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公開番号2025029615
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134300
出願日2023-08-22
発明の名称掃除機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類A47L 9/10 20060101AFI20250228BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】集塵パックに多くの塵芥を集塵することができる掃除機を提供する。
【解決手段】掃除機は、塵芥を吸引する吸引機構と、前記塵芥を集塵する集塵パックと、互いに異なる複数の吸引力をそれぞれ有する複数のモードからモードが選択された場合に、前記吸引機構に前記モードが有する吸引力で前記塵芥を吸引させ、前記集塵パックに集塵された集塵済塵芥の量が設定量に達したことを検知したときに、前記吸引機構に前記吸引力より強い強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記吸引力で前記塵芥を吸引させる制御部と、を備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
塵芥を吸引する吸引機構と、
前記塵芥を集塵する集塵パックと、
互いに異なる複数の吸引力をそれぞれ有する複数のモードからモードが選択された場合に、前記吸引機構に前記モードが有する吸引力で前記塵芥を吸引させ、前記集塵パックに集塵された集塵済塵芥の量が設定量に達したことを検知したときに、前記吸引機構に前記吸引力より強い強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記吸引力で前記塵芥を吸引させる制御部と、
を備える掃除機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記モードは、第1のモードであり、
前記吸引力は、第1の吸引力であり、
前記制御部は、前記複数のモードから前記第1の吸引力より強い第2の吸引力を有する第2のモードが選択された場合に、前記吸引機構に前記第2の吸引力で前記塵芥を吸引させ、前記量が前記設定量に達したことを検知したときに、前記吸引機構に前記第2の吸引力で前記塵芥を吸引することを継続させる
請求項1に記載の掃除機。
【請求項3】
前記設定量は、満量である
請求項1又は2に記載の掃除機。
【請求項4】
前記制御部は、前記量が前記設定量に達したことを検知した場合に、前記吸引機構に前記強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記塵芥を吸引することを停止させる
請求項3に記載の掃除機。
【請求項5】
前記強吸引力は、前記制御部が前記吸引機構に前記塵芥を吸引させることができる最も強い吸引力である
請求項4に記載の掃除機。
【請求項6】
前記強吸引力は、前記複数の吸引力に含まれる最も強い吸引力である
請求項5に記載の掃除機。
【請求項7】
操作部を備え、
前記制御部は、
前記操作部に対して行われた操作に応じて、前記量が前記設定量に達したことを検知した場合に、前記吸引機構に前記強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記吸引力で前記塵芥を吸引させる制御を行う状態と、前記制御を行わない状態と、の切り替えを行う
請求項1又は2に記載の掃除機。
【請求項8】
報知部を備え、
前記制御部は、前記量が前記設定量に達したことを検知した場合に、前記吸引機構に前記強吸引力で前記塵芥を吸引させることを促す報知を前記報知部に行わせる
請求項3に記載の掃除機。
【請求項9】
前記制御部は、前記量が互いに異なる複数の設定量の各々に達したことを検知した場合に、前記吸引機構に前記強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記吸引力で前記塵芥を吸引させる
請求項1又は2に記載の掃除機。
【請求項10】
塵芥を吸引する吸引機構と、
前記塵芥を集塵する集塵パックと、
互いに異なる複数の吸引力をそれぞれ有する複数のモードからモードが選択された場合に、前記吸引機構に前記モードが有する吸引力で前記塵芥を吸引させ、前記集塵パックに集塵された集塵済塵芥の量が設定量に達したことを検知したときに、前記吸引機構に前記吸引力より強い強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記塵芥を吸引することを停止させる制御部と、
を備える掃除機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、掃除機に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電気掃除機を開示する。当該電気掃除機においては、電動送風機が、吸込口から外気を吸気させ、吸気させた外気を排気口から排気させる。また、紙パックが、空気とともに吸引された塵芥を空気から分離する。また、制御手段が、電動送風機への入力電力が互いに異なる「強」、「中」及び「弱」の3つの動作モードのうち選択された動作モードで電動送風機を制御する。制御手段は、「弱」が選択された状態で電動送風機を停止状態から起動させる場合のみ、定格入力電力100Wより高い入力電力500Wで2秒程度電動送風機を制御する。これにより、紙パックのパック部を的確かつ十分に効率良く膨らませることができる(段落0017-0021及び0033)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-355208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された電気掃除機においては、「弱」が選択された状態では、電動送風機の風量が弱い。このため、紙パックに集塵された塵芥が密集させられずに散在し、紙パックが本来集塵することができる集塵量の塵芥を集塵することができない。このため、消耗品である紙パックが無駄に消費される。
【0005】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、集塵パックに多くの塵芥を集塵することができる掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様の掃除機は、塵芥を吸引する吸引機構と、前記塵芥を集塵する集塵パックと、互いに異なる複数の吸引力をそれぞれ有する複数のモードからモードが選択された場合に、前記吸引機構に前記モードが有する吸引力で前記塵芥を吸引させ、前記集塵パックに集塵された集塵済塵芥の量が設定量に達したことを検知したときに、前記吸引機構に前記吸引力より強い強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記吸引力で前記塵芥を吸引させる制御部と、を備える。
【0007】
本開示の第2の態様の掃除機は、塵芥を吸引する吸引機構と、前記塵芥を集塵する集塵パックと、互いに異なる複数の吸引力をそれぞれ有する複数のモードからモードが選択された場合に、前記吸引機構に前記モードが有する吸引力で前記塵芥を吸引させ、前記集塵パックに集塵された集塵済塵芥の量が設定量に達したことを検知したときに、前記吸引機構に前記吸引力より強い強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記塵芥を吸引することを停止させる制御部と、を備える。
【0008】
本開示の第3の態様の掃除機は、塵芥を吸引する吸引機構と、前記塵芥を集塵する集塵パックと、互いに異なる複数の吸引力をそれぞれ有する複数のモードからモードが選択された場合に、前記吸引機構に前記モードが有する吸引力で前記塵芥を吸引させ、前記吸引機構に前記吸引力で前記塵芥を吸引させた時間が設定時間に達したときに、前記吸引機構に前記吸引力より強い強吸引力で前記塵芥を吸引させた後に前記吸引機構に前記吸引力で前記塵芥を吸引させる制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の掃除機を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の掃除機の、集塵パックがセットされていない状態を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる吸引/排出部及びバッテリーを模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる集塵部を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる集塵部を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる集塵パックを模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる集塵部の、ロック機構の付近を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる集塵部の、ロック機構の付近を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる集塵部の、ロック機構の付近を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる集塵部の、塵芥を集塵した集塵パックを廃棄中の状態を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の掃除機の制御系のブロック図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、自動モードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第1実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、フルパワーモードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、自動モードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第2実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、フルパワーモードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第2実施形態の掃除機に備えられる制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第3実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、自動モードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第3実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、フルパワーモードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第3実施形態の掃除機に備えられる制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第4実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、自動モードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第4実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、フルパワーモードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第4実施形態の掃除機に備えられる制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第5実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、フルパワーモードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフを含む図である。
第6実施形態の掃除機に備えられる制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第7実施形態の掃除機に備えられる吸引機構の、自動モードが選択された場合の吸引力の時間変化を示すグラフである。
第7実施形態の掃除機に備えられる制御部により行われる、集塵パックが集塵することができる塵芥の量を増やすための処理の流れを示すフローチャートである。
第8実施形態の掃除機の制御系のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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