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公開番号
2025029704
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134483
出願日
2023-08-22
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250228BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナーカートリッジの内壁の付着トナーを解消する。
【解決手段】画像形成装置は、駆動源からの駆動力をトナーカートリッジの回転部材に伝達する駆動伝達部と、トナーカートリッジに振動を付与する振動付与部とを有する。振動付与部は駆動伝達部に接続されて変位可能に備えられている。駆動伝達部が、複数のトナーカートリッジのうち第1のトナーカートリッジの回転部材に駆動力を伝達するとき、振動付与部は、第1のトナーカートリッジに隣り合う第2のトナーカートリッジに対して振動を付与する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
隣り合う複数のトナーカートリッジと、
それぞれの前記トナーカートリッジ内に回転可能に配設された回転部材と、
前記回転部材を回転駆動する駆動源と、
前記駆動源からの駆動力を前記回転部材に伝達する駆動伝達部と、
前記トナーカートリッジに振動を付与する振動付与部とを有する画像形成装置であって、
前記振動付与部は前記駆動伝達部に接続されて変位可能に備えられ、
前記駆動伝達部が、複数の前記トナーカートリッジのうち第1のトナーカートリッジの前記回転部材に駆動力を伝達するとき、前記振動付与部は前記第1のトナーカートリッジに隣り合う第2のトナーカートリッジに対して振動を付与するように設けられたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記駆動伝達部は、
前記第1のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとともに、前記第2のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させないように、駆動力を伝達することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記駆動伝達部は、
前記第1のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとき、前記第1のトナーカートリッジに振動を付与しないように前記振動付与部を変位させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記駆動伝達部は、
前記第1のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとともに、前記第2のトナーカートリッジに振動を付与するように前記振動付与部を変位させる駆動力の伝達と、
前記第2のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとともに、前記第1のトナーカートリッジに振動を付与するように前記振動付与部を変位させる駆動力の伝達とを切り替える切替え部を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置において、
前記切替え部は、前記回転部材の回転軸心と直交する方向に移動可能に設けられた移動ギアを備え、
前記移動ギアは、前記駆動源の正転駆動時には前記第1のトナーカートリッジの前記回転部材に駆動力を伝達する第1方向に移動し、前記駆動源の逆転駆動時には前記第2のトナーカートリッジの前記回転部材に駆動力を伝達する第2方向に移動することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置において、
前記振動付与部は、
前記駆動伝達部に接続され、前記第1のトナーカートリッジに対して離接可能に備えられて前記第1のトナーカートリッジに当接することで振動を付与する第1傾動部材と、
前記駆動伝達部に接続され、前記第2のトナーカートリッジに対して離接可能に備えられて前記第2のトナーカートリッジに当接することで振動を付与する第2傾動部材とを有し、
前記移動ギアが前記第1方向に移動するとき、前記第2傾動部材により前記第2のトナーカートリッジに振動が付与され、
前記移動ギアが前記第2方向に移動するとき、前記第1傾動部材により前記第1のトナーカートリッジに振動が付与されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項5に記載の画像形成装置において、
複数の前記トナーカートリッジは、それぞれ前記回転部材の回転軸心と直交する所定の振動方向に移動可能に支持されており、
前記振動付与部は、前記トナーカートリッジを保持する保持部と、前記保持部と前記駆動伝達部との間に設けられて前記保持部を前記振動方向に動かす揺動部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置において、
前記振動付与部は、
前記第1のトナーカートリッジを保持する前記保持部を動かす第1揺動部、または前記第2のトナーカートリッジを保持する前記保持部を動かす第2揺動部のうち、いずれか一方を動かすように設けられ、
前記移動ギアが前記第1方向に移動するとき、前記第2揺動部を動かして前記第2のトナーカートリッジに振動を付与し、
前記移動ギアが前記第2方向に移動するとき、前記第1揺動部を動かして前記第1のトナーカートリッジに振動を付与することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項8に記載の画像形成装置において、
前記第1揺動部および前記第2揺動部は、前記駆動伝達部から伝達される駆動力により移動するアーム部材をそれぞれ備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1つの請求項に記載の画像形成装置において、
複数の前記トナーカートリッジがそれぞれ着脱可能であることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
トナーを使用する画像形成装置では、トナー補給の際に飛散が生じないように容器状のトナーカートリッジによってトナーを補給する方法がとられる。使用過程ではトナーの流動性が徐々に変化するなどして、トナー凝集を生じやすくなったり、トナーカートリッジの内壁にトナーが付着して残留しやすくなったりすることがある。
【0003】
例えば特許文献1には、所定方向に回転してトナーを供給するトナー容器の外周面に凹部を設け、回転に伴って凹部に嵌まり込む突起部によりトナー容器を振動させて、トナー容器の内壁に付着したトナーを剥がすことが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-20222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像形成装置のトナー残量を管理する方法として、トナーカートリッジ内に設けられた搬送部材の回転回数に基づいて判定する方法がある。その場合、トナーカートリッジを振動させていることで搬送部材の回転回数に対するトナー残量の判定にばらつきを生じるおそれがあり、トナーカートリッジの交換タイミングを誤判断するおそれがある。
【0006】
本開示は、トナーカートリッジの内壁にトナーが付着したまま残留することを抑制し得る画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の解決手段は、隣り合う複数のトナーカートリッジと、それぞれの前記トナーカートリッジ内に回転可能に配設された回転部材と、前記回転部材を回転駆動する駆動源と、前記駆動源からの駆動力を前記回転部材に伝達する駆動伝達部と、前記トナーカートリッジに振動を付与する振動付与部とを有する画像形成装置であって、前記振動付与部は前記駆動伝達部に接続されて変位可能に備えられ、前記駆動伝達部が、複数の前記トナーカートリッジのうち第1のトナーカートリッジの前記回転部材に駆動力を伝達するとき、前記振動付与部は前記第1のトナーカートリッジに隣り合う第2のトナーカートリッジに対して振動を付与するように設けられたことを特徴としている。
【0008】
また、前記駆動伝達部は、前記第1のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとともに、前記第2のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させないように、駆動力を伝達することが好ましい。
【0009】
また、前記駆動伝達部は、前記第1のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとき、前記第1のトナーカートリッジに振動を付与しないように前記振動付与部を変位させることが好ましい。
【0010】
また、前記駆動伝達部は、前記第1のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとともに、前記第2のトナーカートリッジに振動を付与するように前記振動付与部を変位させる駆動力の伝達と、前記第2のトナーカートリッジの前記回転部材を回転させるとともに、前記第1のトナーカートリッジに振動を付与するように前記振動付与部を変位させる駆動力の伝達とを切り替える切替え部を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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