
筐体と、
前記筐体内に配置される無線通信アンテナと、
前記筐体の外側に着脱可能に取り付けられる無給電素子と、を備える通信装置。
【請求項8】
前記無給電素子と長さが異なる第2の無給電素子をさらに備える、請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
前記筐体の外側に、前記無給電素子を固定するための部材が設けられ、
前記部材に差し込むことによって、前記無給電素子と前記筐体との距離を調整するためのスペーサをさらに備える、請求項7に記載の通信装置。
【請求項10】
前記筐体内に配置される磁力センサと、
前記筐体内に配置されるLEDと、
前記筐体内に配置される制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記磁力センサが磁力を所定時間認識すると、前記無線通信アンテナによる無線通信を試みて、基地局との無線通信状態を計測して、当該計測の結果に基づいて前記LEDを発光させる、請求項7に記載の通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検針メータなどの対象物に後付け可能な通信装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、住宅やオフィスなどには、水道などの使用量を測定するための検針用メータが取り付けられている。
【0003】
また、無線通信に無給電素子を利用する技術が知られている。たとえば、特開平08-195609号公報(特許文献1)には、携帯無線機内蔵逆Fアンテナが開示されている。特許文献1によると、平行する二つの導体板を備えた携帯無線機内蔵逆Fアンテナにおいて、この二つの導体板と平行する携帯無線機の樹脂ケース面に金属層を形成して無給電導体素子とする。この無給電素子がアンテナの複共振を誘起し、広い帯域幅でVSWRの値が低下するので、アンテナの構成を小型化しても充分なアンテナ特性を確保できる。電波の放射は無給電素子の方向に指向性を持つ。このアンテナを携帯無線機に組込むとき、無給電素子の配置位置が携帯無線機を操作する人体の反対側となるように構成することにより、人体による悪影響を受けずに電波の大きな放射を行なうことができ、アンテナによる人体のハザートを防ぐことができる。
【0004】
また、特開平07-022832号公報(特許文献2)には、アンテナ装置が開示されている。特許文献2によると、アンテナ装置を逆Fアンテナと、この逆Fアンテナと共振周波数が同一又は僅かに異なる4分の1波長マイクロストリップ型の無給電素子とで構成し、上記無給電素子をその開放端が上記逆Fアンテナの一辺に、平行でかつ近接するように配設した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平08-195609号公報
特開平07-022832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、基地局との無線通信の状態を良好にすることが可能な通信装置の設置方法および通信装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明のある態様に従うと、通信装置の設置方法が提供される。設置方法は、通信装置を所定の空間に配置するステップと、所定の空間を閉じるための蓋を閉めるステップと、蓋を閉じた状態における通信装置の基地局との無線通信状態を計測するステップと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
以上のように、本発明によれば、基地局との無線通信の状態を良好にすることが可能な通信装置の設置方法および通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態にかかるネットワークシステムの全体構成を示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかる水道メータBOXの外観を示す斜視図である。
第1の実施の形態にかかる水道メータBOXの内側を示す斜視図である。
第1の実施の形態にかかる通信装置を結束バンドで水道メータに固定した状態の水道メータBOXの内側を示す斜視図である。
第1の実施の形態にかかる通信装置を結束バンドで水道メータに固定した状態を示す正面図である。
第1の実施の形態にかかる通信装置を結束バンドで水道メータに固定した状態を示す平面図である。
第1の実施の形態にかかる通信端末の、主に無給電素子の取り付け構成を示すための、正面断面図である。
第1の実施の形態にかかる通信端末の、主に無給電素子の取り付け構成を示すための、上面図である。
第1の実施の形態にかかる通信装置の主要な機能を示すブロック図である。
第1の実施の形態にかかる対応関係データを示す表である。
第1の実施の形態にかかる通信端末の磁気スイッチによる運転モードの切替を示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかる通信装置の設置方法を示すフローチャートである。
第2の実施の形態にかかる対応関係データを示す表である。
第2の実施の形態にかかる通信装置の設置方法を示すフローチャートである。
第6の実施の形態にかかる通信装置の設置方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
(【0011】以降は省略されています)

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