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公開番号2024162630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078343
出願日2023-05-11
発明の名称椅子
出願人ビーム有限会社
代理人個人
主分類A47C 7/40 20060101AFI20241114BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】本発明は、長時間あるいは長期間座っていたとしても、両肺の下部に接する背中の筋肉が圧迫されないため呼吸時における肺の膨張を妨げず、もって肺機能を維持することで肺機能の低下を抑制し、ひいては肺機能の回復を助けることにつながる呼吸による両肺下部の膨らみ易さ保持を確保できる椅子を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、座面と、座面を保持する複数本の脚と、座面の背面から立ち上がる背もたれ部を有する椅子であり、前記背もたれ部は上部背もたれ部と下部背もたれ部により構成され、前記両背もたれ部の間には腰掛けた人の呼吸時における肺下部の膨出を妨げない膨出開放部が設けられたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
座面と、座面を保持する複数本の脚と、座面の背面から立ち上がる背もたれ部を有する椅子であり、前記背もたれ部は、上部背もたれ部と下部背もたれ部により構成され、前記両背もたれ部の間には、腰掛けた人の呼吸時における肺下部の膨出を妨げない膨出開放部が設けられた、
ことを特徴とする椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、呼吸による両肺下部の膨らみ易さ保持を確保することにより、例えば患者、病人、療養中の人や介護を受ける人の肺機能の回復を無理なくサポートできる呼吸による両肺下部の膨らみ易さ保持を確保できる椅子に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
患者、病人、療養中の人並びに介護を受ける人は、特に昼間、複数の理由で、常に布団に横になっているのではなく、できる限り座っていることを医師、看護師や介護人から求められる。
これは、患者、病人、療養中の人や介護を受ける人が、特に仰向けで寝ると両肺の下部が心臓など内臓の重みで圧迫され続け、膨らみ難くなり、さらにこの状況が長時間あるいは長期間にわたると両肺の下部に接する背中の筋肉も圧迫され続け、固くなってしまう。
【0003】
健常者が深呼吸すると、背中側の一番下の肋骨と下から2番目の肋骨の間が大きく広がり、両肺の下部がその隙間に入り込むようにして膨らむが、これは深呼吸をしている人の背中に手を当てることで容易に確認ができる。両肺下部が膨らもうとする辺りの背中の筋肉が固くなると、背中の肋骨の広がりがなくなり、その結果、両肺下部は膨らむための空間がなくなり、膨らむことが出来ず、肺機能の低下をまねいてしまう。
【0004】
肺機能が低下すると少しの運動でも息苦しさや息切れを覚え、生活をする上での活動力の低下に直結することとなる。このことから、患者、病人、療養中の人や介護を受ける人にとって、両肺下部の膨らみ易さ保持の確保は、極めて重要な事項なのである。
しかるに、患者、病人、療養中の人や介護を受ける人が長く座った状態で両肺下部の膨らみ易さ保持の確保するためには、両肺の下部に接する背中の筋肉が背もたれに当たって圧迫されることのない椅子を用意することが極めて好ましい。
【0005】
しかしながら、市場には椅子の種類は豊富にはあるが、両肺の下部が当たらないよう設計された椅子は、一部背もたれが腰部分のものを除き、皆無といって良い。また、例えば介護士が薦める肘付き椅子は、患者や介護を受ける人が座ったり、立ち上がったりするにはとても良いが、両肺の下部については何ら配慮がなされていない。
患者のための椅子と云うポスチャーサポートチェアもあるが、脊椎体圧分散を目的とした主に腰痛などのためのものであり、このポスチャーサポートチェアも両肺の下部については配慮がなされていないものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開昭62-109568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記従来の課題を解決するために創案されたものであって、長時間あるいは長期間座っていたとしても、両肺の下部に接する背中の筋肉が圧迫されないため呼吸時における肺の膨張を妨げず、もって肺機能を維持することで肺機能の低下を抑制し、ひいては肺機能の回復を助けることにつながる呼吸による両肺下部の膨らみ易さ保持を確保できる椅子を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
座面と、座面を保持する複数本の脚と、座面の背面から立ち上がる背もたれ部を有する椅子であり、前記背もたれ部は、上部背もたれ部と下部背もたれ部により構成され、前記両背もたれ部の間には、腰掛けた人の呼吸時における肺下部の膨出を妨げない膨出開放部が設けられた、
ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の呼吸による両肺下部の膨らみ易さ保持を確保できる椅子であれば、長時間あるいは長期間座っていたとしても、両肺の下部に接する背中の筋肉が圧迫されないため呼吸時における肺の膨張を妨げず、もって肺機能を維持することで肺機能の低下を抑制し、ひいては肺機能の回復を助けることにつながるとの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明による椅子の構成を説明する正面図及び側面図である。
本発明による椅子の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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